『生きるか死ぬかの町長選挙』あらすじとネタバレ感想!友の無罪を勝ち取るために動き出す
長年シンフルを陰で仕切ってきたアイダ・ベルが、ついに町長選挙に出馬する。二週間前から身分を偽り町で暮らすCIA秘密工作員のフォーチュンは、これまでの縁から選挙戦を手伝うことに。ところが、公開討論会が終わった直後、対立候補が殺されてしまう。犯人扱いされた友の無実を証明するため、立ち上がるフォーチュンたち。が、その結果小さな町はまたも大騒ぎになるのだった!「ワニ町」シリーズ最新刊。
「BOOK」データベースより
シリーズ第三弾となる本書。
前の話はこちら。
本書では町を裏で仕切ってきたアイダ・ベルが町長選挙に立候補します。
それでただの選挙になるわけがなく、例のごとく、事件が起きてレディングたちはそれに巻き込まれることになります。
この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。
核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。
本をお得に読みたい人には『Kindle Unlimited』をオススメします。
小説のみならずビジネス書、マンガ、専門書など様々なジャンルの作品が200万冊以上読み放題。
新規加入なら30日間の無料体験ができるので、無料期間中に退会すればお金は一切かかりません。
また期間限定で2か月1,960円→99円の破格なプランもあります。
なかなか手に取れない数千円、数万円するような本を読むのもアリ。
マンガであれば一か月で数十冊読めてしまうので、シリーズものも無料で読破できます。
気になる人はぜひ30日間無料体験でお試しください。
あらすじ
町長選挙
シンフルの町で町長選挙が行われることになり、アイダ・ベルが立候補します。
対抗馬は二年前に引っ越してきたシオドア・ウィリアムズ(テッド)で、親族から相続した会社を売却したことによる資金力を武器にしています。
男性はほとんどテッド。
女性は一部を除いてアイダ・ベルに傾いているという状況でした。
しかし、公約を宣言する段階でテッドがミスを犯し、アイダ・ベル優勢に傾きます。
これで町長選挙はアイダ・ベルの勝ちに思われましたが、そう簡単にはいきませんでした。
対抗馬の死亡
その夜、テッドが何者かによって殺害されたという情報が入ります。
現場からは小さな瓶が見つかっていて、それはアイダ・ベル陣営が配ったものでした。
死因は砒素による中毒で、これはアイダ・ベルにとって不利な状況を作り出します。
彼女は地リスを駆除するために砒素を購入していたからです。
動機としても、選挙の対抗馬が邪魔だからという構図が成り立ちます。
レディングにとって、アイダ・ベルはもはやかけがえのない友人です。
そこでレディングはガーティとともに、アイダ・ベルの無実を証明するために動き出します。
感想
変わらない面白さ
本書でもレディングとアイダ・ベル、ガーティの三人が見事に暴れてくれます、
レディングはスパイとしてそれだけ活躍できるのは分かりますが、それ以上にアイダ・ベル、ガーティの年齢を全く感じさせない活躍がとにかく読んでいて楽しいです。
事件とは無縁だったシンフルの町が、この数週間でどれだけの事件に見舞われているのか。
まるで名探偵コナンの米花町みたいです。
レディングとカーターの行方
これまでもレディングとカーターの間に何か特別な感情が芽生えそうな予感はしていました。
それが表面上に出てきたのは本書からではないかと思います。
レディングはカーターに対していちいち反応し、本書の最後には判断ミスなのかとある選択をします。
スパイをしてきたレディングらしからぬ一面で、そんなところも本シリーズの魅力となりつつあります。
この先も二人の関係については詳しく描かれると思うので、引き続き追っていきたいと思います。
おわりに
シリーズとしての面白さがいよいよ盤石になってきました。
本書で新たな面白い要素も追加されたので、次回以降がますます楽しみです。
本をお得に読みたい人には『Kindle Unlimited』をオススメします。
小説のみならずビジネス書、マンガ、専門書など様々なジャンルの作品が200万冊以上読み放題。
新規加入なら30日間の無料体験ができるので、無料期間中に退会すればお金は一切かかりません。
また期間限定で2か月1,960円→99円の破格なプランもあります。
なかなか手に取れない数千円、数万円するような本を読むのもアリ。
マンガであれば一か月で数十冊読めてしまうので、シリーズものも無料で読破できます。
気になる人はぜひ30日間無料体験でお試しください。
関連記事はこちら。