ライトノベル

『ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹』あらすじとネタバレ感想!最終巻に向かうシリーズ第五弾

生命を礼賛する行為には驚くほどに価値がない、生はどこまでも儚く朧で、死はどこまでも切なく幻だ。そしてそれはただそれだけのものでありそれだけのものでしかなく、むしろそこにそれ以上の価値を見出そうとすることこそが冒涜だ。生きること、そして死ぬこと、その両者の意味を誰よりも理解し、そしてその意味に殉ずることに一切の躊躇がない誠実な正直者、つまりこのぼくは、八月、縁故あって奇妙なアルバイトに身を窶すことと相成った。それは普通のアルバイトであって、ぼくとしては決して人外魔境に足を踏み入れたつもりはなかったのだけれど、しかしそんなぼくの不注意についてまるで情状酌量してはくれず、運命は残酷に時を刻んでいく。いや、刻まれたのは時などという曖昧模糊、茫洋とした概念ではなく、ぼくの肉体そのものだったのかもしれない。あるいは、そう、ぼくの心そのものか―戯言シリーズ第五弾。

「BOOK」データベースより

戯言シリーズ第五弾となる本書。

前の話はこちら。

七〇〇ページ以上にわたる物語で、最終巻に向かって勢いをつけるような内容になっています。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。

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あらすじ

アルバイト

大学が夏休みに入ったばかりの頃。

主人公のぼくは、大学の木賀峰約助教授に一週間のアルバイトを頼まれます。

日給は五万まで引き上げることができるという、明らかにおいしすぎる話。

木賀峰はぼくがER3プログラムに参加していたこと、この数か月の間に遭遇した事件について把握していて、それゆえに今回のアルバイトを持ち掛けたのです。

木賀峰が行っているのは『死なない研究』で、あと数人のモニターが必要とのこと。

ぼくは即答せず、考える時間をもらいます。

行き倒れ

ぼくが家に戻ると、そこには突然押しかけて居座っている春日井春日と見知らぬマント姿の少女がいました。

少女の名前は匂宮理澄といい、名探偵を名乗ります。

春日が行き倒れている彼女を拾い、ここまで連れてきたのでした。

マントの下は拘束具で、誰かが着せないことには着られない代物です。

理澄はぼくも知っている零崎人識を探しているのだといい、明らかに普通ではありませんでした。

この時はほんのちょっとした出会いでしたが、彼女とはこれかも再び交えることになります。

異常な兄

ぼくは後日、今度は理澄の兄である出夢と出会います。

見た目は理澄と同じであるにも関わらず、性格は好戦的で殺し屋としてかなりの実力を秘めていました。

幸い、出夢にぼくを殺す気はなく、その場はことなきを得ます。

ぼくは潤から匂宮が零崎と同じく、殺し屋としてとんでもない集団であることを聞きます。

またアルバイトの件について嫌な予感がするといわれ、潤が参加できない代わりに一姫が護衛として参加することになります。

そこに春日も参加することになり、これで人数は揃いました。

潤が嫌な予感を覚えたというアルバイトの内容は何なのか。

ぼくはそこで思いがけない出来事と遭遇します。

感想

最終巻への布石

本書には匂宮出夢、理澄をはじめ、魅力的なキャラクターが新たに登場します。

七〇〇ページを超える大ボリュームの内容を飽きずに最後までしっかり楽しめる一つの要因になっています。

読んでもらえると分かりますが、今回の話は本書だけで完結するものではありません。

本シリーズを取り巻く黒幕のような人物が現れ、その一端を表したのが本書です。

つまり、次の最終巻である『ネコソギラジカル』の布石になっています。

もちろん本書として楽しむのが一番ですが、今回の内容が最終巻にどう繋がっていくのか。

そのあたりを考えながら読むと考察が深まり、より充実した読書になります。

これまでの縁

ぼくはこれまでのシリーズ作品を通して、普通ではない人たちと数多くの縁を結んできました。

それは本書においてもそうです。

そして、結んだ縁は切れることなく関係性を維持していて、話が進むことで意外なところで縁があることがあります。

本書においてこれまでの縁がどんどん活かされてきて、シリーズを重ねてきた意味を強く感じることができました。

次巻はもっと縁を感じられると思います。

ここまでシリーズを通して読んできた人であれば安心して読める。

それくらいシリーズとして盤石になってきたのを感じます。

おわりに

次でいよいよ最終巻です。

といっても三部作なので、まだまだ物語は続きます。

これまでの縁がどのような形を作り出すのか。

最後まで物語をしっかり見届けたいと思います。

次の話はこちら。

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