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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 下巻』あらすじとネタバレ感想!ヴァイオレットの見つけた愛とは?

harutoautumn
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陸軍病院で“一人”目を覚ましたヴァイオレット。 大陸戦争で一命は取り留めたものの、白く滑らかな両腕は失われ、義手になっていた。 そんなヴァイオレットの元にやってきたのは彼女の後見人となったホッジンズ。 ホッジンズは軍を辞め、郵便社の事業を立ち上げようとしていた。 彼は親友との約束を守るため、また、ヴァイオレット自身に幸せになってもらうため、彼女に自動手記人形サービスの仕事を薦める。 「紹介しよう、ヴァイオレット・エヴァーガーデンだ」 ヴァイオレットは冷たい美しさを宿した相貌で、人形のようにお辞儀をした。

Amazon商品ページより

シリーズ第二弾となる本書。

前の話はこちら。

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上巻がヴァイオレットの自動手記人形としての一面を描いているのに対して、下巻では彼女の過去が深く絡んだエピソードが多数登場します。

それによって彼女の抱える不安と悲しみがどれだけ深いのかが分かると共に、彼女を支えるたくさんの仲間や最愛の人の存在がどれだけ大切なのかが分かるように出来ています。

道具が一人の少女に生まれ変わる。

上巻よりもグッと感情移入してしまうこと間違いなしで、何度も瞳が潤んでしまいました。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。

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あらすじ

少佐と彼のすべて

少佐ことギルベルトとヴァイオレットの出会い、そして離れ離れになるまでの時間が凝縮された話。

ヴァイオレットにはじめて会った時、ギルベルトは殺戮の道具であるヴァイオレットを利用することに恐怖を抱き、自分の手で殺害することすら考えていました。

しかし、殺し合いが当たり前の日常の中で二人は絆を育み、ギルベルトはヴァイオレットにことを道具として見られなくなっていました。

次第に彼女に抱く感情は愛へと変わり、彼女を戦場に連れ出したことを強く後悔。

一方、ヴァイオレットには愛という感情が分かりません。

お互いを必要としながらも、歪んだ状況によって正しい関係を築けない二人の切なさが描かれています。

少女兵と彼女のすべて

戦争が終わり、一命を取り留めるも重傷を負ったヴァイオレット。

目を覚ますと主であるギルベルトの姿はなく、いたのはギルベルトの親友・ホッジンズでした。

女性慣れしているホッジンズですが、彼にとってヴァイオレットは異質な存在であり、ギルベルトのことばかり追い求める彼女とコミュニケーションをとるのは並大抵のことではありません。

