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『MAJOR 2nd(メジャーセカンド) 17巻』ネタバレ感想!あらすじから結末まで!

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地区大会決勝、最終回! 激闘、遂に決着!
大尾中との地区大会決勝。最終回、風林中は大吾のタイムリーで逆転に成功!!
しかしその裏に敵もチャンスを作り、しかもバッターは眉村道塁。
県大会まであとワンナウト・・・ 女子6人の風林中、勝利を掴めるか!?

Amazon内容紹介より

前の話はこちら。

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連載の休止があったため前回から多少時間が空きましたが、待望の17巻です。

17巻では今までの話に一区切りがつき、物語は新しい方向に向かって動き出します。

この記事ではあらすじや個人な感想を書いていますので、未読の方はご注意ください。

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第153話 ここまで来たら

ツーアウトまでこぎつけるも、デッドボールで出塁を許してしまう弥生。

迎えるバッターは二番の満塁です。

弥生は疲労から制球が定まらず、スライダーを立て続けに外し、ストレートでなんとかストライクをとります。

一方、満塁はシニアを辞めてまで一緒に中学軟式を選んでくれた仲間のためにも打つと気合十分。

次のストレートを狙い打ちし、センターを抜けるツーベースヒットで同点に持ち込みます。

たまらずタイムをとる大吾。

一塁を埋めて守りやすくした上で、四番の魚住と勝負することを決めます。

しかし、ここで太鳳がついに弥生の肘の古傷のことを大吾に明かします。

大吾は動揺しますが、弥生はあくまで余裕があるように見せ、勝ちに行くことを宣言します。

第154話 教えてよ

試合が再開しますが、弥生は初球からワイルドピッチ。

大吾はこれをなんとか受け止め、観戦している藤井は五郎の遺伝子はすごいと褒めますが、五郎はそれを否定します。

遺伝子のせいにしたら、一年間めちゃくちゃ努力した大吾がかわいそうだと。

ここで五郎は自分の転機について語ります。

彼は現役にこだわってきましたが昨年、コーチとして独立リーグでセカンドキャリアを歩み始めました。

その気持ちにさせてくれたのは大吾だといいます。

ここで薫は、去年の秋に風林の野球部で起きた事件について話します。

当時の二年生が窃盗事件を起こし、監督は責任をとって辞め、野球部は半年間の休部。

大吾たち一年生はいきなり上級生も指導者も失ってしまうのでした。

その時、大吾は五郎に野球を教えてほしいと訴えかけます。

最初、五郎は人に教えられるタイプではないと断りますが、大吾のあまりに真剣な態度に心打たれ、コーチを引き受けたのでした。

話が終わった直後、魚住は思い切り振り抜き、打球はライトの睦子の頭上を越えます。

第155話 ナイスゲーム

睦子は転び、打球はフェンスを越えて逆転サヨナラスリーランホームランとなり、試合は大尾中の勝利となりました。

場面は変わり、泉が帰宅すると五郎がいて、キャッチボールをすることに。

その最中に試合について報告し、大吾のことを褒める五郎。

しかし、大吾は試合に負けたのは自分の責任だと思い、帰宅したのは試合終了のずっと後でした。

夕飯を食べないほど落ち込んでいますが、薫はキャプテンであれだけ悔しがっていれば風林はまだまだ強くなると前向きです。

大吾が部屋に戻ると机の上に五郎からの書き置きがありました。

その言葉に励まされ、すぐに夏に向けて気持ちを切り替えるのでした。

第156話 いざリベンジ!!

