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『違国日記 4巻』ネタバレ感想!あらすじから結末まで!

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『マンガ大賞 2019』4位
宝島社『このマンガがすごい! 2019』オンナ編 4位
『俺マン 2019』4位
漫画界話題沸騰! 叔母と姪の年の差同居譚
「——わけあって犬のようなものと同居することになった」
“小説家・こうだい槙生”のエッセイを見つけた朝は
自分(=犬!?)との暮らしを、
「不思議な感じだ」と語る槙生の文章を読んだ。
慣れないものの、新生活を咀嚼する槙生の言葉は柔らかい。
そんな折、槙生は朝を連れて
5年ぶりに実家に帰ることになりーー。
不器用な槙生と、大型犬系 元カレ・笠町の
“友人関係”に異変アリーーな心浮き立つ第4巻!

【Amazon 内容紹介より】

この巻では槙生の過去がいくつも明かされ、彼女がどういった経緯で今に至るのかが描かれている。

また元恋人・笠町との関係に変化が訪れるので、必見です。

この記事では、そんな本書の魅力をあらすじや個人的な感想を交えながら書いていきたいと思います。

ネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。

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page.16

朝、会話をして、朝は学校に向かいます。

バスに乗ると、朝が調べていたのはこうだい槙生、槙生のエッセイ連載『シダの歯』でした。

朝にはよく分からない内容ですが、それは自分のことを書いているように思えました。

朝の学校での日常、槙生の仕事風景が交互に描かれ、朝は帰宅時、あのエッセイは自分について書いているのか?と槙生にライン?のようなもので聞きます。

槙生も電車に乗って帰宅中で、気まずいから著作は読まないでほしいといいますが、朝は気にしていません。

結局、報告しないというところで妥協になったのか、いつの間にか二人のやり取りは晩御飯のことに。

槙生が帰宅すると、朝がすでに夕食の支度を進めてくれていました。

食事が終わると槙生は先にお風呂に入り、部屋に戻ります。

槙生は床に置かれた紙袋の中から『三年日記』というものを取り出します。

それは、朝の母親・実里が、朝が二十歳になった時にあげようと思って書いていた日記です。

開いたページには朝の名前の由来が書かれていましたが、その瞬間、実里の痛烈な言葉が思い出され、槙生は日記を勢いよく閉じます。

気持ちを落ち着けると、その紙袋に『朝・私物』と書き、槙生は今は亡き姉について思います。

いつから、彼女は自分のことを憎んでいたのか。

そして、彼女への憎しみなくしても自分は物書きになりえたのだろうか。

槙生は、その紙袋を襖の中の収納スペースにいれると、襖を閉めるのでした。

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page.17

食事中、朝の提案で祖母、槙生の母親の家に行くことになりました。

朝はわりと会っていましたが、槙生は五年以上帰っていません。

槙生は久しぶりに母親と会いますが、顔を合わせるなりすぐに口論になり、お茶を断って二階に行き、昔のものの整理を始めます。

一方、朝は一階で祖母とケーキを食べます。

槙生が自分の部屋に入ると、実里との思い出が次々とよみがえります。

二人がある程度の年齢になると実里が冷たい態度をとるようになっていましたが、お互いに小学生くらいの時は仲良く遊んでいた様子がうかがえます。

槙生は実里の部屋にも行き、後でその部屋を朝が訪れます。

朝がドアを開けると、槙生はベッドに腰かけて窓の外を眺めていて、一瞬実里と見間違えてしまいます。

槙生は、母親が今では知らない人のようになってしまったと語り、昔はとても鋭敏だったといいます。

その原因は、槙生と実里が同じ時期に家を出て、父親が亡くなり、それでも槙生が家に寄りつかなかったからだと槙生は考えています。

槙生は朝に母親を悪くいいますが、詳しい理由は面倒なのか話しません。しかしそれは、朝を傷つけないためでした。

かつて、母親は『実里は気配りがきいて槙生は自立している』と言ってくれていましたが、いつからか『実里は自主性がないし槙生は薄情』と褒めなくなり、槙生はそれをとても悲しい思いをしました。

