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『MAJOR 2nd(メジャーセカンド) 23巻』ネタバレ感想!あらすじから結末まで!

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茂野大吾と眉村道塁が、チームメイトに!!

風林中と、眉村道塁を擁する強豪・大尾中の“合同ナイン”が結成!!!
唐突なライバルの加入に、睦子の心は激しく揺さぶられる――・・・
部内の雰囲気が大きく変わる中、さらには冬合宿の実施も決定し!?

茂野ジュニアと眉村ジュニアが、まさかの同じチームに!
一体どんな科学反応が起きるのか――!?
新メンバーが2人加入し、“女子9人”となった風林野球部!
冬合宿、そして春大会に向けて突き進む!!

Amazon商品ページより

前の話はこちら。

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道塁と早苗が加わり、新たなスタートを切った風林中学野球部。

しかし、道塁の加入に複雑な気持ちを抱く睦子などそう簡単にうまくいくはずもなく、いくつか問題が発生します。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

ネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。

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あらすじ

第213話『少女闘争』

新たなチームで、新たな希望を胸に野球に打ち込む道塁ですが、睦子の胸中は複雑でした。

彼女に大吾を取られてしまうのではという疑いは強く、夢に出てくるほど。

弥生たちに相談し、自ら道塁に近づく努力をしますが、なかなかうまくいきません。

そんな中、寿也より合宿の話が出ます。

第214話『秘密の特訓』

合宿といっても、隣にある風林高校の合宿所を借りるだけで、練習はいつものグラウンド。

一同はがっかりしますが、それでも親睦の目的もあり、決して意味がないわけではありません。

そんな中、睦子は今のままでは道塁に負けてしまうと思い、大吾に練習に付き合ってほしいと頼みますが断られてしまい、代わりに相手になってくれたのが仁科でした。

睦子は新たな武器としてカーブの練習を始めますが、なかなか制球が定まりません。

仁科の激励もあり挫けずに投球を繰り返す中、なんとそこに大吾と道塁が現れ睦子は大いに驚きます。

第215話『河川敷の事件』

気まずい睦子ですが、仁科が声を掛け、相手も睦子たちに気が付きます。

大吾はあくまで道塁が先約だったと説明しますが、睦子の疑いは晴れません。

それぞれ練習に戻ると、睦子はむしゃくしゃした気持ちをボールに込めます。

すると綺麗なカーブが決まり、思わぬ効果が出ました。

その日の午後、睦子は寿也に呼ばれ、無断で変化球の練習をしていたことをとがめられてしまいます。

練習のことを知っている人は少なく、誰が寿也にバラしたのか。

睦子の疑いの目は、大吾と道塁に向けられます。

第216話『もやもや睦子』

睦子のもやもやは募るばかりで、あまりの態度に太鳳もつい強い言葉を使ってしまいます。

それで睦子は自分の気持ちを、大吾にちゃんとぶつける必要性に気が付きます。

第217話『本当の気持ち』

翌朝、雨で練習は中止になり、睦子は星蘭と遊びに出かけ、出先でアニータと千里と会い、ぼかしながら自分の思っていることを話します。

そのおかげで吹っ切れ、帰ってトレーニングしようと思う睦子ですが、そこに大吾から一緒に練習しようと誘いがきます。

急いで準備して河川敷に向かうと、大吾は睦子のために組み立て式のピッチャーズマウンドを用意して待っていてくれました。

提案してくれたのは道塁で、二人は睦子が思っているような人でないことがようやく分かります。

睦子は自らの思い込みを恥じて涙を流し、寿也に変化球のことをバラしたのも千葉だと分かり、万事解決するのでした。

第218話『秘められし…?』

いつもの調子に戻った大吾と睦子ですが、道塁は早苗のことが気になっていました。

朝練には来ず、やる気も感じられない。

もしかしたら今のチームが気に入らないのかもしれないと悩んでしまいますが、そこに現れたのは魚住でした。

ここで道塁が左肩を壊して絶望に打ちひしがれている時、魚住は励ましたはずみで告白してしまい、振られていたことが判明します。

魚住はそのことを引きずり、合同チームに参加したいという心境をのぞかせます。

一方、寿也は早苗について才能を感じていて、マンツーマンで指導することを決めます。

第219話『密かに確かに』

寿也がマンツーマンでついても相変わらずやる気のない早苗ですが、太鳳に普通のグローブを借り、ボールの握り方を指導されたことでプレーが豹変します。

捕球はバッチリで、送球のコントロールも良い。

早苗は野球の楽しさに目覚め、驚くべき早さで上達していきます。

さらに寿也は彼女のボールを見極める目の良さに気が付いていて、さらなる可能性が感じられました。

第220話『事件の真相』

道塁はかつてのチームメイトである世古と出光に呼ばれ、そこで魚住がシニアを辞めたことを教えられます。

元々、道塁のことで監督が許せず辞めた三人だったので、シニアに戻っても扱いは冷たく、ついに魚住は監督とぶつかって辞めてしまいました。

そこで道塁は魚住を合同チームにいれてほしいと大吾に相談します。

第221話『ライバル加入?』

魚住は合同チームの件を早苗から聞き、道塁が自分を許してくれたと有頂天になります。

一方、これで大吾は正捕手を魚住と争うことになり、睦子は今まで頑張ってきたのにと納得がいきません。

しかし、大吾は前向きで、自分の実力で来年、睦子の球を捕れるように頑張ると宣言するのでした。

第222話『新入りの実力』

魚住が参加する初練習。

まずは睦子のボールを受けることになり、まだ睦子は複雑な思いを抱えていました。

ところが、投球が始まると魚住のキャッチング、声掛けが絶妙で、すぐに気持ち良くなってしまいます。

大吾は睦子のことが心配でしたが、睦子はむしろ魚住に惚れ惚れしていて、大吾を愕然とさせるのでした。

感想

何かと悩みや心配事を抱えやすい睦子なので、それがスッキリしたのは良かったことです。

加えて早苗の秘めたる才能や魚住という強力な部員が入り、風林中学野球部としてパワーアップしたことは間違いありません。

一方で、次巻からは大吾が色々と苦労したり悩んだりすることが予想されます。

キャプテンとしてだけでなく、捕手としてもパワーアップしないと魚住には勝てないと思うので、その辺りが次の見どころになるのかなと思います。

おわりに

二つの学校の生徒を混ぜるということで、反発が出るのは当然。

それでもちゃんと乗り越えられたので、チームとしてさらに一歩上にいけたと思います。

次は大吾と魚住の正捕手争いが焦点になると思うので、まだまだ目が離せません。

次の話はこちら。

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