宝石の国 11巻 第87話『静寂』ネタバレ感想
harutoautumn
よなよな書房
前の話はこちら。
これまで戦闘でそこまで目立った活躍のなかったジェードがついにフォスと激突します。
相まみえるフォスとジェード。
フォスの攻撃をジェードはかわすと、武器を使わずに拳一つで立ち向かいます。
伸びる腕を巧みにかわし、ついにジェードの拳がフォスの胴体を真っ二つにします。
しかし、すぐに液体のように上半身と下半身は繋がり始め、ジェードは追撃。
勢いをつけて蹴りを仕掛けますが、これはジェードの焦りを誘うフォスの罠でした。
ジェードは足をとられ柱に叩きつけられると、その体はもうボロボロでした。
為す術のなくなったジェードの口から漏れたのは、フォスのことを理解してあげられなかった謝罪の言葉でした。
ジェードはそのまま意識を失い、フォスは彼の体を離して一人歩き出します。
何を今さらと怒りを抱いていると、障害はまだありました。
フォスを待ち受けていたのはシンシャでした。
いつもいじられキャラのようなポジションのジェードがここまで強いのかと驚きました。
そして、そんなジェードを冷静に倒してしまえる今のフォスに悲しい気持ちが今さらですが沸き起こってきました。
もう彼になんの迷いもないのでしょう。
ただ、次回はとうとうシンシャと対面です。
シンシャも他の宝石たちとの交流で変わり、どんな言葉をフォスにかけるのか。
現在、フォスの気持ちを最も揺らせる可能性を持つ彼なだけに、どうにかしてくれと祈るばかりです。
次の話はこちら。