一方朝は、実里が死んで祖母が大泣きしたことを挙げますが、祖母は確認できないからと朝に両親の遺体を確認させました。槙生はそれが絶対に許せないといいます。

しかし、朝には槙生の言いたいことがよく分からず、この話はここで終わります。

朝は実里がどんな人物だったのかを今も考えていましたが、おかあさんのことを好きなままでいなさいと槙生はいうと、朝を部屋に残して下に降ります。

帰り際、槙生は母親と話し、これまでのことを振り返ります。

母親のことを否定しつつも、槙生はちゃんと彼女の意思を受け継いでいて、『母親が実里と槙生を見送る光景』、『実里が朝を見送る光景』、そして『槙生が朝を見送る光景』が重なります。

槙生なりに心境の変化があったのか、母親にいいます。

自分と実里はだめだったから悲しさを分かち合うことはできないけれど、お母さんが悲しければ話を聞くことくらいはできる、と。

それに対して、母親はどうしてそう一言多いの、と文句をいいながらも、朝と協力してちゃんとすること、と少し柔らかくなっていました。

帰りのタクシーで、槙生のお母さんみたいだったと朝はいいます。

これまで実里と一緒に会っていた時は、実里のお母さんだと感じていたので、見せる顔が人によって違うことを実感します。

ふと、槙生は朝について、人から好かれることについててらいがないこと、そしてそういう風に育てられたことを不思議に感じていました。

朝は、母親がどんな人だったのかもう一度口にしますが、誰にもわからないと槙生は答えるのでした。

page.18

土曜日、不機嫌な槙生が玄関を開けると、そこにはえみりが立っていました。

朝と遊ぶ約束をしていて、槙生がすっかりそのことを忘れていたのです。

朝はコンビニに行っているため、とりあえず槙生が対応します。

独特な間合いの槙生に戸惑うえみりですが、次第に打ち解け、母親が槙生に会いたがっていることを打ち明けます。

それから、なぜ結婚してないのかも聞きます。

えみりは母親からいずれ結婚するんだからと言われ、何か納得がいっていない様子。

それに対して槙生は、自分のことを抜きにしても、結婚してないから変ということはないとえみりの考えを尊重します。

それでもえみりはみんなと違うことを気にしていて、話は槙生の好きな人について。

槙生は分かんないとしつつも、今は友達で、かつて信頼を裏切った男の人がいるとして、笠町との別れのシーンを思い出していました。

笠町は槙生に嫌われることを恐れて、友達に戻る選択を決めたようです。

そんな笠町のことを、槙生は好きだなって思ったことを覚えているため、まだ好きな人かもと話します。

そこに朝が帰ってくると、槙生はこの話はもうせず、部屋に戻って仕事に取り掛かります。

えみりとの話で笠町のことを考えたせいか、久しぶりに飲みに行かないかとメッセージを打ち込み、打ち終わってからどういう感情でこんなものを、と自分にげんなりします。

そこに弁護士の塔野から電話が入り、慌てて出ます。

塔野は当たり障りのない話し方が苦手ですが、それでも朝のことを考えていることはしっかりと伝わってきます。

それから塔野は槙生の著作を読んだこと、小説や映画も漫画も全く見ないことを明かし、槙生を驚かせます。

槙生は『物語』について、特に子供の頃にかくまってくれる友人であり、初めて違う国に連れていってくれるような感覚を説明しますが、塔野には理解できず、この話は次の機会にとうことで電話は終わります。

その時、槙生は誤って送信ボタンを押してしまい、メッセージは意図せず笠町に送られてしまいました。

しかもすぐに既読がつき、中華料理店に行くことが決まります。

それから槙生は彼との以前の会話を思い出し、自分の作品についてネタバレをし、読んで知りたかったと笠町は残念そうです。

それでも続刊刊行が決まったことを祝福し、槙生は改めて彼の優しさに気が付きます。

 

