ライトノベル

徹底ネタバレ解説!『フルメタル・パニック!3 揺れるイントゥ・ザ・ブルー』あらすじから結末まで!

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うだるような夏。ちょっとした冒険もなく、ロマンスもなく、ひたすら生徒会の雑務に追われる千鳥かなめの夏休みは、そのひと言で激変した。「ふたりだけで、南の島へ行こう」世界最強の戦争ボケ男・相良宗介らしからぬ突然の誘い!戸惑いながらもかなめはときめきを隠せない。だが、それは甘酸っぱいひと夏の出来事であるわけもなく、命がけのスリルと恐怖への特急券であったのだ!危険な化学兵器解体所を襲った“猛毒”と呼ばれる朱い鋼鉄の悪魔が、宗介とかなめを追いつめていく!テロ事件の裏に潜む巨大な陰謀!そしてふたりに、残忍な殺人鬼は迫っていた!!お待たせっ!超人気シリーズ、ファン待望の書き下ろし長編。

【「BOOK」データベースより】

第三弾となる本書。

夏休みに南の島。

お色気展開を匂わせておいて、いつも通りの生臭い戦いが待っています。

この記事では、そんな本書の魅力をあらすじや個人的な感想を交えながら書いていきたいと思います。

ネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。

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バカンス

夏休みが終わろうとする中、かなめは高校生らしい思い出を作れずにいました。

そんな時、宗介から二人きりで南の島に行かないかと誘われます。

戸惑いつつも嬉しいのは本当であり、その話を受けます。

はじめ、かなめは浮かれていましたが、向かう場所がミスリルの基地のあるメリダ島だと分かると、がっかりします。

さらに宗介に命令が入り、島には寄らずにダナンに直接合流することになりました。

そこで宗介がとった選択。

それは上空から二人で海に飛び込むことでした。

海にはタートルと呼ばれる小型無人艇が迎えにきていて、二人はそれに捕まって海中にいるダナンに合流します。

こうしてかなめのひと夏の冒険が始まるのでした。

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ウィスパード

不機嫌なかなめでしたが、ダナンの乗組員全員から手厚い歓迎を受け、ひとまず機嫌を直します。

そして今日はダナンの一歳になる誕生日パーティーであり、一緒になって楽しみます。

しかし、お楽しみはここまででした。

以前、ミスリルを苦しめたAS・コダールの同型の活動が確認され、それに対抗するには同じくラムダドライバを搭載するアーバレストが必要です。

宗介にラムダドライバについて教育するとともに、テッサはかなめに『ウィスパード』について説明します。

ウィスパードとして生まれついた子は、成長するとささやき声を聞くようになり、飛躍的に知性が高まります

そして、ささやきを通じて本来知りえるはずのない知識すらも習得することができ、かなめはこれまでに二度経験しています。

ミスリルには、テッサの他にバニ・モラウタというウィスパードがいて、アーバレストを開発しましたが、自殺してもういません。

ウィスパードには個人個人で知識の偏りがあり、テッサにはアーバレストは作れないため、一機だけの機体になります。

テッサがかなめにそのことを説明するのは、ウィスパードであるかなめを狙う組織がいることを理解してほしいからでした。

そして、かなめには宗介の他にももう一人『レイス』というコードネームの護衛がいることが判明しますが、その正体は宗介も知りません。

ちなみに、これらの情報をかなめに伝えたのはテッサの独断であり、このことが知られれば処罰されます。

かなめはテッサの配慮に感謝し、同年代の少女同士で仲を深めるのでした。

化学兵器

ダナンは作戦海域であるペリオ諸島に到着します。

ここには米軍の施設があり、多くの化学兵器が保管されていますが、武装グループによって占拠されています。

米軍は一度奪取を試みますが失敗。

相手はコダールを所有していて、ミスリルはこのASをヴェノムと呼称。

もし出てきた場合は、宗介のアーバレストが対処することで決まり、作戦が始まります。

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失敗

