『夏目友人帳 30巻』あらすじとネタバレ感想!
箱崎氏の孫・紅子から、祖父の屋敷に「幽霊」がいるのではないかと相談された夏目。誰もいないはずの屋敷なのに、物音や音楽が聞こえたりするという…。その正体は妖ではないかと予想する夏目だが!?占い師のクララと共に訪れたオークション「何首鳥の会」で起きる事件を描く「とある少女の肖像」も収録!メガヒットあやかし契約奇談 第30巻!
Amazon商品ページより
シリーズ第三十弾となる本書。
前の話はこちら。
箱崎家に関するエピソードに加え、何とも得たいの知れない恐怖が楽しめる長編エピソードが一つ収録されています。
この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。
ネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。
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あらすじ
第百二十話
夏目は箱崎紅子から幽霊に関する相談を受けます。
誰も住んでいない箱崎の屋敷で物音や音楽を聞いたのだといいます。
夏目は幽霊のことは分からないとしつつも、屋敷で起こっていることに対して何となく予想がついていました。
そして、夏目は何者かの声を聞き、紅子が何者かを見たという穴をのぞきます。
そこには、集まって遊ぶ妖怪たちがいました。
今日は今は亡き紅子の祖父・源造の誕生日であり、彼らは源造を祝うために集まったのでした。
紅子はそこに祖父の姿を見出して感傷に浸り、夏目は箱崎家を後にします。
第百二十一話
夏目は紅子から古道具の愛好家が集まるギャラリーへの招待状を譲り受けていて、行くかどうか迷っていると、クララと再会します。
彼女はその集まり・何首鳥(かしゅら)の会のことを知っていて、同行したいと申し出るのでした。
会場である屋敷に着くと、クララとは別行動になります。
彼女はウキウキしていますが、夏目は何かの気配を感じていました。
正体を考えていると、男装オカルトライターのシノブと再会。
彼女から、ここが妖祓いに興味を持つ者たちが集まるオークション会場であることを教えてもらいます。
夏目は帰ろうとしますが、運悪く盗難事件が発生し、参加者はしばらく帰れなくなってしまいます。
どうしようかと思っていると、夏目は会場で伴に似た人物を目撃。
後を追いかけると見失ってしまいますが、そこでなんと田沼と会います。
そして、会場には如月荘で夏目が気にしていた黒ミサこと黒峰美彩がいるらしいことを教えてくれます。
第百二十二話
夏目は美彩こそが伴の主ではないかと推測。
田沼は知り合いの届け物のために来ただけですが、夏目と共に美彩について調べることにします。
しかし、伴にとってニャンコ先生は術具であり、狙われる可能性があるため、田沼に預けます。
夏目はそこで黒ミサの格好をした的場と会い、彼の姉こそが黒ミサであり、伴の主だといいます。
一方、田沼とニャンコ先生は伴の木偶から逃げると、自身が引っかかることについて調査を開始します。
第百二十三話
この館は元々仲富家の所有物で、仲富家は政界に名の通った名家でした。
趣味で古道具を集めていて、よからぬ道具を使って繁栄したのではとの噂もあります。
的場は妖に話しかけられますが、うまく話をリードして、会場で盗まれたものの一つが独楽(こま)であることを突き止めます。
さらに風車が盗まれたことから、的場は五つの仲富コレクションが狙われていると推測。
伴の木偶を見つけたため、二人で後を追います。
一方、田沼は会のキュレーターに持参物を預かると言われ断ると、相手の様子が変わり、意識がやがて遠のきます。
夏目は田沼が持っていたものこそがコレクションの一つではないかと推測。
探していると、館にある黒ミサの肖像画を見つけます。
誰かに似ていると思っていると、それはシノブでした。
感想
箱崎家のエピソードは懐かしさ、切なさを誘うもので、紅子の表情を見ていると感無量でした。
一方で、仲富家でのエピソードは長編らしいじっくり、たっぷりな不気味さを有していて、ドキドキしながら読み進めました。
次巻に続くほどの話で、かつこれまで物語に散りばめられたパーツが集まって形をなすエピソードでもあるので、続きが楽しみです。
おわりに
アニメ七期が発表され、ゆっくりと、しかし確実に前に進んでいることが何だか嬉しかったです。
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