ホラー

『祝山』あらすじとネタバレ感想!実体験が元になった臨場感あふれるホラー

harutoautumn

ホラー作家・鹿角南(かづのみなみ)のもとに、旧友からメールが届く。ある廃墟で「胆試し」をしてから、奇妙な事が続いているというのだ。ネタが拾えれば、と軽い思いで胆試しのメンバーに会った鹿角。それが彼女自身をも巻き込む戦慄の日々の始まりだった。一人は突然の死を迎え、他の者も狂気へと駆り立てられてゆく――。著者の実体験を元にした究極のリアルホラー!

Amazon商品ページより

著者である加門七海さんの実体験が下敷きとなったホラー小説である本書。

主人公のホラー作家・鹿角はネタのためにと心霊現象に巻き込まれたらしき人たちにあいますが、それが災いして、よくないものに巻き込まれていきます。

直接的なホラーではありませんが、いつまでも払しょくできない嫌な予感は読者を蝕み、極上の恐怖を味合わせてくれます。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。

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あらすじ

一通のメール

ホラー作家の鹿角南は、十年以上にわたってオカルトものだけを書き続けてきました。

今回は『肝試し』をテーマに執筆しようとしていますが、それがどうにも進まず四苦八苦します。

わざわざいわくつきの場所に赴いて、怖い思いをしたり、不幸な目にあったりしても自業自得だと思っていることが原因の一つでした。

そんなある日、友人との共通の知人である矢野朝子から久しぶりにメールが届きます。

はじめは食事の誘いでしたが、その後のメールでは霊に関する相談が書かれていました。

鹿角は自業自得だと思いつつも、取材になるのではと思って矢野に会うことにします。

肝試し

鹿角を待っていたのは、矢野含めて四人の男女でした。

彼らは肝試しで群馬県の山中にある工場跡に行きますが、そこでは特に何も起きませんでした。

しかし、参加者の若尾が突然逃げ出し、他の三人もそこで黒い仏壇を見つけ、慌てて後を追います。

気味が悪くなった四人は近くの神社で祝詞を唱え、それで悪いものを祓ったつもりでした。

ところがその後、車の調子がおかしくなったり、若尾が熱を出して寝込んだりと、おかしなことが続きます。

その中でも四人はおかしな写真が撮れたことを気にしていて、鹿角も確認します。

それはオーブと呼ばれる心霊現象に見えましたが、すぐに撮影時の手ブレだと分かり、何事もなく終えたように見えました。

場所の正体

鹿角は飲み会後も、若尾が本当に怯えていたことが気になっていました。

そこで連絡をとってみると、若尾以外の肝試し参加者の様子が変であることが分かります。

鹿角は独自に彼らが行った場所のことを調べ、そこが祝山と呼ばれる山であることを知ります。

その後も知らなかった事実が次々に出てきて、鹿角は次第に嫌な予感を強めていきます。

感想

嫌な予感が止まらない

本書はオーソドックスなホラー小説です。

知人から肝試しに行った時のことを相談され、その場所はいわくつきでした。

調べるうちに自分も恐怖に巻き込まれてしまう。

分かりやすい流れで、読者はスムーズに物語の中に入ることができます。

しかし、だからといって退屈というわけではありません。

肝試し参加者による非常識な行い。

肝試しをした場所に隠された事実。

読み進めるほどに嫌な予感は加速し、先を読みたくない恐怖と、それでも先が気になって仕方がない好奇心がせめぎ合います。

これぞホラーの醍醐味で、十分に満足することが出来ました。

ややパンチは弱め

基本的には満足できたのですが、やや物足りないと感じたのも事実です。

本書は肝試し参加者の体験、鹿角の調査を通じて怖さが募るのですが、基本的には舞台が日常で、緊迫感を得られるシーンはそう多くありません。

また物語の視点には鹿角の主観が大いに入り込んでいるので、それに共感できないと恐怖は半減します。

分かりやすい恐怖の対象、直接的な恐怖を求める読者からすると、物足りないかもしれません。

個人的には大きな期待を持って読むというよりも、気軽な気持ちでサラッと楽しむくらいがちょうど良い作品だと思います。

おわりに

日本らしいホラーが楽しめる一冊です。

難しい内容ではなく、ページ数的にも気負いせずに読める量なので、怪談や肝試しというワードが好きな人はぜひ読んでみてください。

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