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【2020年版】どんでん返しがたまらないおすすめ小説ベスト10!

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『どんでん返し』という言葉をご存知でしょうか。

話や形勢、立場などが正反対にひっくり返って逆転する時に用いられる言葉で、小説においてこれが鮮やかなに決まるとこれ以上のない快感を得ることができます。

そこでこの記事では、様々なジャンルの小説から特にどんでん返しが見所となっている作品を十作品ご紹介したいと思います。

ちなみに、ご紹介する順番はおすすめ順ではありません。

自分の好きなジャンルや印象から選んでいただければ幸いです。

① 葉桜の季節に君を想うということ

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。

【「BOOK」データベースより】

様々な賞を受賞したミステリー作品で、最後にこれまで自分が信じてきたものが塗り替えられていくところは圧巻です。

タイトルからは恋愛小説を連想させますが、内容のほとんどはハードボイルド。

しかし、最後にタイトルの意味が分かり、タイトルはこれしかないと思わず頷いてしまいました

レビューを見ていると賛否両論なので、人を選ぶことは間違いありません。

冷静に考えると無理があるし、読者に対してフェアでない、生理的に受け付けないなどの声があるのも事実なので、細かい点まで気になる方は要検討です。

あと、レビューに本書の肝となるネタバレが多く見受けられるので、読了まで見るのは避けた方が良いと思います

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② 向日葵の咲かない夏

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夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。

【「BOOK」データベースより】

表紙とタイトルから爽やかな夏の物語を連想しがちですが、実際は真逆で、陰湿で現実なのか幻想なのか区別のつかない違和感が常につきまといます。

設定からして何でもありで、現実とはかけ離れた世界が広がります。

それを読ませるだけの力が本書にはありますが、こういうものと割り切れないと楽しめないかもしれません。

途中までは事件の真相を探すミステリーですが、途中からはホラーやサイコのような不気味さがあり、夏という季節がいい具合にその部分を盛り上げてくれます。

気持ち悪いと分かっていながらも、つい何度も読み返してしまう

そんな癖になる作品です。

③ イニシエーション・ラブ

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僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

【「BOOK」データベースより】

映像化できないと思われていたにも関わらず、映画化されたことでさらに有名になった本書。

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タイトルにある通り、恋愛がテーマになった作品で、80年代の雰囲気を懐かしいと思う読者も多い単なる良作です。

しかし、作中には至るところにちょっとした違和感の種がばらまかれていて、何か腑に落ちないと思いながらも読み進める。

そして、最後の2行でその違和感が正しかったことが証明されるようなどんでん返しになっていて、微笑ましかった恋愛が一変します

80年代を経験していない若い世代からすればピンとこないことも多いと思いますが、それでも一読の価値がある名作です。

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④ リバース

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講談社
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深瀬和久は平凡なサラリーマン。自宅の近所にある“クローバー・コーヒー”に通うことが唯一の楽しみだ。そんな穏やかな生活が、越智美穂子との出会いにより華やぎ始める。ある日、彼女のもとへ『深瀬和久は人殺しだ』と書かれた告発文が届く。深瀬は懊悩する。遂にあのことを打ち明ける時がきたのか―と。

【「BOOK」データベースより】

『イヤミスの女王』として数々の名作を世に送り出してきた湊かなえさんの作品です。

タイトルにある通り、最後に事実だと思っていたことがリバース(裏返る)します

この衝撃はすさまじく、自分が主人公の立場だったらと何度も考えてしまいました。

一方で、主人公の性格が暗いせいか、全体的に重苦しい雰囲気が漂うため、合わない人もそれなりにいるだろうと予想されます。

しかし、リバースする瞬間は展開が読めていても鳥肌ものなので、最後までお付き合いいただければと思います。

⑤ 『アリス・ミラー城』殺人事件

鏡の向こうに足を踏み入れた途端、チェス盤のような空間に入り込む―『鏡の国のアリス』の世界を思わせる「アリス・ミラー城」。ここに集まった探偵たちが、チェスの駒のように次々と殺されていく。誰が、なぜ、どうやって?全てが信じられなくなる恐怖を超えられるのは…。古典名作に挑むミステリ。

【「BOOK」データベースより】

孤島に集められた探偵たち。

チェスの駒に見立てられて次々に殺害され、やがて探偵はいなくなってしまう。

古典ミステリーの名作『そして誰もいなくなった』のオマージュであり、このミステリーの王道ともいえる雰囲気はミステリー好きであればたまらないはずです。

さらに『不思議の国のアリス』、『鏡の国のアリス』をモチーフにした部分もあり、これが推理をする上でのヒントになります。

犯人について、ここにどんでん返しが仕込まれていますが、レビューを見るとこちらも賛否両論が分かれています。

確かに作中で与えられたヒントだけで犯人を当てるのはかなり難しいことですが、かすか

な違和感を逃さなければ不可能な話ではありません。

ぜひあなたも探偵になったつもりで、この事件に挑戦してみてください。

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⑥ ハサミ男

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美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。

