ミステリー

『このミステリーがすごい! 2021年版』見どころの紹介と感想

32年の信頼と実績を誇る、新作ミステリーランキングブックです。巻頭は100巻目前「名探偵コナン」大特集! ミステリーの視点から見た「名探偵コナン」を徹底解析します。各業界人も注目する2020年の国内&海外のミステリー小説ランキング・ベスト20をはじめ、作家生活20周年を迎えた伊坂幸太郎特集、超人気作家による自身の新刊情報&特別エッセイなど、人気コンテンツも充実の一冊です。

Amazon商品説明より

ミステリ好きであれば必読の『このミステリーがすごい!』の2021年版が発売されました。

実は、僕は今回がはじめての購入になります。

例年通りの一年であれば、おそらく買わなかったかもしれません。

しかし今年は新型コロナウイルスによって当たり前と思われていた日常が奪われ、僕はその閉塞感や孤独感を本にずいぶん助けられました。

この記事では、本書の見どころや感想などご紹介します。

購入を検討されている人はぜひ参考にしてください。

購入の動機

本書の内容とは関係ありませんので、読み飛ばしていただいて構いません。

僕は本が大好きで、ここ数年間は年100冊以上の小説を読んでいますが、読めば読むほど名作があることに気が付きました。

書籍の新刊は毎年大量に出版されていて、平成30年だと71,661点が出版されています。(総務省統計局HPより)

もちろんいわゆる小説に限定すればグッと数は減りますが、それでも僕が一生かかっても読み切れない本が一年で出版され、目に留まることなく消えていきます。

僕はなるべく良作を漏らさないよう本屋を週二、三回は訪れ、暇があればネットで探していますが、それにも限界があります。

また見つけたとしても、三十一歳になった今でも単行本が高いという認識には変わりがないので、何十冊も買うわけにはいきません。

そこでミステリに精通した作家陣やあらゆる本に精通した読書家たちが厳選したミステリ作品であれば間違いないだろうと思い、本書の購入に踏み切りました。

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見どころ

国内外のミステリベストテン

毎度お馴染みの国内外のミステリベストテンが発表されています。

僕はかなりミステリを読むほうだと勝手に思っていましたが、タイトル、著者名どちらも分からないものが多数あり、愕然としました。

海外作品ともなれば尚更です。

そして、悔しいことにどれもめちゃくちゃ面白そうなんですよね。

タイトルや表紙のテイスト、あらすじだけでどんな面白い物語が詰まっているのだろうと妄想が膨らみます。

ちなみに一位だけご紹介すると、国内の一位が辻真先さんの『たかが殺人じゃないか』。

海外の一位がアンソニー・ホロヴィッツさんの『その裁きは死』です。

『その裁きは死』は僕が読んだくらい超有名作品で、アンソニーはこれによって『このミス』史上初となる三年連続一位を獲得しています。

ちなみにベストテンと銘打っていますが、十一位以下も紹介されているので、読みたくなるミステリが一冊は必ず見つかると思います。

コナンファンは必見

今や国民的アニメとなった『名探偵コナン』の特集が大々的に組まれています。

作者である青山剛昌さんへのインタビューをはじめ、各作家さんのコナンへの思いや劇場版の解説などあらゆる角度からコナンを楽しめます。

最近だとミステリよりもラブコメ要素が強まった気がしていましたが、読めば読むほど読者のことを考え抜いたミステリであることが分かり、ここまで長く強く愛される理由がよく分かりました。

2021年の新刊情報

2020年を彩った名作だけでなく、2021年に発売予定の新作も紹介されています。

出版社ごと、そして人気作家65人による2021年の活動予定が書かれているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

僕は大好きな辻村深月さんの新刊が2021年に多く出そうであることが分かったので、今からそわそわしています。

良質なレビューやコラム

本書では、様々な設定のミステリを取り上げ、それに対するレビューやコラムが掲載されています。

僕もこのブログを通じて自分なりの言葉で小説の面白さを伝えるよう努めていますが、本書にあるレビューやコラムはもう格が違い過ぎるくらい面白いです。

読んだことのない作品なのに、レビューやコラムからその面白さがひしひしと伝わってきます。

単純な読み物としても楽しかったし、今後の自分のライティングを見つめ直す良い機会になりました。

おわりに

新型コロナウイルスの感染拡大によって生活に様々な制限がつきましたが、それによって改めて本の面白さや可能性に気が付くことが出来ました。

紙媒体からデジタルへの移行など形は変わりますが、そこに秘められた思いは変わりません。

家から出られない今だからこそ、最高の読書を楽しむことができます。

最近良い作品に出会えていないという人は、ぜひ本書を読んで新たな名作に触れてみてください。

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