夕方になってリビングに行くと、朝たちは槙生の焼いたケーキをすでに食べていました。

えみりは刺繍をしていて、その姿は本を読む幼い槙生によく似ていました。

槙生はえみりに自分と似ているところを見つけたせいか、古いけれど自分の好きな映画を彼女に貸します。

そして、誰を好きになってもならなくてもいいこと、それは罪ではないことを伝え、えみりは帰ります。

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page.19

九時に目覚めて慌てる槙生ですが、朝は夏休みでした。

朝が部活に行くと、一人残された槙生はこんな日が九月まで続くのかと途方に暮れ、しかし自分で言い出したことだと思い直します。

適当に食事をとりながら仕事を進める槙生ですが、朝が戻ると部屋がぐちゃぐちゃになっていて、なんでこんなこともできないの、と槙生を責めます。

これは槙生が幼い頃から周囲の人間の言われ続けてきたことであり、笠町はそんな彼女のことを慰めてきました。

槙生はショックを受けている様子で、朝は普通のことをいっただけなのにと不満そうです。

それは槙生も同じで、何に傷つくかは自分が決めることだといいます。

どうやら朝は学校でも似たような感覚のずれで不満を覚えたようで、槙生にそのことをぶちまけます。

二人が話しても納得には至りませんでしたが、とりあえず協力して部屋を片付けることに。

槙生は掃除ができない理由として、頭の中がいつも忙しくて嘘が極端に苦手で一人でいることが心地よくて、そういう風に生まれたと話します。

朝には槙生が寂しそうに見え、まるで砂漠にいるようでした。

しかし、よく見ると本当は豊かで潤っていて、ほんの時々だけ寂しいのかもしれないと思い直します。

その夜、槙生は夢で姉との会話を思い出しました。

実里は夢ばかり見ていないで現実を見るよういいますが、それは槙生には聞き入れられないもので、話を続ける実里を置いて槙生はどこかに行ってしまいます。

そこで槙生は目覚め、すぐに寝直しますが、どうやら見ていた夢の内容を忘れているようでした。

page.20

約束通り、笠町と食事をとる槙生。

何気ない会話をしているつもりですが、十年前に比べ、笠町の色気が増したことに槙生は気が付いてしまいます。

気持ちを落ち着けようとしますが、えみりと話したせいかそのことばかり気になってしまい、自分がムラムラしていることに驚きます。

この時槙生は、笠町を大事にしたい気持ち、居心地の良い友達と思う気持ち、そして改めてえろいとムラムラする気持ちがまぜこぜになり、どうしていいのか分からなくなっていました。

中華料理屋を出ると、二人はかつてよく通った公園?に腰掛け、その場の雰囲気から笠町はキスをしようとしますが、咄嗟に槙生は顔を逸らします。

嫌だったかと謝る笠町ですが、槙生は嫌というかめちゃくちゃしたいと暴露し、笠町を照れさせます。

考えすぎる槙生に、笠町は提案します。

友達の距離感で干渉しないけれど、セックスはする。お互い以外とはしない。

ピンチの時は頼り合う。

槙生にとって都合の良すぎる条件のように思えましたが、笠町は槙生は頼るよう仕向けたいことを明かします。

しかし、槙生は自分には人に助けてもらう価値がないと思ってしまうと明かし、それを聞いた笠町が落ち込んでしまい、今度は槙生が慰めます。

笠町の頭を抱くといい匂いがし、笠町が他の男にはそんな匂いしないだろうといい、二人は見つめ合います。

次第に距離が縮み、槙生はそのことを認めると、二人はキスをするのでした。

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最後に

いかがでしたでしょうか。

槙生と笠町のまだ思い合っているけれど複雑な関係が垣間見え、さらに進捗が見えて非常に見ごたえのある巻でした。

個人的にこの二人は他人とは思えず、本当に幸せになってほしいと思っています。

また最後に、槙生から借りた映画を見て涙を流すえみりが描かれていて、この二人がこの先、もっとお互いを理解してくれるといいなと思わずにはいられませんでした。

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