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『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』あらすじとネタバレ感想!シリーズ第四弾は短編集

harutoautumn

妖怪達の知恵の神である岩永琴子のもとには日々、彼らの悩みごとが持ち込まれる。

美しき雪女から届いた依頼もそのひとつ。
愛した男が殺人の罪を着せられ窮地に陥っているという。
そのアリバイを知るのは、法廷に立てぬ「人外」の雪女のみ……。

琴子の捜査の末に明らかになる意外な真実とは――?

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Amazon商品ページより

シリーズ第四弾となる本書。

前の話はこちら。

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前作と違い、本書は短編集に仕上がっています。

短編によっては虚構とは違った部分に面白さがあり、飽きがこないようになっています。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。

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あらすじ

第一話 雪女のジレンマ

琴子のもとに、雪女から依頼が入ります。

内容は、室井昌幸という男性が殺人事件の容疑者にされているが、彼は無実であるため助けてほしいというものでした。

室井にはアリバイがありますが、アリバイを証明できるのは雪女だけで、それを警察に話しても信じてもらえるはずがありません。

むしろ、雪女によって室井への容疑が強まってしまっていました。

琴子は雪女の願いに応え、この事件の解決に乗り出します。

第二話 よく考えると怖くないでもない話

九郎はバイトで、いわくつきの空き家の整理をします。

持ち主はすでに亡くなっていて、家の中を整理しようと業者が入るだけで、必ず変なことが起こるのだといいます。

気味の悪い仕事ですが、九郎がこのバイトをするのには理由がありました。

第三話 死者の不確かな伝言

風間怜奈は祖父母の家からの帰り道を歩いていると、化け物と叫ぶ声が聞こえてきます。

すぐ後に大きな猪が怜奈の横を走り去っていき、猪が来た道にいたのは六花でした。

怜奈と六花が話す中で、怜奈が高校時代、琴子と同じミステリ研究部にいたこと、六花が琴子の恋人である九郎の従姉であることが分かり、二人は打ち解けます。

怜奈は過去にミステリ研究部に持ち込まれた相談として、ダイイングメッセージにまつわる話をします。

第四話 的を得ないで的を射よう

丑三つ時、とある廃村に妖たちが集まっていて、そこに琴子と九郎もいました。

一週間前、二匹の猿の妖怪は弓矢を拾い、互いに自分のものだと主張していました。

そこで弓矢をうまく使える者のものだということになり、今日決めることになりました。

最初にリンゴを射抜いた者が勝ちということになりますが、的のリンゴは九郎の頭の上に載せることになり、二匹の猿の妖怪は慌てます。

第五話 雪女を斬る

琴子は、ひょんなことから高校時代の部活仲間である秋場蓮から相談を受けることになります。

秋場の大学で知り合った友人の家系に江戸時代、雪女を斬って名を上げた剣客がいるのだといいます。

その剣客は五年後に養子をとって後継者として育て、さらに十年後に頸動脈を斬られて倒れているところを発見されます。

剣客は死ぬ間際、『ゆきおんな』と言い残しました。

当時、無類の強さを誇る剣客を泥棒ごときが殺害できるとは考えにくいし、自殺にしても、その動機がない。

蓮の友人は雪女の存在自体も含めて、一連の真実を知りたいと考えていました。

琴子は妖怪が絡んでいることで無下にすることができず、真実を明らかにするために動き出します。

感想

人間と妖怪の関係

本書の見どころの一つとして、雪女と人間の関係があります。

これまで妖怪と人間は基本的に相容れない描写が多かった中で、本書における雪女と人間はベタベタな関係です。

琴子と九郎に比べて、甘い関係にあります。

いつもの虚構推理とは違ったテイストですが、読んでいて思わず頬が緩んでしまいました。

冴えわたる虚構

短編は一作品あたりのページ数がどうしても短くなってしまいますが、それでも本書の魅力である虚構は健在です。

はじめは大胆な嘘の推理を並べて、後から強引に望む真実にすり替える。

妖怪の知恵の神である琴子だからこそできる手法なのですが、これが相変わらず面白いです。

ミステリの常識を覆す手法ですが、それでいてミステリとしての魅力も兼ね備えている。

推理には琴子らしさがにじみ出ていて、本書でもそれを楽しむことができました。

おわりに

短編集という特性を活かして、様々な角度から面白さを提供してくれた本書でした。

次の話はこちら。

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