ソードアート・オンライン

『ソードアート・オンライン15 アリシゼーション・インベーディング』あらすじとネタバレ感想!

「キリト、教えて…。私は…どうすればいいの?」最高司祭アドミニストレータを倒した代償、それはユージオの死、そしてキリトの精神喪失だった。激闘から半年後。アリスは、意志の無い虚ろな表情で車椅子に乗るキリトと“ルーリッドの村”に身を寄せていた。整合騎士としての役目“人界の守護”をベルクーリに託したアリスは、心を失ってしまったキリトと静かに暮らすことを選んだのだ。そして、“アンダーワールド”には、賢者カーディナルの預言した“最終負荷実験”が刻一刻と近づきつつあった…。“ダークテリトリー”からの邪悪な息吹が“人界”に流れ込み始める。ついに、恐るべき闇の軍勢が動き出そうとしていた。

「BOOK」データベースより

シリーズ第十五弾となる本書。

キリトは決死の思いで世界を守り抜きましたが、それは次なる戦いの始まりでしかありませんでした。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。

あらすじ

極秘作戦

グロージェン・ディフェンス・システムズの最高作戦責任者であるガブリエル・ミラーは国家安全保障局からとあるテクノロジーの奪取を依頼されます。

それはラースの開発した『A.L.I.C.E.』と名付けられた人口の魂です。

作戦には多くの戦闘員が動員され、ガブリエルはその作戦を指揮します。

彼はガンゲイル・オンライン(GGO)で行われた『バレット・オブ・バレッツ』という大会で優勝を果たしたことがあり、その時の相手の一人がシノンでした。

この因縁はのちに新たな展開を生み出します。

戦いの傷痕

アンダーワールドでの話。

カセドラルの戦いから半年後、キリトは突然気力を失い、生きる屍と化していました。

アリスはそんな彼を連れると、生き残った整合騎士たちに事情を説明し、整合騎士長であるベルクーリに迫りくるダークテリトリーからの大侵攻に備えてもらいます。

アリス自身はキリトを連れて生まれ故郷であるルーリッドに戻ると、二人での生活を始めました。

村人から歓迎されているとは言い難い状況で、キリトの世話をしながら毎日を過ごし、これからの目的地である『ワールド・エンド・オールター』に何があるのかも分からない。

アリスは迷っていました。

最終負荷実験

今度はオーシャン・タートルでの話。

キリトがアドミニストレータを打倒した時と前後して、ガブリエルたちからの襲撃にあいます。

幸い、耐圧隔壁を展開することでその場をしのぎますが、敵はそれで手を休めてはくれません。

残された時間は二十三時間で、それはアンダーワールド内で一年以上。

ガブリエルは部下のヴァサゴと共にダークテリトリー側のスーパーアカウントを使用してアンダーワールドに入り、中からアリスを確保することを決めます。

時は同じくして最終負荷実験のラストステージに突入し、ついにダークテリトリー側の敵が侵攻を開始します。

こうして更なる戦いの火ぶたが切って落とされ、アリスもまた戦線に復帰するのでした。

スポンサーリンク




感想

アリシゼーション編冒頭でシノンの口から出ていたガブリエルがついに動き出しました。

これまで物語を引っ張ってきたキリト、ユージオ不在の中、アリスが迷いながらもあがき、その姿は人間と何ら変わりません。

また次の戦いからアスナたちリアルワールド側の人間も参戦できるので、ようやくシリーズらしさが出てきました。

ダークテリトリーとの戦いをキリト抜きで勝ち抜けるのか。

ガブリエルやアスナたちの介入はどんな影響を及ぼすのか。

本書は前回の爪痕のせいか暗さが目立ったので、次巻以降の激戦に期待です。

おわりに

アドミニストレータとの戦い以上の大きな争いが始まる前の、静けさといった話でした。

この戦いからはリアルワールドからも存分に参戦してくるでの、さらなる激戦を楽しめそうです。