
Amazonで書籍を探していると、Kindle Unlimitedなら0円というクリックボタンを見かけたことはありませんか?

Kindle Unlimitedは月額980円で対象書籍が読み放題というサービスで、月2冊も読めば余裕でお釣りがきます。

しかし、全ての本が読めるわけではありませんし、デメリットがあることも事実です。
そこで今回は、気になるKindle Unlimitedを30日間無料体験してみましたので、そのメリット・デメリットについて解説していきます。
メリット
様々なジャンルの本が読める
Kindle Unlimitedでは月額980円で書籍、コミック、雑誌を含む和書12万冊、洋書120万冊以上が読み放題になります。
ただし、そのセレクトには多少癖がありますので、登録前に一度確認するか、30日間の無料体験で好みに合うかご判断ください。
確認方法ですが、まずAmazonのホームページにアクアスします。

そうすると、以下のようにKindleストアの画面に移動します。

このページを下にスクロールしますと、以下のようになります。

すると自動で以下の画面に移動しますので、ジャンルを指定するなどして好みの本があるかご確認ください。

※『1-Click で今すぐ買う』は押さないでください。
こちらは通常の購入であり、Kindle Unlimited に登録してあっても代金が発生します。
雑誌でいえば正直、楽天マガジンやdマガジンなどに軍配が上がると思います。
対象タイトル数はほぼ変わらず、月額料金もそれぞれ380円、400円と半額以下です。
しかし、Kindle Unlimited なら雑誌に限らず、小説や漫画などジャンルは多岐にわたります。
広く浅く読みたい、という方にはこちらが向いているといえます。
高価な専門書も読める
Kindle Unlimited の対象タイトルの中で、最も高価なものは2019年2月24日現在で20,000円のものがありました。

↑にあるような高額書籍も立ち読み気分で読めます。
これがある意味無料で読めるというのはかなりお得だと思います。
こういった専門書は趣味程度では手が出し辛く、また書店で探すにも一苦労します。
しかし、Kindle Unlimited に登録すれば、わざわざ立ち読みしなくてもゆっくりくつろぎながら読むことができます。
もちろん求めている本が対象とは限りませんが、自分の好みを広げる大きなチャンスといえます。
デバイスを問わず読める
このサービスはKindle端末だけでなく、スマホ、タブレット、PCやMacでも利用することができます。
外出中、自宅にいる時、その用途に応じて使い分けることができます。
オフラインで読める
一度端末に落としてしまえば、どこにいても読むことができます。
僕は自宅のwi-fiでスマホのKindleのライブラリに落としてから、電車で読むようにしていました。
以前に購入した電子書籍と一緒に管理することができたので、非常に快適でした。
30日間無料体験ができる
ここでどれだけ書いてもピンとこない方もいると思いますが、このサービスは30日間無料で体験することができます。
百聞は一見に如かず、まずは自分の目で確かめるのが一番ですので、一度登録してその使用感を試してみてください。
デメリット
ここまで良いことばかり書いてきましたが、もちろんでデメリットもあります。
それをここからご紹介します。
ライブラリに残せるのは10冊まで
端末にダウンロードしてから読むのですが、ライブラリに保存しておけるのは10冊までです。
なので、巻数が多くなりがちな漫画だと、随時削除していかないと先を読むことができません。
僕は後で読もうと思って常に数冊はストックしていたので、10冊というのはかなり少なく感じました。
逆に読んだら消す、これができる人であればあまりデメリットにならないでしょう。
手元に残るわけではない
このサービスを利用すると自分のライブラリに本があるので勘違いしがちですが、決して自分の所有物になったわけではありません。
あくまでほぼ無期限で図書館から借りているようなものです。
そのため、サービスを退会すればその本は消えてなくなります。
当然といえば当然ですが、手元に残しておきたい人にはネックになると思います。
欲しい本があるとは限らない
もちろん登録前に調べることはできますが、人間、利用するうちに当初思っていたものとは違うジャンルを読みたくなることもあります。
しかしその時、求めているような本が必ずあるとは限りません。
これはどの読み放題サービスにも言えることなので仕方ないことですが、いい本があったらいいな、くらいの気持ちで利用すると良いと思います。
少々値段が高い
上述しましたが、他のサービスに比べると少し値段が高くなっています。
多岐にわたるジャンルを考慮すると決して高いわけではないのですが、もし雑誌だけ読めればいい、など方向性が決まっているのであれば、それらに特化した読み放題サービスを考慮するのも一つの手です。
本が入れ替わる
Amazon 側の意向によって新しい本が日々対象になっていきますが、一方で対象外になる可能性もあります。
そのためKindle Unlimited で対象になっていたからといって、その本をずっと読めるという保証がないことになります。
どうしてもずっと読み続けたい作品があれば、先にダウンロードしておくことをおすすめします。
まとめ:こういう人におすすめ
ここまでメリット、デメリットを挙げてきましたが、まとめると以下の方におすすめです。
・様々なジャンルの本が読みたい
・立ち読み感覚で気軽に読みたい
・読書が習慣になっている
こういった方にとって、Kindle Unlimited はうってつけのサービスです。
とはいっても本当に合うかどうかは試してみないことには分かりませんので、興味を持ったことはぜひ30日間無料体験でお試しください。
おわりに
実際に体験してみて、利用方法の簡便化など不満もありましたが、自分が思ったよりもずっと対象タイトルが魅力的で、自分の読書の幅が大きく広がるのを感じました。
しかし、僕は結論からいって無料体験で解約してしまいました。
合う合わないは個人差がありますので、ぜひ実際に体験してからご判断ください。
Kindle をより楽しみたい方はこちらもどうぞ。