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『アナと雪の女王2』徹底ネタバレ解説!あらすじから結末まで!

harutoautumn
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アナとエルサが姉妹の絆をとりもどしてから3年と2か月。アレンデール王国の女王となったエルサは、アナ、クリストフ、オラフ、スヴェンとともに、幸せにくらしていました。ある日、アナとエルサたちは、エルサにしか聞こえない不思議な歌声にみちびかれ、未知の世界へと旅立ちます。それは、エルサの「魔法の力」の秘密をときあかす、冒険の旅のはじまりでした。映画『アナと雪の女王2』完全ノベライズ。ジュニア文庫だけのオリジナルシールつき♪。中学年から。

「BOOK」データベースより

『アナ雪』の続編で、先日映画を見てきました。

前の話はこちら。

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僕は2が公開される直前まで前作すら見ていなかったのですが、本当に素晴らしい出来でした。

ミュージカル調で進行するのですが、歌の数々が本当に素晴らしいです。

前作で腑に落ちなかった点、特にエルサのことについてもちゃんと決着がついたので、僕的には2の方が好みでした。

この記事では、映画の内容を踏まえつつも小説をもとにあらすじや個人的な感想を書いています。

ネタバレになりますので、未視聴、未読の方はご注意ください。

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あらすじ

魔法の森

昔の話。

今は亡きアナとエルサの父親・アグナルは、魔法の森に行った時のことを話してくれました。

そこは風、火、水、地の精霊に守られていて、遊牧民のノーサルドラが暮らしていました。

アナたちの祖父・ルナードはノーサルドラの民と友好を結び、その証として森を流れる川にダムを作りました。

アグナルは魔法の森で素敵な思い出を作りますが、事態は急変します。

気が付くとアレンデールとノーサルドラは戦いを始め、それに怒った精霊は両者に魔法を向けます。

アグナルはその拍子に意識を失ってしまいますが、その間際に謎の歌声を耳にし、声の主に命を助けられたのでした。

その後、精霊たちは姿を消し、森は濃い霧に包まれ、残ったアレンデールの民もノーサルドラの民も森の中に閉じ込められてしまったのでした。

ルナードは崖から落ちて亡くなっていたため、王国に戻ったアグナルは国王になり、今に至ります。

戦いの原因は何なのか、精霊は再び目覚めるのか、などアナとエルサは不安になりますが、母親のイドゥナはアートハランという特別な川だけが知っているといい、その歌を聞かせてくれるのでした。

