ミステリ

『バスカヴィル家の犬』あらすじとネタバレ感想!呪われた一族に隠された秘密とは?

イギリス南西部の旧家バスカヴィル一族。その当主が遺体で発見された。死因は心臓発作。しかし不思議なことに、遺体発見現場にはとてつもなく巨大な猟犬の足跡が。実は、呪われた魔犬伝説により一族ではこれまで不可解な最期を遂げた者が多いのだった…。呪われた一族の謎をめぐる、シリーズ史上最も得体の知れない難事件にシャーロック・ホームズが挑む!一気読み必至の傑作長編小説を、瑞々しく読みやすい新訳で!

「BOOK」データベースより

シャーロック・ホームズの事件の中でも特に有名な本書。

ディーン・フジオカさん、岩田剛典さん出演の映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』が2022年6月17日に公開になるということで、話題になっています。

呪われた魔犬伝説などという胡散臭いものが登場しますが、それを証明するかのような事態が連続して起きます。

捜査の過程で何者かの追跡にあい、一連の出来事には何らかの思惑が絡んでいることは明白。

推理材料が出るほど事件が複雑に絡み合いますが、やがて糸がほどけて真実が見えてきます。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の人はご注意ください。

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あらすじ

魔犬伝説

ホームズとワトスンのもとに、モーティマー医師が訪れます。

モーティマー医師の相談したいこととは、イギリス南西部にあるバスカヴィル家の伝説と最近起こった事件の関連性についてでした。

バスカヴィル家では代々伝わる話があり、それは当時の領主・ヒューゴーがこの世のものとは思えないほど大きく恐ろしい犬によって殺害されたというものでした。

これは魔犬伝説として今に伝えられていますが、単なる伝説と一笑できない出来事が最近ありました。

現在の当主だったチャールズが先日亡くなり、様々な観点から他殺でないことは明らかになっています。死因は心臓発作でした。

ところがモーティマー医師は謎の足跡を見つけていて、それは巨大な猟犬の足跡だったのです。

チャールズは魔犬を見つけ、ショックで亡くなったのか?

バスカヴィル家の遺産は遠く離れて暮らしていたヘンリーに相続されることになっていますが、モーティマー医師は彼をバスカヴィルの家があるムアに招いて危険がないか気にしていました。

脅迫状

翌日、モーティマー医師はヘンリーと共に再びホームズの元を訪れます。

ヘンリーの手には、差出人不明の脅迫状がありました。

そこにはムアに近づくと命が危険にさらされることが書かれていました。

ホームズはそこに何者かの意志を感じ、ヘンリーたちの帰り道に尾行者を発見します。

しかし相手も慎重で、正体が判明する前に逃げられてしまいます。

別行動

ヘンリーがこのままバスカヴィル家の当主になれば彼の身に危険が降りかかることは明白でしたが、ムアの人々にとってヘンリーは絶対に必要な人物でした。

しかしホームズは他にも事件を抱えていて、ロンドンを長く離れることはできません。

そこでワトスンがヘンリーたちと共にバスカヴィル家に滞在し、現地の情報を集めることになりました。

ホームズはワトスンから情報を逐一共有してもらい、離れた地から事件を推理することになりました。

ワトスンは不安を抱えながらもバスカヴィル家での滞在を始めますが、まるで魔犬伝説は本当であると主張するような事態が次々に起こります。

感想

不朽の名作

やはりこの時代のミステリは面白い。

そう思わずにはいられない名作でした。

少し鼻につく言動、態度すらもホームズの魅力で、実直なワトスンが驚くほどぴったり合います。

この二人が難事件に挑むわけですが、魔犬の伝説なる胡散臭いものが今回の相手です。

笑って済まそうにも伝説を証明するかのような証拠や証言が相次ぎ、無視するわけにはいきません。

捜査をするにも今のように情報網が発達しているわけではないので、遠く離れた人物と連絡を取り合うにも一苦労。

これが捜査、あるいはアリバイ作りに役立つので、現代では出来ない利点です。

離れた二人

今回の事件ではホームズとワトスンが離れて捜査をするので、その点も良かったです。

ホームズ不在の中で、ワトスン一人でどこまで真相にたどり着けるのか。

別々に行動することに、ホームズはどんな意図を持っているのか。

現代の複雑なミステリに慣れた人であれば物語の展開を読むことはそう難しくありませんが、読めていたとしてもつい喜んでしまう自分がいます。

お決まりだけれど、それが良い。

これが成立すること自体が名作で証であります。

結末があっさり

欲を言えば、最後に行われる真相の解説についてもっとページを割いてもらえるとより盛り上がりを感じられたように思います。

あれだけ興味深い事実の数々が明かされたのですから、広げようはいくらでもあります。

しかし、結末が淡々と語られ、あたかも大した事件でなかったかのように終える描き方は非常に好感が持てました。

ホームズにとって、次の事件が始まれば忘れてしまう程度の事件。

このあたりがホームズたる所以で、余韻も完璧です。

コナンにも登場する

余談ですが、映画『名探偵コナンベーカー街の亡霊』に本書のことがちょっとだけ言及されています。

作中、命がけのゲームの舞台として過去のロンドンが選択され、コナンたちは助けを求めてホームズのもとを訪れますがあいにくの不在。

その不在の理由として、このバスカヴィル家の犬に関する事件のためにロンドンを離れていると説明されています。

また本書をモチーフにしたエピソードが原作70巻に収録されているので、気になった人はぜひチェックしてみてください。

おわりに

今でも多くの人に読んでほしい良質ミステリでした。

僕はコナンの映画がきっかけで本書を知って、同じように知った人には特に読んでほしいです。

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