『ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス』あらすじとネタバレ感想!
禁断のデスバトルMMO『ソードアート・オンライン』から現実世界に戻ってきたキリト。彼は攻略パートナーであり、想い人でもあるアスナのもとに向かう。しかし、結城明日奈は、あの悪夢のゲームからまだ帰還していなかった。困惑と絶望に包まれるキリト。唯一の手がかりは、鳥篭の中で佇む“妖精姿”のアスナという謎の画像データのみ。どうやら彼女は、高スペックVRMMO“アルヴヘイム・オンライン”というゲーム内に囚われているらしい。キリトはアスナを救うため、飛翔する妖精プレイヤーたちが交錯する“ALO”に飛び込んでいく…!!WEB上でも屈指の人気を誇った『フェアリィ・ダンス』編、スタート。
「BOOK」データベースより
シリーズ第三弾となる本書。
前の話はこちら。
物語の舞台はアルヴヘイム・オンライン(ALO)というSAOとは別の仮想空間になり、状況や設定など一新されています。
この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。
核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。
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あらすじ
帰還
桐ケ谷和人(キリト)はSAOを攻略し、無事に現実世界に戻ることが出来て二か月が経過していました。
冒頭、和人は桐ケ谷家の実子ではなく、母・翠の今は亡き姉の子どもであることが明かされますが、そんなことは関係なく家族としてうまくやっています。
従妹にあたる直葉(すぐは)とは微妙な距離感でしたが、SAOから戻ってきた和人は彼女とのコミュニケーションを増やし、以前よりも仲良くなっていました。
直葉は和人と本当の兄弟でないことを知ったのが最近であり、そのせいで彼を異性として意識するようになっていました。
ところが、戻ってきた和人にはアスナというかけがえのない存在が出来ていて、直葉の入りこむ隙間はありませんでした。
しかも、アスナはなぜか意識が戻っておらず、今も病院でナーヴギアをつけたままです。
アスナだけでなく、三百人ものプレイヤーがまだ現実に戻ってこられずにいますが、原因は不明。
和人にとって、まだSAOでの日々はまだ終わっていませんでした。
策略
ある日、和人がアスナの入院する病院に行くと、そこにいたのはアスナの父・結城彰三と彼の会社の主任研究員である須郷伸之でした。
一見、人の良さそうな須郷ですが、彰三が席を外すとその本性を現します。
須郷は和人とアスナの仲を知っている上で、自分とアスナが結婚することを告白。
アスナに嫌われていることを自覚した上で、意思表示のできないうちに結城家の養子に入ろうとしているのです。
当然、和人は反発しますが、須郷とアスナの仲は彰三公認のものであり、ゲームの中だけで
知り合った和人にどうすることも出来ません。
失意に暮れる和人ですが、ある日、SAOで知り合ったエギル(本名はアンドリュー・ギルバート)よりアスナを目撃したという情報を入手します。
アスナが目撃されたのはアルヴヘイム・オンラインというSAOのようなVRMMO(仮想大規模オンライン)で、何者かによって捕らえられているようでした。
奪還
状況は分かりませんが、和人はキリトとしてアスナを救うためにALOに挑戦することを決めます。
本来であれば初期ステータスからゲームが始まるはずですが、ALOはSAOサーバーのコピーだったためキリトはSAOでのスキル値を引き継ぐことに成功します。
さらに手元あったアイテムを用いてユイをナビゲーション・ピクシーとして復活させることに成功。
二人でアスナを助けることを決めます。
道中、サラマンダーたちに襲われるリーファというシルフの少女を助け、気の合った彼女も冒険を共にすることになります。
二人が目指すのは、全ての冒険者の最終目的地であり、アスナの囚われている世界樹です。
ちなみにリーファをコントロールしているのは直葉ですが、二人はお互いのことを知らずにしばらく冒険することになります。
感想
SAOと同じ仮想空間が冒険の舞台ですが、ゲーム性は大きく異なっています。
そのためキリトの今までの戦い方ではどうにもならないことも多くあり、新たな戦術が求められます。
この辺りの設定が相変わらずうまく、安心して読むことが出来ました。
それからアスナ不在の状況で、ヒロインの座についた直葉。
従妹ですが和人に恋心があり、しかし和人=キリトと気が付かずに一緒に冒険をして、次第にキリトに惹かれていく。
ある程度展開が見えている設定ゆえに、読者は冒険を楽しむ二人を複雑な心境で見守ることになります。
この結末は次巻に持ち越しなので、かなりじれったく感じられました。
またこれまでもそうですが、本書でも魅力的な女性キャラクターが数多く登場します。
今後も登場の機会がありそうなので、巻数を経るごとにSAOという作品の世界観が広がっていくのを感じます。
おわりに
物語の展開は読めるものですが、丁寧な描写が読んでいて気持ちが良く、良質なライトノベルであることを改めて実感しました。
次巻で決着するので、ぜひ見届けてください。
次の話はこちら。
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