ミステリ

本格ミステリ、新本格ミステリって何?定義や違いを解説します

推理小説などのあらすじで『本格ミステリ』、『新本格ミステリ』というジャンルを見かけることがあると思います。

本格というとちゃんとしている、しっかりしているという漠然とした意味を連想しがちですが、じゃあ本格的なミステリって何?と疑問を抱く人も多いはず。

そこでこの記事では、本格ミステリの定義などを解説します。

あわせて新本格ミステリなど類似する言葉にも言及し、それぞれの違いについて明確にしています。

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本格ミステリ

本格ミステリとは

本格ミステリとはミステリ(推理小説)のジャンルの一つで、

  • 謎解き
  • トリック
  • 探偵の活躍

などを主眼とした作品のことを指します。

正直、著者や出版社が作品をどのように捉えるかで本格かどうかは決まるので、本格=謎解きが十分に楽しめる、くらいの認識で良いと思います。

個人的には本格ミステリに分類される作品は

  • 探偵が登場する
  • 洋館、山奥の館などミステリ特有の非現実的な場所が舞台
  • 孤立無援の状態に陥る

など、古き良き時代のミステリの文化を踏襲しているイメージです。

変格ミステリとは

本格ミステリの対義語として、変格ミステリという言葉が存在します。

これは単純に本格に当たらないミステリのことを指します。

最近だとリーガルミステリ、SFミステリ、社会派ミステリ、青春ミステリなどサブジャンルがとにかく細分化されていて、変格という言葉はほとんど聞きません。

これらのサブジャンルでも謎解き、トリックなど内包されている作品も多いので、あくまで売り出す最大の魅力が本格とは違う程度に認識しておけば大丈夫です。

代表的な作家

本格と新本格との違いは後述しますが、その関係で平成以前の作家が対象になります。

  • アガサ・クリスティー
  • エラリー・クイーン
  • 江戸川乱歩
  • 横溝正史
  • 鮎川哲也
  • 島田荘司

上記はあくまで一部で、これらの作家の執筆した作品すべてが本格ミステリというわけではありませんので、ご注意ください。

新本格ミステリ

新本格ミステリとは

本格ミステリが一時衰退した時期があり、それを盛り返すために様々な取り組みが行われました。

その中で1987年に綾辻行人さんが『十角館の殺人』でデビューし、出版社によって『新本格』というキャッチコピー打ち出されました。

以降、ミステリの若手新人作家が数多くデビューし、一大ムーブメントを引き起こしました。

これまでの本格ミステリの伝統を踏襲しつつも新たなエッセンスが加わっていることから、綾辻さん以降に登場したミステリ作家、あるいはミステリに対して『新本格』の言葉が使われるようになりました。

あくまで『本格』と区別するために用いられる言葉なので、ジャンルとしては本格ミステリと同じと捉えてまず問題ないと思います。

代表的な作家

上述した通り、綾辻さん以降にデビューしたミステリ作家が中心になります。

  • 綾辻行人
  • 折原一
  • 法月倫太郎
  • 有栖川有栖
  • 我孫子武丸
  • 太田忠司
  • 摩耶雄嵩
  • 京極夏彦
  • 森博嗣

あまりに該当者が多いので、個人的に好きな作家さんを挙げました。

おまけ:新・新本格ミステリとは

最近では『新・新本格ミステリ』なる言葉が登場しました。

僕が見かけたのは、2017年に刊行された今村昌弘さんの『屍人荘の殺人』の帯でのことです。

新本格という言葉は生まれた当時としては新しいですが、それも平成以前の話です。

平成以降に生まれた人にとって新本格ミステリ自体が古典になりつつあり、新しくもなんともありません。

すでに新本格ミステリの良さを踏襲した作品も数多く登場しているので、ではどう呼称したら良いのかという問題が出てきました。

そこで誕生したのが『新・新本格ミステリ』です。

『屍人荘の殺人』を読んでもらえれば分かりますが、『十角館の殺人』の設定を踏襲しつつも現代の要素が加わり、新本格ミステリという言葉では分類できない新たな魅力を生み出しています。

ただし、これも作家や作品の年代を分けるためにつけられた言葉なので、ジャンルとしては本格ミステリとして捉えれば大丈夫です。

おわりに

長い歴史があるジャンルだからこそ、年月を追うごとにどんどん細分化されています。

ただこれらの言葉はミステリの歴史を語る上で外せないというだけで、読みたい作品を知

る上で考慮する必要は特にありません。

ここでは本格ミステリ=謎解き、トリック、探偵の活躍が楽しめる、くらいの知識を身につけてもらえれば十分です。

ぜひ読みたい作品を探す際の選ぶポイントとして活用してみてください。

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