宝石の国 13巻 第105話『太陽』ネタバレ感想
前の話はこちら。
前回、フォスたちがいる楽園で時が流れ、水星が太陽に飲まれようとしていました。
今回は、そこから始まります。
この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。
ネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。
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第百五話『太陽』
太陽が膨張して水星を飲み込み、その影響で地上の気温が大幅に上昇していました。
頭上にそびえる巨大な太陽。
フォスは能力を使う機会がなかったため、それらは退化し、太陽をどうにかする術などありませんでした。
兄機や石たちは何事もなく終われることを幸せに思い、この星の終わりに立ち会えることに感動を覚えます。
そんな時、兄機の持っていた種状のものにひびが入り、やがて蓮の花のように展開して中から台座のようなものが現れます。
それは月の技術と類似したもので、気温が設定値を超えたために起動したのでした。
機器は遠方の惑星をリストアップし、脱出を助けてくれる装置でした。
しかし、どこに逃れようとも恒星の膨張に追いつかれ、終わりを迎えることに変わりはありません。
それでも石は新しい歌のアイディアのために時間がほしいといい、みんなで逃げようとします。
ところが、フォスが突然残ると言い出します。
彼は橋を燃やさなければならないことを告げるのでした。
感想
かなり話が動いた回でした。
楽園にも終わりが近づき、それをよしとする一同。
それでも一緒にいる時間を延ばすために逃げることを選ぶということで、月人のものらしき機器が登場します。
気温の設定からも、こうなることがあらかじめ予期されていたことが分かります。
逃げたところで先延ばしにしかならないけれど、それでもまだもう少しだけ一緒にいられる。
一同の答えが一致する中、フォスだけが橋を燃やすことを宣言するわけですが、これは以前博士からお願いされていたことに繋がります。
真に美しい合理の世界への橋渡しをフォスに託し、渡ったら橋を燃やしてほしいと。
フォスはそれに忠実に従った形ですが、その結果、どうなるのか。
最終盤に入ってきたことを感じさせる展開で、かなり読み応えがありました。
おわりに
かなり盛り上がってきました。
その一方で、来月からしばらく休載となり、再開は2024年初春を予定しているとのことでした。
休載はここ最近けっこうあったのであまり驚きませんでしたが、休載明けには一気に駆け抜けてほしいな。
そんな気持ちを抱きつつも、ゆっくり次の話を待ちたいと思います。
次の話はこちら。
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