ライトノベル

『安達としまむら 8巻』徹底ネタバレ解説!あらすじから結末まで!

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高校二年生の十月は修学旅行の季節らしい。となると班決めがあって、席を素早く立つ安達の姿が目に飛び込んで来る。「なにかな足の速い安達」「班は、一緒で」「うん」当然そうなるのだ。ただ問題は、班を作るには五人必要ということだ。安達の性格からして、二人きりじゃないと不満だろうし、どうしたものか。女子高生2人のゆる~い日常。どきどきの修学旅行な、第8巻。

【「BOOK」データベースより】

前の7巻から二年半ぶりとなる新作です。

そして、なんとアニメ化が決定しました!

入間さんのコメントなどはこちら

まだ放送時期など何も明かされていませんが、非常に楽しみです。

あと、月刊コミック 電撃大王にてコミカライズが連載開始されるので、これから勢いを増してくれると嬉しいです。

今回は僕の予想として、アニメ化の発表に合わせて入間さんにそれまで待ってもらったか、もしくは書く予定のなかったところをお願いしたのかなと思います。

内容として、恋人となったせいかいつもより百合感が増していて、あと十年後が描かれたりと、一気に進んだ感じがします。

この記事では、そんな本書の魅力をあらすじや個人的な感想を交えながら書いていきたいと思います。

ネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。

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遠路

今から十年後、安達としむまらが二十七歳になった時の話。

入間さんは最終話の代わりとして本章と『帰路』を書いて、何らかの事情で続巻が怪しくなっても大丈夫、という理論だそうです。

 

二人は同じマンションに住み、GW中の明日に海外旅行を控えていました。

しまむらは実家に寄るということで、当日、空港で待ち合わせすることにして一度別れます。

しまむらの実家では父親と母親、妹に加えてヤシロが十年前と変わらず生活しています。

特にヤシロは見た目が全く変わっていませんが、その存在自体が変わっているため、気にするだけ無駄です。

ちなみに、ヤシロはしまむらたちのマンションにも突然現れるため、安達も知っています。

しまむらは旅行前日特有の高揚感に落ち着きをなくしつつも、実家の温かさを感じ、それを胸に安達の待つ空港に向かいます。

二人は集まると、十年前、子どもの時でまだ届かなかった遠くを目指します。

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最初の旅の端①

高校二年の十月、しまむらたちの学校では修学旅行が予定されていて、当然、恋人同士であるしまむらと安達は同じ班です。

しかし、班を作るには五人必要で、いつも行動を共にする日野と永藤は別のクラスです。

どうしようかとしまむらが考えていると、同じクラスのサンチョ、デロス、パンチョに誘われ、無事に班決めを終えます。

その後、二人は話す中でお互いに海外旅行に行ったことがないことを知り、今から行かないかと安達が提案。

しかし、今から急に行けるわけもないのでしまむらは断り、十年後はどうだろう、その時に安達と一緒にいるのだろうかと考えます。

またその夜、しまむらの元に樽見から電話があり、また会わないかと誘われますが、安達に怒られると思って曖昧な返事で濁します。

しまむらにとって、安達は海で、彼女の愛は彼女という海に留めて離さないための錨なのでした。

ちなみに、この後にもう一度、修学旅行前に二人だけで旅行に行かないかと安達に誘われますが、しまむらはそれも断りました。

 

