ライトノベル

徹底ネタバレ解説!『フルメタル・パニック!6 踊るベリー・メリー・クリスマス』あらすじから結末まで!

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陣代高校の臨時旅行で豪華客船クルーズに参加したかなめ。日程は12月24日。クリスマス・イブで、さらにかなめのバースデイ!この大事な大事な1日に、またもや事件は起きたのだ。旅行にいけない宗介の不在を狙うように、かなめたちの乗る船がテロリストたちによってシー・ジャックされた!しかし、自称“悪逆非道”な覆面テロは、ざんばら髪にへの字口…これって、まさか?もしかして?かなめ&宗介&テッサ―恋の三角関係もますますヒート・アップして、聖なる夜に世にも奇妙なドタバタ騒ぎが幕を開ける!恋と涙とテロが満載!超無軌道アクション・バトル、シリーズ。

【「BOOK」データベースより】

第六弾となる本書。

本編から多少外れ、少しだけクリスマス気分を味わうことができますが、やはりそこでも戦いが待っていました。

ただし、ASはほぼ登場しないので、生身での戦いが重点的に描かれている点が特徴です。

この記事では、そんな本書の魅力をあらすじや個人的な感想を交えながら書いていきたいと思います。

ネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。

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クリスマスイブ

陣代高校の坪井校長のところに、豪華客船への無料招待の話が舞い込みます。

修学旅行では飛行機をハイジャックされて散々な目にあった生徒のために、坪井はこの話を受けます。

日程は十二月二十四日、かなめの誕生日でした。

宗介も行事に参加予定で、いつもと違う誕生日になるはずでした。

しかし、ミスリル側で外せない用事が入ってしまい、宗介は欠席することに。

当然、かなめは怒り、いつも通り二人はすれ違ってしまいます。

その後、かなめはレイスを通じてミスリルの予定を調べさせたところ、ダナンの部隊にクリスマス前後の作戦予定はなく、何かパーティの準備をしているという情報を得ます。

かなめはテッサがいるから向こうを優先するのだと思い込み、暗い気持ちになるのでした。

その後、素直になれなくて宗介が話しかけても取り合わず、彼が送ってきたメールも読まずに破棄してしまいます。

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不安

旅行当日。

かなめたちのクラス一同は豪華客船、パシフィック・クリサリスに乗ります。

宗介のことを忘れ、楽しもうとするかなめですが、メイドのような格好の女性乗務員見て驚きます。

どこからどう見てもテッサでした。

クルツやマオなど他にも知っている顔がいて、嫌な予感がします。

そして、それは的中します。

立食パーティーの時、正体不明のテロ集団に突然シージャックされてしまいますが、相手はなんと宗介たちでした。

実はミスリルは、これまでの調べからこの船に大きな秘密が隠されていることを掴み、乗務員になりすまして潜り込んでいたのでした。

宗介がかなめに送ったメールにはそのことが書かれていましたが、かなめはそれを知りません。

金庫

かなめは宗介たちから事情を聞き、状況を把握します。

ミスリルの目的は金庫の中身で、この船の船長であるハリスはアマルガムの手先でした。

すぐに無力化できたものの、ハリスにも金庫を開けることはできず、マオたちが電子ロックを解除する作業にとりかかります。

順調に見えた作戦ですが、イレギュラーな存在もありました。

『パサデナ』という潜水艦の艦長・セイラーがこの船に乗り合わせていたのです。

彼はシージャックから船を救うべく孤軍奮闘。

ミスリルの面々を蹴散らし、捕らわれていたハリスの手錠を外してしまいます。

さらにテッサのことを乗務員だと勘違いし、彼女を連れて行ってしまいます。

テッサは会話の中で、セイラーがかつて自分と戦ったことのある潜水艦の艦長だと知って驚くのでした。

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ピンチ

ハリスは逃げ出すと、アマルガムに連絡をとり、ある許可を得ます。

それは以前、レナードが連れていたアラストルという小型ASの起動で、この船には十二体も配置されています。

