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『ソードアート・オンライン20 ムーン・クレイドル』あらすじとネタバレ感想!

山ゴブリン族オロイによる、人界人ヤゼン老人の殺害。“禁忌目録”と“力の掟”によって縛られたアンダーワールドの住人には、決して起こすことのできない事件が発生した。それは、人界と暗黒界に再び戦乱を引き起こさんとする“真犯人”の謀略だった。真相を探るキリトは、暗黒界軍の総司令官イスカーンの助力を得るも、すんでのところで犯人とおぼしき“黒ローブの男”に逃げられてしまう。調査が難航する中、アスナは殺害現場である宿屋で“過去覗術”の詠唱を試す。すると意外な映像が浮かび上がり…。そして整合騎士見習いのロニエとティーゼに“真犯人”の毒牙が迫る―!“ムーン・クレイドル”編、完結!

「BOOK」データベースより

シリーズ第二十弾となる本書。

前巻から続いている事件が解決し、これにてアンダーワールドでの物語が一旦終わります。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。

あらすじ

新たな手掛かり

シェータとイスカーンの娘・リーゼッタを誘拐犯から取り戻し、人界に戻ったキリトとロニエ。

犯人である黒ローブの男の正体は依然分からず、調査が続いています。

そんな中、神聖術師団は過去に起きた出来事を再生する術式を作り出します。

負荷の関係から遠い過去に遡ることはできませんが、この術式をアスナが用いることで宿屋で起きた事件の姿が少しだけ明らかになります。

犯人の姿は見えませんでしたが声は聞くことができ、さらに犯人は禁忌目録に縛られていないことが判明します。

再会

ロニエとティーゼは、それぞれが育てている幼竜の魚嫌いを直すために湖で魚捕りをします。

湖の近くのお屋敷にはお化けが出るという話で、ティーゼの提案で二人で調べることになります。

単なる噂かと思われましたが屋敷の中から音が聞こえ、二人は屋敷の中に入ります。

地下の牢屋で見つけたのは三人のゴブリンでした。

そして、予想外の人物にも出会います。

相手は、ロニエたちがその死を確認したはずのノーランガルス北帝国第六代皇帝、クルーガ・ノーランガルスでした。

なぜクルーガが生きているのか。

ここで何をしているのか。

クルーガと一連の事件の繋がりが明かされ、ロニエとティーゼによる必死の戦いが始まります。

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感想

決して面白くなかったとはいいません。

しかし、消化不良感があまりにも強いというのが正直なところです。

一応事件が解決した体をとっていますが、根本的には何の解決もしておらず、かつアンダーワールドでの物語はここで終わっています。

確かに全てを描いていてはいくら巻数を重ねても足りないので、どこかで区切りをつける必要があるというのは分かります。

ただこんな中途半端な形で描くのであれば、そもそも描かない方が想像の予知が広がって良かったのではと思ってしまいます。

もしシリーズを理解するために読もうかどうか迷っているという人は、ムーンクレイドル編を読まなくても本編にそう影響は及ぼしませんので、飛ばしても構わないというのが個人的な考えです。

一方、SAOの世界観が好き、アンダーワールドの物語を最後まで見届けたい人にとっては面白いエピソードになっているので、ぜひ楽しんでもらえればと思います。

おわりに

スピンオフという形で、短いですがアンダーワールドのその後を楽しめる内容になっていました。

次巻から新しい物語に突入するので、期待したいと思います。