『図書館の魔女 第二巻』あらすじとネタバレ感想！魔の手が忍び寄るシリーズ第二弾
harutoautumn
よなよな書房
『後宮の烏４』あらすじとネタバレ感想！
harutoautumn
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
今宵も夜明宮には訪いが絶えない。泊鶴宮の蚕室で、大切な繭がなくなったという宮女……。一方、花娘を通じ城内での謎多き失せ物探しも舞い込んで!? 烏妃を頼る者は日に日に増え、守るもののできた寿雪の変化に言いようのない感情を抱く高峻。やがて二人は真実眠る歴史の深部へ。鍵を握るのは名もなき幽鬼か、あるいは――。圧倒的中華幻想譚、待望の第四弾!!
Amazon商品ページより
シリーズ第四弾となる本書。
前の話はこちら。
あわせて読みたい
『後宮の烏３』あらすじとネタバレ感想！
本をお得に読みたい人には『Kindle Unlimited』をオススメします。
小説のみならずビジネス書、マンガ、専門書など様々なジャンルの作品が500万冊以上読み放題。
新規加入なら30日間の無料体験ができるので、無料期間中に退会すればお金は一切かかりません。
また期間限定で3か月2,940円→99円の破格なプランもあります。
なかなか手に取れない数千円、数万円するような本を読むのもアリ。
マンガであれば一か月で数十冊読めてしまうので、シリーズものも無料で読破できます。
気になる人はぜひ30日間無料体験でお試しください。
スポンサードリンク
あらすじ
蚕室
後宮には蚕室があり、晩霞の実家である沙那賣家では養蚕盛んであることから作られたものです。
そこには幽鬼が現れるのだといいます。
蚕を誤って踏み殺してしまった宮女が祟りで殺され、それが幽鬼になったというのが九九の話です。
にわかには信じられない寿雪ですが、そこに泊鶴宮の宮女である秋児が現れ、幽鬼が現れるのは本当だといい、単なる噂話に寿雪たちは巻き込まれることになります。
紛失
秋児がいうには幽鬼を見た者は複数いるものの、仕事が忙しいため特に気にはしていませんでした。
しかし、蚕の繭がなくなったことで状況が変わります。
わずかな紛失ですが、そのせいで罰せられるほど重要なことで、その場にいた者の服などを調べましたが見つかっていません。
そもそも盗んで被害を被るのは秋児たちであり、わざわざ盗むとは考えられません。
今回のことが続けば誤魔化せなくなることから、寿雪にすがったのでした。
さらに蚕室で育てているのは固有の品種であり、この辺りの蚕と交配してしまうことも問題です。
こうして寿雪は調査をすることになります。
調査
寿雪は蚕室を訪れます。
彼女の力で姿を現した幽鬼は外に出て、何かの塚で姿を消します。
塚について秋児に調査を依頼する寿雪ですが、後日、秋児は依頼を取り消したいと言い出します。
何もないといいますが、何か理由があることは明らかです。
寿雪たちは調査を続け、今回の事態の真相を知ります。
感想
強くなる絆
基本的に人との関わりを避けなければならない鳥妃ですが、それに反して寿雪の周りには彼女を信頼する人が多く現れました。
寿雪はそれに対して拒まないものの、どこか戸惑っているところもありました。
ところが本書では絆をより強くするようなことを寿雪から発することがあり、明らかな心境の変化を感じました。
その言葉は人の信頼を集めるに足りるもので、烏妃としてというか、寿雪の器の大きさを見せてくれました。
一方で、彼女の口にした言葉は彼女自身にもいえる言葉で、この辺りに寿雪の不器用さと優しさが見えて胸が熱くなりました。
見えてきた光明
本書の最後で、寿雪の未来を明るくするための光明が見えます。
具体的な方法が分かって先が見えたように見えますが、もちろん、そう簡単にことは運びません。
そのあたりは次巻で盛り上がるのですが、次巻へのつなぎ方が上手く、一冊だけでなくシリーズとしても構成がやはり上手いなと感心してしまいました。
おわりに
だんだんと対峙しなければならない闇が見えてきました。
人智を超えた力・存在もその勢いを増してきて、それでいて物語はしっかり地に足がついていて、面白さは増すばかりです。
次の話はこちら。
あわせて読みたい
『後宮の烏５』あらすじとネタバレ感想！
本をお得に読みたい人には『Kindle Unlimited』をオススメします。
小説のみならずビジネス書、マンガ、専門書など様々なジャンルの作品が500万冊以上読み放題。
新規加入なら30日間の無料体験ができるので、無料期間中に退会すればお金は一切かかりません。
また期間限定で3か月2,940円→99円の破格なプランもあります。
なかなか手に取れない数千円、数万円するような本を読むのもアリ。
マンガであれば一か月で数十冊読めてしまうので、シリーズものも無料で読破できます。
気になる人はぜひ30日間無料体験でお試しください。
関連記事はこちら。
あわせて読みたい
【2024年】厳選おすすめ文庫本小説50選！初心者でも読みやすい不朽の名作揃い