アラストルが起動すると、ミスリルはその対応に追われます。

かなめから報告を受けていたことである程度の対処はできますが、大人数で当たっても一体倒すのがやっとで、非常に危険な状況に陥ります。

しかし、かなめはウィスパードとしての観察眼で気が付きます。

アラストルはかなめに近い体格の人間がいると攻撃をやめ、それがかなめかどうか確認するようプログラムされていました。

そこで危険ですがかなめを囮にし、ミスリルはとある作戦に移ります。

艦長不在

一方、テッサが不在のダナンにもピンチが訪れます。

アマルガムが、水中戦闘機とも呼ぶべき潜水艦『リヴァイアサン』三機で仕掛けてきたのです。

普通に考えれば、ダナンほどの巨大な潜水艦がリヴァイアサンから逃げる、もしくは撃退することなどできません。

しかも司令塔であるテッサは別の作戦で不在で、指揮を執るのは副長であるマデューカス。

誰もが危機感を抱きますが、テッサだけは違いました。

テッサは、マデューカスがかつて『公爵(デューク)』と呼ばれ、水中を戦場とする者であればその名前を知らない者はいないほどだと語ります。

そしてその実力を振るう時、帽子を百八十度回転させる癖があり、マデューカスは六年ぶりにそれを披露します。

一見、自殺行為のような指示も、マデューカスにとってはちゃんと意味のある行動であり、瞬く間にリヴァイアサンを撃破します。

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一難去ってまた一難

ミスリルの作戦が進行する中、ハリスはセーラーを銃で撃つと、テッサを人質にとります。

このままでは作戦失敗の責任をとらされるため、テッサを手土産にしようというのです。

一方、宗介たちはかなめが囮になることでアラストルを一か所に集めることに成功。

そこにアーバレストが現れ、アラストルを一掃します。

小回りが利きますが、通常のASの敵ではありません。

ピンチは切り抜けたように思えましたが、その時、テッサは共振でかなめに自分とセーラーのピンチを伝えます。

そして、ダナンからはこの船に向かって魚雷が発射されたと連絡があり、回避は不可能でした。

そこで宗介はアーバレストで海に飛び込み、ラムダドライバで船を守ることに成功します。

しかし、その間にハリスとテッサを乗せたボートが船を離れ、待っていた飛行船に乗り込むのでした。

救出

テッサの救出は不可能のように思えましたが、宗介は諦めていません。

ダナンが到着すると、アーバレストの背中にブースターをつけて飛び立ちます。

なんとか飛行船の上に着地すると、宗介は単独で機内に入ります。

敵の無力化には成功しますが、相手の発砲によって飛行船は損傷し、このままでは墜落です。

ハリスも倒しますが、飛行船の翼が折れて宗介とテッサは空中に放り出されます。

しかし、アルが操るアーバレストが二人を確保し、パラシュートを展開して何とか助かります。

奇しくも、クリスマスイブはテッサの誕生日でもありました。

テッサは、思い切って自分よりもかなめが好きかと宗介に聞くと、宗介は迷った末にはいと答えます。

この決断できるところが魅力であり、テッサには残酷な事実でした。

 

一方、ようやくマオたちの作業が終わり、金庫が開きます。

そこにはマオが見たことのない装置が置かれていて、とりあえず持ち帰ります。

この前のハリスとテッサの会話から、これがウィスパードかどうかを判定する機器であることが判明しています。

かなめが北朝鮮で検査されたあの機器です。

結末

事件の翌々日、テッサの誕生日を祝うパーティーが行われましたが、テッサはどこか寂しげでした。

その後、宗介はかなめのもとに戻り、遅くなってしまいましたが誕生日プレゼントとして宝石のラピスラズリをプレゼントします。

そしてクリスマスも祝い、それに対してかなめも笑顔で『ベリー・メリー・クリスマス』とかえすのでした。

最後に

いかがでしたでしょうか。

まだ物語の中盤ですが、テッサのことを実質フッた宗介。

とても不器用で、誠実で優しい彼の性格が描かれたエピソードでした。

あとはかなめと幸せになるだけですが、そこにたどり着くまでたくさんの試練が待ち受けています。

今後も目が離せません。

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