作戦は、化学兵器に仕掛けられた爆弾の処理班と、迎撃班に分かれて進行します。

順調に進む中、ついにヴェノムが現れますが、乗っていたのは死んだはずのガウルンでした。

ヴェノムはラムダドライバを発動し、普通のASの攻撃は効きません。

ここでアーバレストの出番となりますが、宗介は気負いからラムダドライバを発動させることができず、徐々に押されます。

しかし、クルツが機転を利かせたことでヴェノムはオーバーヒートで動けなくなり、ガウルンは投降。

ダナンで拘束することになりました。

裏切り

ヴェノムを調べますが、特に故障した箇所が見つかりません。

わざと捕虜になったのかとテッサが考えている頃、ミスリルの傭兵が二名裏切り、ガウルンを解放します。

二人はすでに懐柔され、今回のことも計画されていたのでした。

ガウルンたちは道中でかなめを人質にとり、テッサたちのいる中央発令所を占拠します。

ガウルンはダナンの艦長登録を自分に更新し、意のままに操ります。

しかし、そのやり方は死をも楽しむような狂気じみたもので、このままではいつダナンが沈んでもおかしくありません。

傭兵は偽のアナウンスで一か所に集められますが、宗介とクルツだけは違和感を覚えて違う場所に向かいます。

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共振

ダナンの制御を取り戻す方法。

それは、聖母礼拝堂(レディ・チャペル)と呼ばれる中央コンピューター室に行き、テッサと艦を同化させることです。

しかし、テッサの運動神経ではガウルンたちから逃げきることは叶いません。

テッサ以外で同化が可能なのは同じウィスパードのかなめだけです。

そこでテッサは、意識が混ざり合ってしまう危険性を承知で『共振』を行い、かなめとコンタクトをとります。

かなめはやるべきことを知ると、まずはレディ・チャペルに入るための鍵を探しにテッサの部屋に向かいます。

ガウルンはその場に残り、二人の傭兵が後を追います。

そしてガウルンはペナルティとして、ダナンに近くを通る潜水艦を攻撃させます。

当然、ダナンは反撃を受けることになり、下手をすれば全員が海に沈む危険性がありました。

同化

銃声で事態に気が付いた宗介とクルツ。

途中で裏切った傭兵の一人と遭遇し、戦闘開始。

ここはクルツが引き受け、宗介はかなめのもとに駆け付けます。

かなめを追っていた傭兵を倒すと、二人はレディ・チャペルを目指します。

そこにはTAROSという装置があり、かなめはウィスパードとしての知能を利用してその装置が何であるかを理解します。

その後、テッサはかなめを通じて助けを求め、宗介は中央発令所に向かいます。

一方、クルツは接近戦に持ち掛けられて負けそうになりますが、偶然、医務室で寝ていたマオの援護のおかげで助かります。

一方、ダナンは撃たれたミサイルの餌食になるかと思われましたが、かなめがダナンと同化したことでそれをよけ、ピンチを脱します。

そして宗介が駆け付け、ガウルンは逃げます。

決着

ガウルンはヴェノムに乗り、宗介はアーバレストに乗って対峙します。

ガウルンは道連れ覚悟で自爆しようとしますが、二人の機体を乗せたエレベーターが起動し、二人は艦の上に出ます。

エレベーターを起動させたのはかなめです。

爆発直前、宗介はカタパルトを利用してガウルン共々数十メートル先に跳びます。

しかし、アーバレストは甲板にワイヤーを引っ掛けておいたため、ヴェノムだけがダナンから遠ざかります。

そのまま爆発し、なんとか道連れにされずに済みました。

結末

作戦が終わると、宗介はかなめをメリダ島にあるところに連れて行きます。

それは美しい海辺の岩場で、宗介しか知らない穴場スポットであり、かなめを連れてきたかったのはここでした。

東京に戻るまでほとんど時間は残されていませんでしたが、二人はそこで釣りを楽しむのでした。

最後に

いかがでしたでしょうか。

毎回、作戦は何とか成功に終わるものの、常に犠牲がつきまとうのが辛いところですね。

あと、宗介の気持ちがかなめに向いていることはテッサも気が付いていて、叶わぬ恋と知りつつもすがらずにはいられない過酷な状況が続きます。

勝利しても爽快とは程遠い。

この感情こそ、フルメタの真骨頂なのかもしれません。

次の話はこちら。

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