そして、迎えた修学旅行当日。

安達は二人だけの旅行を断られて機嫌を悪くしていましたが、しまむらがどうにか説得して、気を取り直して飛行機で北九州に向かいます。

道中、しまむらはかばんにヤシロが潜り込んでいることに気が付きますが、周囲に気付かれないように行動します。

サンチョたちからは二人の仲の良さを疑われ、しまむらはそれをかわしながら二人の時間をなんだかんだ楽しみます。

お風呂の時間では、安達はしまむらの裸を凝視で、しまむらもそれを受け入れて惜しみなく披露します。

その夜、二人は手を繋いで寝ることにしますが、しまむらはどんな修学旅行がいいのかと考えるのでした。

日野と永藤

修学旅行を控え、日野の家の大きな風呂を満喫する日野と永藤。

二人は相変わらずの関係で、永藤が日野を愛し、日野も満更ではないという構図。

すでに旅行気分を先取りしていて、さらにしまむらたちと違って安定感があります。

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ヤチー訪問者

旅行前日の自宅にて、しまむら妹は家に帰るとヤシロと一緒に色々な図鑑を読みます。

しかし妹は、世界中のどんな図鑑にも載っていない愛らしい生き物が目の前にいることを再確認したのでした。

最初の旅の端②

翌日、しまむらが安達よりも早く起きると、同じく早く起きたパンチョと話すことに。

パンチョは単刀直入に、しまむらと安達が恋人であるかを聞き、しまむらもそれを認めます。

しまむらは安達と付き合うことになっても、いまだにどうしていいのかよく分からずにいまいした。

しかしパンチョはしまむらと安達のことを良く見ていて、しまむらが安達のことを気に入っていることを見抜いていました。

それを言われて、しまむらは不意に気が付きます。

安達だけでなく、しまむらも安達のことをちゃんと好きなのです。

 

その後、安達たちも起きてきて、一向はテーマパークに向かいます。

しかし、バスから降りると辺りは濃霧で包まれ、しまむらと安達はお互いを見失ってしまいます。

お互いに呼び合う中、ヤシロが安達のいる方向を教えてくれ、二人は無事に合流することができました。

離れた時間は一分にも満たないのに、別れた時間はいつもより心細く、今度は手を繋ぐ二人を霧が隠してくれます。

しまむらの提案で、二人は担任の元に集合せずに二人で歩きます。

安達は、しまむらを見失った時の心境をいいますが、それはしまむらも考えていたことでした。

しまむらは、未来が見えないことに不安を感じていましたが、今は違います。

安達がいれば先が見えても見えなくても関係なく、無敵だと思うのでした。

 

その後、ホテルで宿泊することになり、パンチョたちと別れてしまむらたちは二人で一室に泊まります。

しまむらの提案で、二人は制服姿のまま、同じベッドでお互いに腕枕をして横になります。

修学旅行の感想を言い合いますが、実は大した感慨はありませんでした。

今は、親のお金がで来ているだけなのです。

しまむらは、安達とどこまで遠くに行けるか知りたいと思い、だから十年後も一緒にいたいとはじめて自分から気持ちを伝えます。

そして、十年後くらいの目標になるが、海外旅行に行こうと。

安達も大歓迎で、これからもっと二人で始めようと誓うのでした。

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帰路

再び冒頭の、十年後の話に戻り、初めての海外旅行を終え、あとは帰るだけのしまむらたちと安達。

この章では、安達目線で語られます。

旅行はもちろん楽しかったのですが、それはしまむらが隣にいてくれたからです。

しまむらはヤシロへのお土産を探すことに一生懸命ですが、安達はそれが少し気に入らず、自分へのお土産も要求します。

すると、しまむらが選んだのは湯飲みでした。

多少の不満はありますが、安達にとって、しまむらからもらえるものであれば何でもいいのです。

安達のワガママにしまむらが笑顔で応えてくれる。

それは出会った時から変わらない、安達の道標なのでした。

帰国後、二人は再び、海外旅行に行くことを約束します。

十年という歳月で、二人はお互いに程よく与えられる関係になっていたのでした。

最後に

あまり確固とした意思を見せないしまむらに大きな変化が見られ、ようやく対等な関係になったことに感慨深いものを感じています。

そして、十年経ってもそこまで変わっていないことに安心感を覚え、これからも穏やかな気持ちで読みたいと思います。

アニメ化、コミックス連載と続けていい話題が出てきましたので、この調子で続巻もすぐに出てくればいうことはありません。

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