ライトノベル

徹底ネタバレ解説!『フルメタル・パニック!7 つづくオン・マイ・オウン』あらすじから結末まで!

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「もう無理だと思うよ」その言葉が、まるで呪文であったかのように、宗介の周りのすべてが変わり始めた。宗介の警護をかいくぐり、かなめの部屋に現れたレナード。彼は、かなめを“アマルガム”へと誘い、“ミスリル”全面攻撃を告げた。そして―予告は現実となる。その日、磐石と思えた“ミスリル”が、宗介とかなめの九か月間を見守った街並みが、“アマルガム”の猛攻に震えた。「彼女は、絶対に守る」。絶望的な戦いの中、宗介はただひとり死闘へと向かう。

【「BOOK」データベースより】

第七弾となる本書。

クリスマス騒動を終え、ストーリーが大きく動き出します。

これまで以上にシリアス度が増しますが、後の展開のために必要なエピソードとなります。

この記事では、そんな本書の魅力をあらすじや個人的な感想を交えながら書いていきたいと思います。

ネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。

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対峙

両親の墓参りに訪れたテッサですが、先客がいました。

レナードです。

二人は相手が来ることを予想していました。

テッサはレナードが敵であると明言すると、次の瞬間、ECSを解除したアーバレストが姿を現します。

同時にレナードの方も同じ現象が起き、コダールが現れます。

しかし、レナードにここで戦うつもりはなく、テッサの覚悟を確認してから退散するのでした。

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限界

生徒会長選が行われる陣代高校。

かなめは今回で副会長の役目を終え、ホッと一息つきます。

元会長となった林水は、この学校では珍しい宗介の理解者でした。

林水は宗介と二人にきりになると、忠告をします。

彼は宗介やかなめのことを薄々感づいている様子ですが、あえて言及しません。

しかし、宗介が今の生活を送るのはそろそろ無理だと断言。

宗介の問題ではなく、むしろかなめのことが問題でした。

二人がこのまま学校に残れば、いずれ教師や生徒にまで被害が及ぶ可能性があります。

時間をかければミスリルが対処できる可能性もありますが、その時間が尽きかけていました。

しかし林水は、学校はあくまで通過点に過ぎないとも言ってくれました。

警告

林水から忠告をもらった帰り道、宗介はかなめに手を繋ごうといいます。

そのままかなめの住むマンションに到着しますが、部屋で待っていたのはレナードでした。

宗介は迷わずレナードを撃ちますが、レナードの着用していたアクティブな防弾衣に阻まれてしまいます。

レナードは気にした様子もなく、かなめについてくるよう要求します。

ミスリルが善戦したことで、ついにアマルガムが本気になったのです。

レナードにはアストラルもついていて、本気になればかなめを強引に連れて行くこともできます。

しかし、説得が無理だと判断したレナードは退散。

残された宗介たちは、次なる判断を求められます。

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総攻撃

宗介はミスリル本部と連絡をとり、脱出に向けて行動を開始します。

かなめはいつものように数日で帰ってくれると思っていますが、宗介は分かっていました。

すでに無理がきていること。

宗介は準備しておいた車にかなめと一緒に乗り込みますが、ラジオから思いがけないニュースが飛び込みます。

ミスリルの作戦本部が入っているビルが爆撃されたのです。

宗介はすぐにメリダ島基地と連絡をとりますが、他の基地とも音信不通になっていることが判明。

明らかにアマルガムが総攻撃をしかけてきていました。

やがてメリダ島基地とも通信も電波妨害で途切れてしまい、後は宗介の判断で行動しなければなりません。

宗介はヘリを待ちますが、その前に大量のアストラルに囲まれてしまいます。

なんとかヘリが到着するまで持たせようと車を走らせます。

絶望

メリダ島基地を襲う電波妨害。

それは太陽風と呼ばれる太陽から照射される電磁波の嵐で、それも非常にまれな規模のものでした。

しかし、これ自体が問題ではなく、敵がこの機会に乗じて攻めてきたということです。

そして、メリダ島基地に向かってミサイルが発射され、もう一刻の猶予もありません。

テッサは被害を最小限に抑えるように行動しますが、上陸部隊の対応にも追われ、明らかに劣勢でした。

ダナンは整備中で、あと数時間は稼働させることができません。

