『フルメタル・パニック!マジで危ない九死に一生?』あらすじとネタバレ感想!

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千鳥かなめたちが会場に着いたとき、そこにいたのは見渡す限りのボン太くんだった!ボン太くん(強化服ver)を開発した相良宗介もそこに招待されており、その数―およそ300体。様々なボン太くんたちとふもふもと触れ合っていたのも束の間、3万人の暴徒が「ヒャッハー!」と叫びながら釘バットや鉄パイプを振り回し、会場を制圧しようと迫ってきた!?30,000人VS300体(ボン太くん)の壮絶な戦いが始まる―(『つぶらなテルモピュライ』より)。傑作短編4本のほか、メリダ島での決戦後のテッサの行方を描く待望の特別書き下ろしを加えた極上の短編集がここに推参。

「BOOK」データベースより

フルメタ短編集シリーズの最終巻となる本書。

前の話はこちら。

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本編とは違うフルメタは見納めになってしまいましたが、締めくくりにふさわしいエピソードもあったりして、いつも通り楽しめました。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。

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あらすじ

与太者のルール

生徒会のもとに、サバイバル・ゲーム同好会設立の陳情が届きます。

クラブ設立に寛容な気風があるため無下にはできない一方で、何の実力もないクラブを乱立させるわけにもいきません。

そこで林水は、宗介とサバイバル・ゲーム同好会を設立したい面々が戦い、同好会が勝てれば設立を認めることに決めます。

かなめは宗介に協力を提案しますが、その前に起こった出来事によって宗介は彼女を拒否。

自分一人で戦うことを決めます。

それに対して腹を立てたかなめはサバイバル・ゲーム同好会の面々に協力することにし、こうして同好会設立だけでなく二人のケンカとしての戦いが始まりました。

ご近所のサーベイヤー

かなめの住むマンションで空き巣が発生します。

状況からマンションの住人が怪しいということになり、現場に残された証拠からマンションの清掃員のおばさんが容疑者として挙げられます。

犯人と決まったわけではないにも関わらず良からぬ噂が立ち、管理会社は彼女を首にしようとすら考えます。

それに怒ったかなめは、真犯人を自らの手で捕まえることを決意します。

つぶらなテルモピュライ

かなめは宗介をフリマに誘いますが、彼には先約があり断られてしまいます。

フリマ当日、早々に商品を売り切ったかなめは恭子を連れて、宗介のいるというイベントに向かいます。

そこで行われていたのは『ふもっふマーケット』なるもので、参加者はみなボン太くんの着ぐるみを着ていました。

イベントは問題なく進行しますが、そこでトラブルが発生します。

元々、この会場はアハシュエロスという団体が例年この日にライブを開催することが通例になっていましたが、度重なる問題行動によって会場側が貸し出しを拒否。

その結果、空いた会場をふもっふマーケットがおさえたわけですが、アハシュエロスは腹を立ててふもっふマーケットに対して実力行使に出ます。

敵は三万人と圧倒的でしたが、宗介は抗戦を訴え、三人のボン太くんが迎え撃つことになりました。

テッサのお墓参り

メリダ島での決戦から三ヵ月ちょっと。

テッサはサンホルヘ共和国のランタンフシ島を訪れていました。

目的は、二年半前に自殺した同じウィスパードのバニ・モラウタのお墓参りです。

彼女一人では危険な旅路ですが、ボディーガードとして自立行動型AS『アラストル』にコアユニットを移したアルが同行します。

アルにとってバニは生みの親であり、彼にとっても意味のある旅です。

戦いによってずっと先延ばしにしていましたが、二人はようやくバニとの思いに一つの区切りをつけます。

感想

ついに終わってしまうのか。

読みながらずっとそんなことを考えていました。

本編とは違ったコメディ要素たっぷりのフルメタはいつもいつも面白くて、改めて素晴らしい物語だったのだと思いました。

本編と本シリーズが互いを補完することで登場人物に深みが出て、もう片方がより面白くなる。

良い関係だったと思います。

まあ、本編の時系列を考慮すれば継続が難しいというのは至極当然な話なので、こればかりは仕方ありません。

ちなみに、僕はやはり最後のお墓参りの話が断然面白かったです。

戦いが終わっても人生は終わらないし、次に進むにあたって誰にでも悩みがある。

それでも戦い抜いた彼らが未来に希望を持って生きている姿が嬉しくて、最後に良い話が読めたと思わずにはいられませんでした。

おわりに

フルメタ短編集シリーズもこれで最後だと思うと寂しいものがあります。

ただ、僕がまだ読んでいないシリーズもあったりするので、これからもフルメタの世界観を楽しみ、たまに本シリーズの戻ってきて楽しめればと思います。

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