『アナと雪の女王』徹底ネタバレ解説!あらすじから結末まで!
アレンデール王国の二人の姉妹、エルサとアナの物語。若き女王エルサは、雪と氷をあやつる魔法の力で真夏の王国を凍りつく冬の世界に変え、氷の宮殿にとじこもってしまった。妹のアナは、姉をつれもどすため、極寒の雪山へとむかう。運命にひきさかれた二人を救う“真実の愛”とは?ディズニーが贈る感動のファンタジー・アドベンチャー。小学生から。
「BOOK」データベースより
『2』の公開にともなってはじめて見たいと思い、映画、小説を見ました。
今まで見なかったことを後悔するほどに良い作品でした。
真実の愛とは何か。
アンデルセンの名作童話からインスピレーションを受けて作られた本作は、見事にその答えを提示してくれました。
この記事では、小説版を元にして本作のあらすじや個人的な感想を書いています。
ネタバレになりますので、未読、未鑑賞の方はご注意ください。
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元となった作品
『アナと雪の女王』はもちろんオリジナル作品ですが、インスピレーションを受けた作品があります。
それは一八四五年に発表された『雪の女王』という童話で、デンマークの有名な童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンが生み出しました。
心が冷たく歪んでしまった少年の心を、仲良しの少女の涙が溶かす。
本書に通じる部分があり、読み比べてみるとそれも面白いかもしれません。
あらすじ
引き裂かれた姉妹
ヨーロッパの北の方にある、アレンデールという王国が舞台です。
アレンデール王国には二人の王女がいて、エルサと三歳年下のアナです。
エルサには空気中の水分を雪や氷に変える魔法の力があり、姉妹は魔法を使ってよく遊んでいました。
しかしある日、エルサは魔法を失敗し、アナを怪我させてしまいます。
幸い、両親が傷を癒す魔法を使う妖精・トロールのもとに連れて行き、アナは魔法を抜き出してもらって元気になりますが、魔法に関する記憶を全て失ってしまいます。
今後、こんなことがないように、エルサは自分の感情をコントロールして魔法を制御しなければなりません。
そこで両親は、エルサが魔法の力をおさえられるようになるまで彼女を人々の目から隠します。
それはアナも例外ではなく、魔法のことを忘れてしまったアナは、なぜエルサに会えないのだろうと寂しい思いをするのでした。
戴冠式
月日が流れ、両親の乗った船が嵐に巻き込まれ、遭難して帰らぬ人となります。
その三年後、二十一歳になったエルサは王位を継ぐことになり、外国からたくさんのお客を招いて戴冠式に臨みます。
アナはお客の一人で、南諸島からやってきたハンス王子に一目惚れし、彼のことを運命の人だと確信。
これが後の悲劇の引き金となります。
エルサとアナは久しぶりに対面し、会えなかった時間などなかったかのように姉妹の絆を取り戻していきます。
しかし、アナはハンスにプロポーズされて受けると、そのことをエルサに報告。
その瞬間、エルサの態度が変わります。
ただでさえ魔法をコントロールできていないのに、他人が同じ城に住むなんて考えられない。
エルサは二人の結婚に反対し、事情を知らないアナもこれに反論します。
その結果、エルサは来賓の前で魔法を使ってしまい、夏のアレンデール王国に冬が訪れてしまいます。
来賓で訪れていたウェーゼルトン侯爵はエルサを恐れ、排除しようと考えます。
居場所のなくなったエルサは一人北の山に向かい、氷の宮殿を作って閉じこもります。
こうして雪の女王が誕生したのでした。
氷の矢
アナはエルサともう一度仲良く暮らしたいと思い、ハンスにアレンデール王国を任せてエルサの後を追います。
途中、オーケンの店で知り合った山男のクリストフとトナカイのスベンに出会い、北の山に連れて行ってもらいます。
さらに道中、エルサが生み出した言葉を話す雪だるま・オラフと出会い、エルサのもとに案内してもらいます。
こうして姉妹は再会しました。
エルサはアナとの再会を喜び、アレンデール王国の現状を知って心を痛めます。
しかし、自分にはどうにもできないとアナを追い返そうとし、食い下がるアナに対して氷の矢を放ってしまいます。
氷の矢はアナの心臓を打ち、アナはクリストフに連れられて帰るしかありませんでした。
アナはそれでも残ろうとしますが、エルサが生み出した巨大な雪だるまの怪物・マシュマロウが立ちふさがり、逃げるしかありませんでした。
真実の愛の行動
クリストフはアナの髪の毛が凍り始めていることに気が付き、友人であるトロールたちのもとに連れて行きます。
トロールが見たところ、アナの命は危険な状態でした。
エルサの魔法で心臓に氷が入り込み、このままでは永遠に凍ってしまいます。
トロールたちでは心臓の氷を取り除くことはできず、真実の愛の行動だけが凍った心臓を溶かすことができるといいます。
アナはハンスのことを思い浮かべ、クリストフはアナを連れてアレンデール王国に戻ります。
一方、ハンスたち捜索隊は氷の宮殿に到着し、エルサと交戦します。
エルサは自分に恐怖を覚える人たちにショックを受けながらも、自分の身を守るために魔法を使います。
しかし使い方を誤り、落ちてきたシャンデリアの衝撃で気を失ってしまい、城の牢屋に入れられてしまうのでした。
裏切り
アレンデール王国に戻ったアナはハンスと対面。
しかし、思いもよらない真実を聞かされることになります。
ハンスには十二人の兄がいて、このままでは王座につける可能性はほぼありません。
そこで他国の跡継ぎと結婚することを考え、はじめはエルサを狙っていました。
しかし近づく方法がなく、そこにアナが現れたため、彼女に近づいたのでした。
ハンスはエルサを殺害し、夏を取り戻して英雄となり、アレンデール王国を乗っ取るつもりです。
アナは城の図書室に閉じ込められ、ハンスはエルサに罪をかぶせ、処刑を企みます。
その前にエルサは逃げ出し、アナもオラフの助けを借りて逃げ出します。
ハンスはエルサを殺害しようとしますが、寸前のところでアナがかばい、そのまま完全に凍ってしまうのでした。
軌跡
ハンスはクリストフに殴れてのびてしまいます。
エルサはアナの愛情にようやく気が付き、凍った彼女を抱きしめて涙を流します。
すると、奇跡が起きます。
アナの凍りが解け始めたのです。
エルサのためにアナは自分を犠牲にしようとした。
それこそが真実の愛の行動だったのです。
そしてエルサは、ようやく気が付きます。
愛の力を信じて自分を閉ざさなければ、この氷の雪の世界から抜け出せると。
エルサはついに愛の力で魔法をコントロールできるようになり、アレンデール王国は夏を取り戻したのでした。
結末
ハンスと、エルサを部下に殺害させようとした侯爵は罪を問われ、アレンデール王国に平和が訪れました。
アナはこれまで行動を共にした中で、クリストフこそが自分の本当に好きな相手だと気が付きます。
そして、それはクリストフも同じで、二人は甘いキスをして結ばれます。
また姉妹の絆を取り戻し、エルサは他人を脅すためではなく、楽しませるために魔法を使えるようになりました。
エルサにはアナがいて、アナにはクリストフがいてくれるのです。
おわりに
読まず嫌いはいけないなと、改めて思いました。
大々的に宣伝されていようが、良い作品はやっぱり良い作品で、自分の目で確かめないと本当のことは分かりません。
すでに『2』を見た人、もしくはそうでない人にとっても、この記事で前作の振り返りができると幸いです。
アナと雪の女王2のあらすじなどはこちら。
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