ホラー
PR

『リング』あらすじとネタバレ感想!見た者は一週間後に死亡するというビデオの正体とは?

harutoautumn
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。―そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かにビデオが始まった…。恐怖とともに、未知なる世界へと導くホラー小説の金字塔。

「BOOK」データベースより

僕の中でホラー映画というと本書のイメージがあって、知っているつもりでずっと読まずにきました。

ところが今回、無性にホラー小説が読みたい時期がやってきて、色々なサイトで推されている本書を手に取りました。

話としては単純明快ですが、それゆえに地力の強さを見せつけてくれました。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。

本をお得に読みたい人には『Kindle Unlimited』をオススメします。

小説のみならずビジネス書、マンガ、専門書など様々なジャンルの作品が200万冊以上読み放題

新規加入なら30日間の無料体験ができるので、無料期間中に退会すればお金は一切かかりません。

また期間限定で2か月1,960円→99円の破格なプランもあります。

なかなか手に取れない数千円、数万円するような本を読むのもアリ。

マンガであれば一か月で数十冊読めてしまうので、シリーズものも無料で読破できます。

気になる人はぜひ30日間無料体験でお試しください。

スポンサードリンク

あらすじ

突然死

週刊誌の記者・浅川和行はタクシーに乗っている時、運転手から十九歳の少年の突然死の話を聞きます。

死因は心臓麻痺で、苦悶の表情を浮かべていたといいます。

実は同じ日、同じ時間に浅川の姪も亡くなっていて、しかも他に同年代の少年少女がもう二人亡くなっていました。

死因は皆同じ。

浅川は一連の出来事を偶然と片づけることはできず、調査することを決めます。

呪いのビデオ

浅川は姪の方面から調査を進め、彼女の部屋からリゾート施設の会員証を見つけます。

彼ら四人はどこか旅行に行ったのではと予測を立て、南箱根にある施設に当たりをつけて向かいます。

浅川はそこで少年少女がすることとしてVHSを見る選択肢を思いつき、管理人から何か借りようとします。

その時、管理人も把握していないVHSを見つけ、それを再生します。

映し出されたのは関連のない場面をいくつも繋げ合わせた映像で、突然、この映像を見た者は一週間後に死ぬことを告げられます。

死なない方法もあるようですが、その部分は何者かによって削除されていて、見ることは叶いませんでした。

逃れる方法

四人はこの映像を見たから、一週間後の同じタイミングで死んだのだと、浅川は知ります。

そして、自分もまた同じ運命にあると。

映像に死を回避する方法はなく、浅川自身で探さないといけません。

大きすぎる不安に耐えられなかった浅川は、高校の同級生である高山竜司を頼ります。

竜司は優れた知性と強烈な個性、捉えどころのない性格を持っていて、こんな嘘のような話を信じてくれるのは彼くらいしかいません。

予想通り、竜司はこの話を信じ、呪いのビデオを見て浅川と同じ立場になります。

二人は死を回避するために、ビデオに写っていることの調査を始めます。

感想

王道ゆえに分かりやすい

呪いのビデオを見たせいで、死の運命に巻き込まれてしまう。

それを回避するために、ビデオの正体を追う。

非常にシンプルで、物語も一本道。

余計な情報がない分、目の前で起きていることに集中できるので、ホラーの世界に浸りたい人にぴったりです。

単純ゆえに物語自体が面白くないと通用しないのですが、さすがホラーの金字塔と言うべきか、読者の期待に応えるだけの地力を持っています。

ホラー好きであれば、読んで損はありません。

やや惜しいところも

怖い、面白いことは間違いありません。

結末としても、読了後も引きずるものがあり、現実世界に恐怖を持ち込むあたりはホラー小説として素晴らしいです。

一方で、小説だと伝わり切れていない部分がある気がしました。

これは映像作品を知っているせいで、そっちのイメージに引っ張られているのかもしれません。

しっかり面白かっただけに、消化不良を勝手に感じてしまったことがちょっと残念でした。

おわりに

語り継がれる名作は、シンプルで面白い。

そんなことを実感させてくれる作品でした。

小説を読むと、映画も見たくなる。この欲求が解消できるのは、映像化作品の特権ですね。

本をお得に読みたい人には『Kindle Unlimited』をオススメします。

小説のみならずビジネス書、マンガ、専門書など様々なジャンルの作品が200万冊以上読み放題

新規加入なら30日間の無料体験ができるので、無料期間中に退会すればお金は一切かかりません。

また期間限定で2か月1,960円→99円の破格なプランもあります。

なかなか手に取れない数千円、数万円するような本を読むのもアリ。

マンガであれば一か月で数十冊読めてしまうので、シリーズものも無料で読破できます。

気になる人はぜひ30日間無料体験でお試しください。

関連記事はこちら。

あわせて読みたい
【2024年】厳選おすすめ文庫本小説50選!初心者でも読みやすい不朽の名作揃い
【2024年】厳選おすすめ文庫本小説50選!初心者でも読みやすい不朽の名作揃い

スポンサードリンク
記事URLをコピーしました