宝石の国 13巻 第107話『終わりに』ネタバレ感想
前の話はこちら。
人間が最後を迎えるのか、あるいは。
前回はそんな話し合いがもたれ、フォスをはじめとしたそれぞれが自分の行動に合わせて行動します。
今回はそこから始まります。
この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。
ネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。
第百七話『終わりに』
兄機はフォスの「人間のいないところ」を持ち帰っていました。
一方で、フォスは太陽の膨張による影響で体は崩壊し、わずかな間だけで昔の彼を取り戻して消えていきます。
こうして太陽系は最期を迎えたわけですが、兄機たちの手元にはフォスから取り出したものが残されていて、彼らは「一番小さい弟」として大事にすることを決めます。
ところが、ここでも問題がありました。
兄機が一度地上に戻った時、宇宙船の操作をオートからマニュアルに切り替えていましたが、それを変更しないまま運航したため最高の星を通り過ぎてしまい、かつエネルギー切れで知らない星に不時着していまいます。
安全かどうか確認しようとした兄機が船外に出ると、そこには花が咲き乱れる楽園のような風景が待っていました。
感想
タイトルの通り、今回で一つの終わりが迎えたわけですが、同時に新たな場所での新たな世界が誕生しました。
この世界で、兄機たちはどんな文明を築いていくのか。
フォスから抜き出したそれが、どう活かされるのか。
まだまだ見ごたえがある展開が続きそうです。
そして今回は、本当に久しぶりに素のフォスが見られて、涙が出そうになるほど嬉しかったです。
そうそう、こういうやつだったよな、と。
その可愛さが見られただけでも大満足です。
おわりに
終わりが見えたような、そうでもないような。
終わりに近づいていることが分かるのに、どう着地するのかがいまだに見えてこない。
じれったくもありますが、それ以上に予想できない展開が面白いので、次回も楽しみにしたいと思います。
次の話はこちら。
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