ミステリー

ミステリ(推理小説)のサブジャンルを解説!ミステリにも様々な魅力がある

ミステリと一口にいっても、その中でかなり細分化されています。

どのようなサブジャンルがあるかを知ることで、自分好みの作品、作家を探すのに役立ちます。

この記事では、ミステリのサブジャンルについて解説します。

サブジャンルは多岐にわたっているので、もし知りたいサブジャンルが決まっていれば目次がジャンプしてください。

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ミステリのサブジャンル

ア行

安楽椅子探偵

謎を解く探偵が犯行現場に赴くことなく、与えられた情報だけで謎を解く作品、あるいは謎を解いた探偵のことをいいます。

知人から相談を受け、その場で謎を解いてしまうなどはこのパターンに該当します。

イヤミス

読むと嫌な気分になるミステリのこと。

イヤミス作品を数多く執筆している有名な作家として湊かなえさん、真梨幸子さんなどが挙げられます。

SFミステリ

SF(サイエンス・フィクション)作品において、僕らが常識と考える世界とは全く異なるルールで成立しているケースが多いです。

しかしルールは明確にあるので、その中で推理することで新たな魅力が生まれます。

分かりやすいところでロボットなどが登場するSFがあります。

人間に危害を加えない、などのルールを盛り込んだロボット三原則を利用したミステリなどかなり面白いです。

オカルトミステリ

人智を超えた、超能力などが当たり前に登場するオカルト作品。

そこにミステリが加わることで、通常であれば論理的な思考で問題を解決するところを、オカルトパワーで解決するなどの強引な手段をとることができます。

ミステリ好きでも賛否が分かれるサブジャンルですが、難しい理屈を考えなくても良いケースもあるので、ミステリ初心者にはとっかかりの良いサブジャンルでもあります。

カ行

奇妙な味

推理小説であるものの、推理に主眼を置かず、読後も何ともいえない奇妙な後味を残す作品のことを指します。

SFなどのサブジャンルに分類されるものは『奇妙な味』に分類されないので、その特異性が分かると思います。

今では下火になったサブジャンルで、正直僕はこの手の作品を読んだことがありません。

警察小説

警察官が主人公の小説。

警察官というと正義の味方というイメージを持つ人もいると思いますが、大抵この類の小説では警察の腐敗した内情を見せつけられます。

どっちが犯罪者か。

それくらい警察は強烈で、それが癖になります。

最近だと柚月裕子さんの『孤狼の血』シリーズは至高でした。

コージー・ミステリ

ハードボイルドの反義語で、暴力的表現などを極力排除した作品。

探偵役が警察官、私立探偵などではなく素人であるなどの特徴もあります。

日常的なミステリと捉えてもらえれば分かりやすいでしょうか。

サ行

サスペンス

サスペンスは不安感、緊迫感を重視しています。

個人的にミステリとサスペンスの線引きはかなり難しく感じますが、捜査する過程で探偵側に危機が迫ったりするなど緊張感が強い作品はサスペンスといえると思います。

時代ミステリ

過去の時代を舞台にしたミステリ。

完全なフィクションもあれば、探偵役や犯人役が史実上の人物ということもあり、歴史を何となくかじっている人だとかなり楽しめます。

社会派ミステリ

社会性のある題材を用いたミステリで、リアリティが重視されます。

フィクションとして楽しむだけでなく、現代における問題が提示され、自分のこれからのあり方について考えさせられることが多いです。

単純な娯楽と捉えるとやや重たいですが、自分が住んでいる世界において知っておいた方が良い話題も多く取り上げられていて、定期的に名作が生れている印象があります。

新本格ミステリ

日本では論理的な謎解きを中心にしたミステリを本格と呼んでいますが、時代の流れの中で勢いを失う時期がありました。

そんな中で島田荘司さんが1981年に『占星術殺人事件』でデビューして本格ミステリの書き手として注目されると、本格ミステリの新人発掘に乗り出します。

その結果、1987年に綾辻行人さんが『十角館の殺人』でデビューし、その後も有望な作家が後に続きます。

綾辻さん以降の本格ミステリ作家、あるいは作品を総称して『新本格』といいます

ただし、時代を経るにつれて若い人にとって新しい存在ではなくなってきたという問題があります。