ホッジンズはしばらくギルベルトと会えないことを伝えた上で、体の回復が第一であることを何度もヴァイオレットに説きます。

完全に納得したわけではありませんが、ヴァイオレットは失った腕の代わりにある義手を使いこなせるよう必死にリハビリし、その過程で始めたのが手紙を書くことでした。

なお、この話でヴァイオレットはエヴァーガーデン家に養子として引き取られ、今の名前になったことが判明します。

花婿と自動手記人形

ヴァイオレットとポストマンのベネディクトは自動二輪車の故障で立ち往生し、その過程で女性を保護します。

女性はこの近くの村に住むシランの母親で、シランは母親を保護してくれた御礼として二人を村に案内します。

村は明日、シランとミーシャという女性の結婚式を控えて浮かれていました。

しかし、シランと母親の間には確執があり、決してただ幸せだというわけではありません。

結婚式を控え、シランは花嫁への愛の詩を考えていませんでしたが、世話になったヴァイオレットが代筆することになり、結婚式が始まります。

問題なく進行する中、ヴァイオレットはシランも知らなかったもう一つの役目を担っていました。

半神と自動手記人形

大雨によって川が氾濫したことで港側への橋を渡ることが出来なくなってしまい、ヴァイオレットは『理想郷』と呼ばれる建物で雨を凌がせてもらえないか頼みます。

理想郷に住むシスターたちははじめヴァイオレットの来訪に難色を示しますが、その姿を見た途端、態度が一変します。

ヴァイオレットの姿が、戦いの女神・ガーネットスピアに似ていたのです。

理想郷の活動における一番の目的は、神と人間の間に生まれた『半神』を保護することで、いずれ天に返すことを目標にしていました。

理想郷のシスターたちはすでにラックス・シビュラという半神を保護していて、何としてもヴァイオレットも保護したいと笑顔の裏で必死に画策します。

ヴァイオレットは同じ半神ということでラックスの前に通されますが、そこでラックスの運命が大きく変わります。

飛行手紙と自動手記人形 前編

ライデンシャフトリヒ陸軍が保有する空軍基地演習場では年に一度、航空展覧会というイベントが行われていました。

その中で演目の一つに『航空手紙』というものがあり、民間人から集めた『これを受け取る誰かへの励ましの手紙』を空から散布するというロマン溢れるものです。

ホッジンズの立ち上げた郵便社に勤める自動手記人形、カトレア・ボードレールはホッジンズと一緒にこのイベントに参加する予定でした。

ところがホッジンズは仕事が多忙のため行くことが出来なくなり、同僚も多くが仕事で手が離せません。

そこでホッジンズが手の空いている同僚を探したところ、たまたま予定が空いていたのがヴァイオレットでした。

ヴァイオレットは任務と言われれば断れず、カトレアとイベントに参加します。

はじめはヴァイオレットの無機物的な反応に困るカトレアですが、次第に彼女の人間らしい部分に触れ、交流を深めていきます。

そんな中、ヴァイオレットは人込みの中に『元の使い手』を見つけ、カトレアを置いてどこに行ってしまいます。

飛行手紙と自動手記人形 後編

ヴァイオレットが見つけたのは、ギルベルトの兄で海軍所属のディートフリート・ブーゲンビリアでした。

ギルベルトにヴァイオレットを与えたのは、そもそもディートフリートでした。

ディートフリートはヴァイオレットへの嫌悪感を隠そうともしませんが、ヴァイオレットはかつて自分を道具のように扱った彼を恨んではいませんでした。

話を重ねる中で、二人にとってギルベルトの存在がどれだけ大きいのかが見えてきます。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

ライデンシャフトリヒから北の国まで伸びる鉄道が完成しますが、何者かによって乗っ取られるという事件が発生します。

その蒸気機関車には、仕事のためにヴァイオレットが乗っていました。

軍はすぐさま対応案の検討を始め、会議に出席していたギルベルトはヴァイオレットが乗車していることを知っていました。

彼女を助けたい一心で考えた作戦は了承され、すぐさま実行に移されます。

ギルベルトはホッジンズに事情を説明し、軍と郵便社が一体となった作戦が始まります。

一方、そんなことは知らないヴァイオレットは単独で犯人たちの制圧に乗り出します。

感想

生まれ変わったヴァイオレット

本書では道具としてのヴァイオレット、ホッジンズによって少しずつ普通の女の子に生まれ変わるヴァイオレット、ギルベルトから言われた『愛』の意味を求めて生きるヴァイオレットがそれぞれ描かれています。

ヴァイオレットにとって主と道具という関係が当たり前であり、そこに感情の余地などありませんでした。

しかし、様々な出会いや自動手記人形として働くうちにたくさんの人の思いに触れ、ヴァイオレットは少しずつですが人の気持ちが分かるようになります。

その過程は生まれ変わると表現して差し支えないもので、いちいち感動してしまいました。

支えてくれる人たち

ヴァイオレットが生まれ変われた大きな理由の一つに、彼女を支えてくれる人たちの存在があります。

ホッジンズはじめ郵便社の面々は個性派揃いで、一般の会社からしたら扱いにくいのかもしれません。

しかし、誰もが伸び伸びと自分らしく生きていて、コミュニケーションがうまくとれないヴァイオレットとも分け隔てなく接してくれます。

会話が噛みあっていないのに、どこか憎めなくて、気が付くと大切な存在になっているヴァイオレット。

彼女は本当に多くの人に愛される女性になったのだとエピソードを経るごとに実感し、非常に嬉しく思いました。

愛とは

ヴァイオレットの求める愛の意味。

おそらく多くの人がいざ説明するとなると答えに困ると思います。

ヴァイオレットは痛々しいほどに自分を追い込み、ギルベルトに与えられた愛の言葉にすがり、その意味を理解しようと必死になります。

そして、ようやく見えてきた答えが最後に描かれますが、これにはシリーズを通して読んできた人であれば納得のいく素晴らしいものだと思います。

相手のためと理由をつけて離れ離れになっていた二人が再会した時、そこにどんな愛が生まれるのか。

感動という言葉ですら説明できないほど心が震える場面になっているので、ぜひその目で見届けてください。

おわりに

ただ美しいだけでなく、様々な強い思いに溢れ、何かを与えてくれる素晴らしい作品でした。

小説という媒体だからこそ描かけるヴァイオレットがここにいて、あまり書店では見かけませんが、アニメや映画で『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を知ったという人にもぜひ読んでほしい作品です。

どの媒体が一番というわけではなく、どの作品にもヴァイオレットの容姿、そして心の美しさがあって、読者の心に温かいものをくれるはずです。

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