一学期の中間テストを挟み、練習が再開。

大吾は二か月後の大会で県大会出場を目標に掲げ、これまで以上に厳しい練習メニューを立てます。

しかし、これに不満をもらしたのは太鳳でした。

第157話 ハードペース

はじめての休日練習の日。

太鳳は宣言通り、練習をボイコットするつもりでしたが、弥生が迎えにきたことで遅刻だけで済みました。

太鳳は内心文句を言いながらも練習に参加しますが、彼女が一番気に食わないのは、大吾が肘に不安のある弥生をピッチャーとして起用しようとしていることでした。

練習後、太鳳は女子部員内でオーバーペースを指摘。

睦子は夜に大吾の家を訪れてそのことを遠回しに伝えますが、大吾は意固地になって聞く耳を持ちません。

第158話 キャプテン失格

ところが翌日、大吾は四十度近い熱を出し、学校も部活も休むことになってしまいます。

練習後、睦子が家に行くと、明日には行けると薫はいいます。

睦子は二階に上がって様子を見ますが、そこには部屋で素振りをする大吾の姿がありました。

大吾は日曜、月曜の練習を休んだことで、いかに自分が無茶なペースで練習を部員に強いていたことに気が付き、そのことを睦子に謝ります。

一方、睦子たちも大吾がいないことで、いかに彼が一人でチームのために色々なことをやってくれていたことに気が付きました。

だから話し合ってみんな協力・分担することを決めた上で、これからも大吾にキャプテンでいてほしいことを伝えます。

それでも自信のない大吾ですが、窓の外を見ると、他の部員の姿がありました。

太鳳の励ましの言葉に、大吾は涙を流し、キャプテンとして再出発することを決めるのでした。

第159話 再始動!

それから時間が経ち、夏の大会は英邦に惜敗。

三年生の丹波はこれで引退になりますが、練習試合ができるよう丹波は助っ人として残ってくれました。

さらに二か月後、練習試合を優勢に進めていた風林ですが、丹波がダイビングキャッチをした時に右手を負傷。

全治二か月という診断で、在校生の中から新入部員を探さないといけなくなりました。

ほとんどの生徒が何らかの部活に所属していてあまり期待できない中、提案をしたのは千里でした。

彼女には風林に一つ上の姉がいて、声をかけてみようかと。

第160話 新入部員

同学年である大吾と睦子は、図書室で千里の姉・千代に声を掛けます。

千代は文学少女という見た目で、運動神経がないことを理由に入部を断りますが、身長が大吾たちよりもはるかに高く、丹波の抜けたファーストにぴったりな体形でした。

大吾は千代の恵まれた体格に惚れこみ、その後もアタックを続けます。

その大きな体に惚れたと褒めたつもりでしたが、当然、逆効果です。

そんなことを言って喜ぶ女はいないと仁科に突っこまれます。

ところがこの時、千代は仁科に一目惚れし、以降の態度が変わります。

一方仁科は、シニアを干された千葉(キノコ頭)を勧誘することに成功し、グラウンドに千葉が現れます。

第161話 やなこった

千代は帰宅後、さりげなく千里から仁科のことを聞きます。

仁科は大吾と違って優しくてかっこいいと思う一方、自分がなぜ野球をやめたのか千里は何も知らないのだと改めて思うのでした。

場面は変わり、千葉の練習風景。

生意気な態度ですが実力は本物で、一同感心します。

千葉はショートを希望しますが、太鳳は実力で奪ってみろと猛反発します。

第162話 トラブルメーカー

千葉は地味な練習が多く、これではシニアと変わらないと手を抜き、太鳳とぶつかって嫌な空気になります。

しかし、二人は互いにライバル意識を燃やし、いつも以上に練習に励む一面もあるので、そう悪い話ばかりではありません。

ある時、千里は一年生のフロアにいる千代を見つけて声をかけます。

千代は逃げてしまいますが、彼女がさっきまで見ていた風景には仁科の姿があり、千里はここで千代が仁科に惚れていることに気が付きます。

そして、千代を野球部に入部させるための良い方法を思いつくのでした。

おわりに

部員の入れ替えがあり、チームとして新しい姿になりつつあり風林。

17巻の表紙でユニフォーム姿の千代が描かれているので、入部確定かな?

次巻が出次第、また更新したいと思います。

次の話はこちら。

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