『フルメタル・パニック! アナザー11』あらすじとネタバレ感想!
避難民を守りながら逃避行を続ける達哉たち。満身創痍の彼らの前に、ナタリアと〈ケントゥリア〉部隊が立ちはだかる! 〈レイヴン〉不在、絶望的な戦力差の中を達哉とリーナはどう切り抜けるのか!?
Amazon商品ページより
シリーズ第十一弾となる本書。
前の話はこちら。
前巻で感動の再会を喜んだのも束の間、ガルナスタン紛争が新たな局面を迎えます。
この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。
核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。
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あらすじ
撤退
達哉たちはガルナスタン軍と対峙するアフガニスタン軍に協力していました。
彼らがいるアントン基地は奇襲によって大きく戦力を削がれていて、ガルナスタン軍本隊の侵攻に抗うだけの戦力は残されていません。
そこで指揮官は基地を放棄し、近隣住民を保護しながら撤退することを決めます。
成り行きとはいえ協力する以上、作戦を成功させたい達哉たちですが、撤退するにしても戦力が絶対的に足らず、あまり芳しくない状況でした。
大移動
アフガニスタン軍の撤退が始まります。
車もろくにない状態で、住民は歩いて五十キロもの距離を移動しなければなりません。
子どももいる中で、懸命に歩く住民。
これまで何度も命をやり取りをしてきた達哉ですが、彼のミスは彼自身だけでなく、他の多くの命を巻き込む大惨事になります。
そんな緊張感の中で、達哉たちは襲いくる相手に対して迎撃を開始します。
反撃
達哉たちは奮闘しますが、機体がサベージということもあり、限界があります。
ガルナスタン軍にケントゥリアも加わり、敗北は必至のように思えました。
その時、ユースフの乗るレイヴン3号機が現れ、流れが変わります。
仲間たちの合流と、達哉やアデリーナの愛機・レイヴンが修復を完了して戻ってきました。
ようやく本来の力を取り戻し、反撃が始まります。
感想
達哉の成長
今回強く感じたのが、達哉の成長です。
彼の成長を感じるエピソードはいくつもありますが、今回は自分よりも年齢が下で、経験も少ない少年に対する態度は立派で、精神面含めて大きく成長したことが分かります。
これにはアデリーナも言及しています。
頼もしさを感じる反面、それだけ日常では有り得ない経験を積んでしまっているわけで、そのあたりが複雑でした。
最後に向けて
次巻が最終巻ということで、様々な視点から終局に向けて描かれます。
達哉とアデリーナはこれまで積み重ねてきた関係性をさらに更新したり、敵であるオルカン側では止められない破滅が感じられたり。
それぞれの思いがあり、しかも誰が絶対的な悪とは言い切れないところに戦争の不毛さが感じられ、様々なベクトルで色濃い内容でした。
ここでしっかり感じ取ることが次巻のさらなる感動に繋がるので、時間のある人はじっくりお楽しみください。
おわりに
はじめは無印との違いに戸惑いつつも、いつしかアナザーの世界観に魅了され、彼らの喜びや苦悩に寄り添えるようになっていました。
ここまで状況が整えばあとは受け入れるだけなので、最終巻もしっかり受け止めて、達哉たちの最後の見届けたいと思います。
次の話はこちら。
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