そこで新たな世代として『新・新本格ミステリ』なんて言葉も言われるようになり、今村昌弘さんの『屍人荘の殺人』がその目玉だと有栖川有栖さんは言及しています。

スパイ小説

スパイ活動が主軸におかれた作品。

ハードボイルド、警察小説などといったサブジャンルと被る、あるいは内包することもあります。

ミステリ要素は作品によって濃淡が分かれ、ミステリが薄めだとアクションなどの要素が強いイメージです。

青春ミステリ

日本で人気のあるサブジャンルです。

大体主要人物が中学生、あるいは高校生で、そこにミステリが絡み合ってきます。

学生ということで人の死なない事件も多いので、血生臭い事件が苦手という人にもオススメです。

僕は青春ミステリというと米澤穂信さんがパッと浮かびます。

タ行

トラベル・ミステリ

有名な観光地が舞台、など旅要素を含んだミステリのことをいいます。

ミステリはもちろんのこと、自分の行ったことのない土地自体を楽しめるので、僕は旅行気分を味わいたい時によく読みます。

特に海外が舞台だとワクワクが止まらず、有名どころだとアガサ・クリスティーがこの類の作品を多く残しています。

ナ行

日常の謎

日常生活の中で起こる不思議な謎を解き明かすことを主眼においた作品。

大抵大した事件性はないので、警察は登場しません。

ここに学生が絡んでくると青春ミステリに分類されることが多いです。

ハ行

ハードボイルド

元々はゆで卵などが固く茹でられた状態を指します。

それがミステリにおいては何事にも流されない、冷酷非道、精神的・肉体的に強靭などを意味するようになり、ミステリにおけるサブジャンルの一つとなりました。

バカミス

『バカバカしさを重視したミステリ』あるいは『そんなバカな!と驚くようなミステリ』。

基本的に突拍子もない結末が用意されているので、リアリティを重視する人とは相性が悪いかもしれません。

僕はあまりこの手の作品が思い浮かびませんが、蘇部健一さんの『六枚のとんかつ』はかなり馬鹿馬鹿しく面白かったです。

パズル・ミステリ

暗号やパズルなどの謎解きが重視されたミステリのこと。

ストーリー性が薄いためどうしても長編では成立しづらく、そのせいか短編が多いです。

犯罪者視点

文字通り、犯行を起こす側を描いた作品。

その内面を描くことで犯行に至るまでの過程が分かり、犯罪者側に読者が感情移入しやすいという特徴があります。

ファンタジーミステリ

現実とは異なるルールで成立している世界などを舞台にしたミステリのことをいいます。

SFミステリとも被る点もあり、その世界におけるルール内で犯行が行われているため、読者でもちゃんと推理できるのでご安心ください。

このサブジャンルだと、米澤穂信さんの『折れた竜骨』がパッと思い浮かびます。

法廷推理小説

法廷が舞台のミステリ。

この場合、主人公は検事、弁護士などのケースが多いです。

最近だと『リーガル・サスペンス』という言い方で紹介されることが多くあります。

柚月裕子さんの佐方貞人シリーズはまさにこれで、本当にオススメです。

ホラーミステリ

ホラーは恐怖をメインにしています。

そこにミステリ要素が合わさることで、ただの超常現象で終わらない論理的な作品に仕上がっています。

本格ミステリ

『新本格ミステリ』の項目でも言及しましたが、ミステリの中で謎解き、トリック、探偵の活躍などがメインテーマとなる作品のことをいいます。

これは日本独自の概念で、どの作品が本格ミステリなのかは人によって意見が分かれることがあり、意味が多様化している現在ではその線引きが曖昧になっています。

ラ行

歴史ミステリ

歴史上の謎に対して、現代からアプローチした作品。

実際にある謎を取り扱うものもあれば、完全にフィクションなものもあります。

前者では膨大な知識量が著者に求められるため、クオリティがけっこう分かれる印象があります。

個人的には原田マハさんの美術ミステリはここに当てはめて差し支えないと思います。

おわりに

ここで取り扱ったサブジャンル全てを知っておく必要はありません。

僕は半分近くは代表作が思いつかず、線引きはけっこう曖昧です。

ただサブジャンルを知っておくことで自分の好みの作品を見つける手助けになりますので、まずは好みのサブジャンルから読み始め、そこから同じ著者の作品、あるいはネットショッピングでオススメにでてくる作品に挑戦してもらえればと思います。

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