宝石の国 11巻 第81話『土産』ネタバレ感想
前の話はこちら。
前回、金剛の祈りが発動したのか、月は静寂に包まれていました。
今回は、そこから始まります。
第八十一話『土産』
前回最後に登場した謎の人物はゴーシェだと判明。
ゴーシェは歌を口ずさみながら町を歩いていると、前はなかったはずの建物を見つけて中に入ります。
そこには、穴だらけのパパラチアが眠っていました。
ゴーシェは機械を操作して、パパラチアを包んでいたものを解除。
パパラチアは目を覚まし、ゴーシェは月人が無に行ってしまったことを報告します。
パパラチアは驚き、フォスが成功したかもしれないことに安堵の表情を見せます。
場面は変わり、エクメアとカンゴーム。
モニターには、フォスの目を通して映る金剛が映っています。
カンゴームは隠していることを全て言うよういいますが、時間が全然足りないとエクメア。
そこでカンゴームのお願いで、月に来る前からのことを話そうとしますが、モニターに変化が起きます。
場面は変わり、液状化した手足を伸ばして金剛を覆うフォス。
その時、冬眠に入っていたユークは何かに気が付いて目覚めると、二人のもとに駆け付けます。
相手がフォスであると気が付くと同時に、ボルツがフォスを鞭で薙ぎ払います。
祈りは止まりました。
フォスは建物の窓を壊して外に逃げます。
場面は変わり、エクメアは失敗を見届けてがっかりしています。
一方、カンゴームはランチなにがいい?と楽観的で、エクメアもハンバーグと辛うじて答えます。
エクメアが全体への放送で金剛の停止が確認されたことを伝えると、それをゴーシェとパパラチアが聞いていました。
パパラチアはゴーシェに体を起こしてもらうと、あるお願いをします。
場面は変わり、逃げるフォスを見つけた宝石たち。
フォスは海に飛び込みますが、追ってきたネプチュナイトが陸に押し上げます。
フォスの周囲は宝石たちに囲まれていました。
それでもフォスは逃げると、シンシャのいる祠に行きます。
しかし、そこにシンシャの姿はなく、ボロボロで長方形の何かが落ちていました。
(読み返した限り、一巻でフォスが博物誌を編む時に使い、シンシャが拾ったバインダー?)
フォスは腕を伸ばしてそれに触れますが、半分に割れてしまいます。
それをルチルが見つけると、フォスを氷の上に叩きつけ、他の宝石に内緒で始末しようとします。
その時、空に月人の現れる兆候が見え、降りてきたのはパパラチアでした。
ルチルは突然の出現に茫然としますが、パパラチアは胸のパーツを一つ抜き取り、ルチルに向かって放り投げます。
土産だ、参考になると言い残すと、倒れてしまいました。
月人はその隙にフォスを回収し、パパラチアを残して去っていくのでした。
おわりに
金剛の祈りは失敗に終わり、まだ物語が続くことが分かりました。
パパラチアが残した土産の意味とは?
フォスを回収したその意図は?
次の話はこちら。
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