【「BOOK」データベースより】

おすすめミステリーとしてよく紹介される本書。

殺人鬼・ハサミ男の視点からハサミ男の犯行を模倣した犯人を追う形式は斬新ですが、その正体にこそどんでん返しが隠されています

いかに普段、自分の頭で勝手にイメージを作り上げているのかがよく分かります。

もちろん、注意してみればその正体を事前に掴めるヒントが散りばめられているので、ハサミ男とそうでない視点の両方を注意深く見てみてください。

どちらかというといつも騙される僕ですが、本書の仕掛けは途中で読めたので、もしかしたらそこまで難しくないかもしれません。

⑦ 殺戮にいたる病

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東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるシリアルキラーが出現した。くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇、平凡な中流家庭の孕む病理を鮮烈無比に抉る問題作!衝撃のミステリが新装版として再降臨!

【「BOOK」データベースより】

こちらもミステリーを代表する名作で、叙述トリックが目玉になっています。

はじめて読んだ時、あまりのどんでん返しに理解が追いつかず、考察サイトを巡ってようやく理解できたほどの衝撃でした。

賛否両論が多いどんでん返し作品の中で、比較的納得のいくトリックなので、モヤモヤしたくない人にもぜひ読んでほしい作品です

ただし、殺害シーンがかなりグロテスクなので、そういったシーンが苦手な方はよく考えてから読んでください

⑧ 名前探しの放課後

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上巻

依田いつかが最初に感じた違和感は撤去されたはずの看板だった。「俺、もしかして過去に戻された?」動揺する中で浮かぶ一つの記憶。いつかは高校のクラスメートの坂崎あすなに相談を持ちかける。「今から俺たちの同級生が自殺する。でもそれが誰なのか思い出せないんだ」二人はその「誰か」を探し始める。

【「BOOK」データベースより】

下巻

坂崎あすなは、自殺してしまう「誰か」を依田いつかとともに探し続ける。ある日、あすなは自分の死亡記事を書き続ける河野という男子生徒に出会う。彼はクラスでいじめに遭っているらしい。見えない動機を抱える同級生。全員が容疑者だ。「俺がいた未来すごく暗かったんだ」二人はXデーを回避できるのか。

【「BOOK」データベースより】

辻村深月さんの得意とする青春×ミステリーが見事に融合した作品で、初期の集大成ともいえる仕上がりになっています。

上下巻でかなりページ数が多く、どんでん返しがくるまでかなり待たされるので、できれば辛抱強く付き合ってもらえればと思います。

意外などんでん返し、そしてそこからもたらされる感動は青春そのもので、今回ご紹介したものの中で一番爽やかな読了感を得られます

あと、辻村ファンにはおいしいおまけもあります。

ただし、どんでん返しに関して『ぼくのメジャースプーン』を読んでいないと置いてけぼりを喰らうこと間違いなしなので、可能であれば『ぼくのメジャースプーン』を読んでから挑戦してみてください

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⑨ アヒルと鴨とコインロッカー

引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。

【「BOOK」データベースより】

とても独特なタイトルで、過去と未来を行き来しながら進行する物語は本当に先が読めません。

伊坂さんの作品に共通していえることですが、パズルのように散りばめられたピースが次第にはまり出すと物語は一気に加速し、どんでん返しが待っています。

まさにタイトルの通りだと、納得の内容なので必見です。

一方で、爽快感も得られますが、悲しく考えさせられる内容なので、重ための話が苦手だという方は要注意です。

⑩ 噂

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「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。

【「BOOK」データベースより】

ハートフルで温かみのある作品が多い萩原さんですが、サスペンスもかなりいけます。

殺人事件を追う中で、事件とよく似た噂が現れ、噂の広まり方や広めた人物を突き止めます。

犯人は後半になるにつれて容疑者が減っていくので、案外簡単に当てられますが、本書はさらにそこから見所が待っています。

最後の1行について、ある程度勘が良い人であれば、予測は十分可能だと思います。

しかし、それが明文されることで読者の物語に抱いた印象がひっくり返り、読了感は全く違ったものに変わります。

スッキリと終わらせたい人からすれば、最後の1行は蛇足かもしれませんが、僕はこれがあってこそタイトルの『噂』が引き立てられると思うので、ぜひ最後まで気を抜かずに堪能してください。

おわりに

どんでん返しを味わえるのははじめて読んだ時だけ。

その衝撃はすさまじく、知らない状態まで戻りたいと何度思ったことか。

今回、僕がもう一度衝撃を味わいたいと思えた名作をご紹介しましたので、ぜひ忘れられない衝撃を体験してみてください。

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