『薬屋のひとりごと 8』あらすじとネタバレ感想!
毒で体調を崩した姚が医局勤めに戻れるようになった頃、
Amazon商品ページより
猫猫のもとに大量の書物が届いた。
送り主は、変人軍師こと羅漢。
碁の教本を大量に作ったからと、猫猫に押し付けてきたらしい。
興味がないので売り飛ばそうかと考える猫猫の考えとは裏腹に、
羅漢の本によって、宮中では碁の流行が広がっていくことになる。
一方、壬氏はただでさえ忙しい身の上に加えて、
砂欧の巫女の毒殺騒ぎや蝗害の報告も重なり、多忙を極めていた。
そんな中、宮廷内で碁の大会が企画されていることを知った壬氏は、
羅漢のもとに直接交渉をしかけに行く。
シリーズ第八弾となる本書。
前の話はこちら。
今回は嵐の前の静けさというか、インパクトという意味では控えめです。
一方で馬の一族がさらに加わって登場人物の層の厚みが増したり、宮廷内を巻き込んだ碁の大会が開かれたり、面白さは変わらずです。
この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。
核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。
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あらすじ
本
ある日、猫猫のもとに大量の本が届きます。
送り主は羅漢。
本は碁について書かれていて、作者はなんと羅漢本人でした。
猫猫からしたら全く興味のないものですが、碁をある程度知る燕燕からすると上質なもので、需要がある程度見込めることが分かります。
そこで二人はこれを利用したお金儲けを企みます。
買い物
猫猫は姚と燕燕と共に買い物にくりだします。
立ち寄った化粧品店は良質なものを取り扱っていますが、そこで一つ問題が起きます。
店員が、新しい業者が持ってきた商品について検品中に異常を感じ、そのことで業者ともめだします。
業者は注文通りのものを持ってきたと主張して、物々しい雰囲気になっていました。
猫猫は居合わせたことでその問題に首を突っ込むこととなり、推理を始めます。
蝗害
これまで蝗害の兆しが見えていたことから、それに対して対策をとってきました。
そして、ついにそれが発生したと知らせが入ります。
規模こそ小さいですが複数報告されていて、いつ飢饉を引き起こすような規模になるか分かりません。
壬氏は調査に乗り出し、そこで見たものを猫猫に分析してもらい、今後の対応を考えます。
それによって予想以上に被害が広がる可能性が見えてきて、一同の中に悪い予感が広がります。
感想
蝗害
恐れていたものが現実味を増してくる点において、本書は緊張感があります。
たまにニュースで外国の蝗害が報道されていますが、あれが作中でも起こるのかと思うと、卒倒しそうです。
猫猫たちのとれる手段は限られており、この事態に対してどう対処したら良いのか。
イメージがうまくわかなかったので、次の展開へワクワクが膨らみました。
増えた登場人物
本書は本当に新しい登場人物を上手く物語に組み込むなと、感心していました。
多忙を極める壬氏のために麻美、馬良などが加わるわけですが、どれも個性的で、名持ちの一族の特異さが際立っていました。
しかも、彼らの登場すら次の伏線になっているので、どこまで物語が膨らむのかと想像すらできません。
おわりに
碁の大会がメインで落ち着いていますが、それでも面白さのエッセンスがいたるところに散りばめられていて、面白かったです。
そして猫猫と壬氏の関係は強制的に強固になってしまい、これが今後どう影響するのか。
次巻への期待が高まる良い展開です。
次の話はこちら。
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