そして極めつけは、基地に向かって海を進む三体のベヘモスです。

一体でさえ苦戦したのに、今回はアーバレストなしで三体も相手しなければなりません。

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人質

宗介たちは途中で車を捨て、走って逃走します。

平和だった東京の街が戦場と化す悲惨な光景にかなめは強いショックを受けますが、立ち止まっている暇はありません。

なんとかヘリが到着し、助かったと安堵します。

ところが次の瞬間、ヘリはミサイルに撃墜されてしまいました。

宗介でさえも終わりだと覚悟します。

しかし、どこからか合成音声が聞こえます。

声の主はアルでした。

アルは自分の意思でアーバレストをヘリから脱出させ、宗介と合流。

宗介はアーバレストで移動すると、ひとまずビルの屋上で一休みします。

しかし、敵は休む暇を与えません。

かなめのPHSにメールが届き、添付されていた画像を開きます。

場所は陣代高校の屋上で、かなめの親友・常盤京子が拘束され、胴体には爆薬が巻き付けられていました。

相手は校内の各所に爆薬を設置していて、アーバレストを置いて学校に来るよう指示するのでした。

覚悟

ダナンを破壊されれば避難は不可能であり、何としてでもベヘモスを止めなければなりません。

しかし、傭兵のうちの何人かは分が悪いと察し、テッサを差し出して助かろうとします。

それを耳にしたテッサは、躊躇なく拳銃で威嚇。

その毅然とした態度に全員が従います。

テッサは生き延びるよう命令し、全員の覚悟が決まります。

唯一、ベヘモスに一矢報いたことのあるクルツの話をもとに作戦を立て、AS全機で迎え撃ちます。

クルーゾーとマオが一体ずつ足止めし、残りのASで一体の相手をします。

無敵に思われたラムダ・ドライバですが、実は効果が場所によって異なり、新型のセンサー『妖精の目』はそれを捉えることができます。

甚大な被害を出しますが、敵の注意を逸らせて手薄になった部分をクルツが打ち抜き、何とか一体撃破します。

しかし、クルーゾーもマオも限界が近づき、おまけに空挺部隊もすぐそこまで来ていました。

テッサはついに基地を放棄することを決めます。

整備途中のダナンを無理やり動かし、残った人員だけ乗せて出港します。

この時、カリーニンは基地に残り、消息は分かりません。

もう一人の護衛

絶望的な状況で、宗介はかなめを助けるという選択をします。

かなめと別れると、アルと二人で決死の作戦に移ります。

この時、アルは宗介と別れる予感を覚えていました。

宗介はアーバレストの能力によって爆弾を一時的に無力化し、林水の協力を得て全校生徒を避難させます。

その間に京子を助けに行くと、相手の指揮官であるクラマが姿を見せます。

さらに女性教師が現れますが、クラマたちに拘束されます。

クラマは二人の担任だと思いましたが、京子には見覚えのない顔でした。

その隙に女性は反撃に転じ、クラマな退散。

女性は、かなめを護衛していたレイスでした。

それでも状況は最悪のままですが、宗介は諦めません。

京子に自分の正体を明かし、別れを告げると、アーバレストと合流。

レイスと京子を持って脱出しようとしますが、その最中に京子は負傷してしまいます。

しかし、宗介に立ち止まる時間はなく、レイスに任せて先を急ぎます。

敗北

コダールを撃破していく宗介ですが、そんな彼の前に一体のASが現れます。

見たことのないフォルムで、少なくともコダール以上に見えます。

乗っているのはレナードでした。

相手のAS・ベリアルはラムダ・ドライバの応用で宙を舞い、アーバレストを圧倒します。

それでも諦めない宗介をレナードは殺そうとしました。

その時。

かなめはレナードについていくことを条件に、宗介への攻撃をやめさせます。

別れ際、宗介は必ずかなめを助けることを約束し、ベリアルはかなめを連れて行ってしまいました。

結末

宗介はアーバレストを放棄し、休息をとりますが、メリダ島基地と連絡がとれないことで確信します。

ミスリルは消滅したのだと。

宗介は一人きりになりました。

しかし、一ミリたりとも諦めていません。

かなめが連れ去られてから五日後、学校に顔を出し、クラスメイトたちに告げます。

自分の正体、そしてかなめを連れて帰ること。

宗介を非難する声も当然上がりますが、宗介はそれを聞かずに歩き出すのでした。

最後に

前巻からの温度差に驚いた人も多いと思います。

状況としては文字通り『最悪』ですが、宗介をはじめミスリルのメンバーは誰も諦めていません。

その覚悟があるからこそ、読者は彼らを信じて読み進めることができるのかもしれないなと強く感じました。

次の話はこちら。

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