秋の収穫祭

前作から三年。

エルサは女王としての責務を全うし、アナもそれを支えていました。

秋の収穫祭も無事に終わりますが、エルサは最近、自分にだけ聞こえる謎の歌声に悩み、誰にも打ち明けられずにいました。

エルサはその夜、謎の声に誘われてお城の外に出ると、魔法の力を放ちます。

すると無数の氷の結晶が空中に浮かび、そこには風、火、水、地の精霊のしるしが描かれていました。

次の瞬間、アレンデールでは風が暴れ、火が消え、水が枯れ、大地がうねり始めます。

エルサはアナやクリストフの力を借りてみんなを高台に避難させます。

エルサの先ほどの魔法で、魔法の精霊たちが目を覚ましたのです。

トロールの長老・パピーのはいいます。

精霊たちは過去のあやまちのことをまだ怒っていて、真実を見つけなければアレンデールに未来はないと。

エルサはアナ、クリストフ、スヴェンにオラフを連れ、魔法の森に向かうのでした。

魔法の森

魔法の森に入ると、取り残されたアレンデールの兵士とノーサルドラの民と遭遇します。

エルサは風の精霊・ゲイルの導きに従って魔法を使うと、氷の像が出来上がります。

水は記憶を持つという性質を持ち、この像は過去の人物の姿をしていました。

その中に気絶するアグナルと、それを助ける少女の姿をあらわした氷像があります。

少女はノーサルドラの民でした。

エルサは事情を説明して両者に協力を求めますが、その時、火の精霊が暴れ出します。

森が燃える中、エルサは火を消して回り、火の精霊のサラマンダーと仲良くなることに成功します。

サラマンダーは、歌声のする北に向かうことを教えてくれました。

その後、ノーサルドラの女長・イエレナが、アナの肩にかかった母親の形見のストールを見て気が付きます。

それはノーサルドラのストールでした。

よく見ると氷像の少女が同じストールを身に付けていて、アグナルを助けたのがイドゥナで、彼女はノーサルドラの民だったことが判明します。

両親の真実

クリストフは三年付き合ったアナにプロポーズしようと悩んでいました。

ノーサルドラのライダーと意気投合し、プロポーズの方法を伝授してもらうために別行動をとります。

その頃、エルサはイエレナから五番目の精霊の存在を教えてもらいます。

自然の魔法と人間を結ぶかけ橋のような存在で、エルサを呼んでいるのはその精霊かもしれません。

すぐに北に向かうことになり、アナたちはいないクリストフとスヴェンを置いていくことにしました。

北に向かうと、そこには一隻の難破船があり、それはアナたちの両親が乗っていた船でした。

船内を調べると、数枚の羊皮紙が見つかります。

羊皮紙の内容から、両親はエルサの魔法の秘密を調べるために北に向かい、闇の海を渡り切れずに難破してしまったことが判明しました。

エルサは自分のために両親が犠牲になったのだと責任を感じます。

アナを危険な目にあわすことはできないと判断すると、氷のボートを作ってアナとオラフを乗せると、自分から遠くに引き離すのでした。

氷のボートに乗ったアナたちは地の精霊、アース・ジャイアントに気が付かれないように移動すると、滝壺から落ちてしまいます。

気が付くと洞窟にいて、二人は出口を探して歩きます。

過去の真実

エルサは魔法を駆使して闇の海を渡ろうとしますが、馬の形をした水の精霊・ノックが邪魔をしてきます。

エルサは魔法で手綱を作ってノックの背中に乗りしばらく攻防を繰り返しますが、やがてノックはエルサを認め、闇の海を渡ってアートハランまで連れて行ってくれました。

アートハランでエルサは過去の様々な場面を見て、自分こそが五番目の精霊であることに気が付きます。

そして、ついに真実に辿りつきました。

ルナードは魔法に従うノーサルドラの民を信用せず、彼らの土地を脅かすためにダムを作ったのでした。

そして、話し合いの場に現れたノーサルドラの指導者に切り付けたのでした。

エルサはこの真実をみんなに知らせようとしますが、体が凍りついて動けなくなり、なんとかアナにだけは魔法でこのことを伝えます。

過去の清算

アナはエルサのおかげで真実を知り、ダムを壊すことを決意します。

しかし一緒にいたオラフは、エルサが遠くに離れすぎてしまったことで魔法が消え、やがていなくなってしまいます。

悲しみに暮れるアナですが、なんとか洞窟を出ると、ダムを壊す方法を思いつきます。

アース・ジャイアントたちをわざと引き付け、ダムに連れて行こうというのです。

途中でスヴェンに乗ったクリストフが助けてくれ、なんとかダムに到着。

アース・ジャイアントの投げた石によってダムが決壊すると、大量の水がアレンデールに向かって勢いよく流れだしました。

解放

ダムが壊されたことで、エルサの体は溶けました。

エルサはノックに乗って急いでアレンデールに戻ると、襲い掛かる水を凍らせてアレンデールを守ることに成功します。

魔法の森の霧が晴れ、ついに過去から解放されたのでした。

エルサはアナたちと合流すると、精霊たちの意見がまとまり、アナこそがアレンデールを率いていくべきだと告げます。

みんなのために正しいことをしたのは、アナなのです。

そしてエルサは、五番目の精霊として魔法の森に残ることを決めました。

かけ橋には二つの端があり、それがアナとエルサなのだと。

問題が解決すると、エルサはオラフをもう一度作ります。

水は記憶を持つために、元のオラフと同じです。

最後に、クリストフはようやくプロポーズを口にすることができ、アナからの答えはオーケー。

全てがうまくいき、エルサとアナはこれからも二人で一番良いことをしようと決めるのでした。

結末

アナはアレンデールの女王になり、広場には若き日のアグナルとイドゥナが手を繋ぐ銅像が建てられました。

アレンデールの国と人々は、愛で結ばれているという証として。

アナとエルサは離れて暮らすようになりましたが、エルサが行ったり来たりしているので寂しくありません。

ゲイルの力でアナの手紙がエルサに届くと、エルサはノックに乗って氷の海を渡り、自分の手に入れた自由を改めて感じるのでした。

感想

映画に関して、他の方のレビューを見ていると、前作に比べると微妙という意見もちらほら見られました。

その意見も確かに分かります。

特に主題歌の影響は大きかったのではないでしょうか。

『Let it GO~ありのままで』はもはや日本国民誰もが一度は耳にしたことがあるのではというほどの知名度で、特徴的なフレーズや覚えやすいメロディなどから口ずさめる人も多いと思います。

それに対して2の主題歌は『イントゥ ジ アンノウン~心のままに』は、キャッチーさという意味ではもう一歩です。

https://www.youtube.com/watch?v=y1T_2zPzuVE

僕も映画を見る前、テレビで曲を聞いてもそこまで惹かれませんでした。

しかし、実際に映画館で聴くと作品に沿った素晴らしい楽曲で、これ以上ないほどの出来でした。

楽曲の良し悪しというよりも、今回はより作品とセットとなっているので、作品をよく知らない人からするとそこまで響かないのかなと考えました。

おわりに

最初は蛇足かなとも思いましたが、作品を見るにつれて全てがあるべき場所に収まる感覚があり、ちゃんと完結したことに感動を覚えました。

特にタイトルの『アナと雪の女王』の通り、しっかりとアナが主人公として存在感を出したのが印象的で、前作で腑に落ちなかった部分が全て消化されました。

ステマ騒動などで悪いイメージがついてしまいましたが、ぜひそういったことは抜きにして映画館に足を運んでほしいと思います。

小説もいいですが、映画の補完くらいに考えた方が良いでしょう。

字面だけで見ると正直、そこまで面白さを感じませんでしたので。

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