UVERworld『来鳥江│SOUL』の意味とは?他の収録曲も含めて解説!
UVERworld、山田孝之参加の初コラボシングル!
UVERworld、山田孝之&愛笑む参加の初コラボシングル!
山田孝之さんの参加は既に告知されており大きな反響を呼んでおります!【通常盤(TYPE-来鳥江)】CD+DVD
《収録内容》
◆CD
1.来鳥江(UVERworld feat. 山田孝之 / 愛笑む from 徳川eq.)
2.SOUL(UVERworld feat. 青山テルマ / 愛笑む from 徳川eq.)
3.来鳥江(UVERworld ver.)
4.来鳥江(instrumental)
5.SOUL(instrumental)◆DVD
Amazon商品の説明より
来鳥江(UVERworld feat. 山田孝之 / 愛笑む from 徳川eq.)
SOUL(UVERworld feat. 青山テルマ / 愛笑む from 徳川eq.)
ミュージックビデオ収録
いつもジャンルにこだわることなくチャレンジしてリスナーを驚かせてくれるUVERworldですが、今回はなんと初のコラボシングルです。
しかもコラボした相手がCREWであればお馴染みの愛笑むさんに加えて山田孝之さん、青山テルマさんということで、かなりの異色作になっています。
『UNSER』を経たからこそ出せるロックサウンドに加え、今のUVERworldを象徴するような自由に満ち溢れていて、ライブで聴ける日が待ち遠しいです。
この記事では、そんなニューシングルについて書いています。
来鳥江
曲名の意味
内容に入る前に、曲名の意味について。
聞いたことのない言葉でいかにも意味がありそうな『来鳥江』ですが、実は意味はありません。
歌詞にある『Raise your hands』と響きだけで似ています。
それから歌詞に『ボクベェ』という謎の言葉も登場しますが、これは仮歌詞の段階で適当につけられてそのまま定着してしまったものです。
なので、同様に意味はありません。
このあたりからもこれまでのUVERworldでは考えられなかったような緩さが感じられます。
シンプルなロック
この曲の原型はeq.(現・徳川eq.)が十八年前にやっていたもので、それをUVERworldがアレンジしたものです。
歌詞も『Raise your hands』以外新規になっているなど、ほぼオリジナル曲として生まれ変わっています。
曲調はシンプルにロック。
最近はバンド寄りの楽曲でもバンドサウンド以外を多用しているので、そういう意味で昔からのCREWは懐かしさを感じられるかもしれません。
TAKUYA∞さんに加え、愛笑むさんと山田孝之さんの異なる歌声が引き立ち、一度聴いただけで素直にかっこいいと思える楽曲に仕上がっています。
むき出しの強さ
UVERworldというと強い言葉が目立つ一方で、弱さを受け止めてくれる優しさも持ち合わせています。
しかしこの楽曲では強さが目立ち、かなり尖っています。
十代、二十代が使いそうな攻撃的な歌詞を、四十代になってもなお最前線を独走しているからこそ出せるところがさすがです。
SOUL
自由な楽曲
こちらも『来鳥江』と同じく、 原型はeq.(現・徳川eq.)が十八年前にやっていたもので、それをUVERworldがアレンジしたものです。
曲調はバンドサウンドでシンプルに仕上がっていますが、『来鳥江』以上に良い意味で適当です。
TAKUYA∞さんと愛笑むさんがどういう顔をしながらこの歌詞を書いたのだろうと、真剣に考えてしまいました。
青山テルマさんのノリと歌声がまさにマッチしていて、知らない人が初めてライブで聴いても盛り上がれること間違いなしです。
インタビューも必見
これは『来鳥江』も含めてですが、ふざけすぎているせいか雑誌のインタビューもひときわ面白いです。
そんな軽い気持ちで楽曲作って、リリースして人前で歌っていいの?
それくらい自由度が高いし、何よりUVERworldが楽しんで楽曲を制作したのが伝わってきました。
あまり詳しくは書けないので、もっと詳細を知りたいひとはぜひ雑誌のインタビューもあわせてご覧ください。
その他の収録曲
表題曲に加えて、『SOUL』のUVERworldバージョン、それから『来鳥江』、『SOUL』のインストも収録されています。
UVERworldバージョンでは歌詞も一部変更されていて、違った魅力が出ています。
特典
特典DVDには『来鳥江』、『SOUL』のMVが収録されています。
『来鳥江』のMVでは演奏するメンバーとその周りを疾走する車がマッチしていて、カッコよいの一言。
『SOUL』のMVではとにかく楽しい雰囲気が伝わってきて、ここ最近のMVの中でUVERworldの素の部分がさらけ出されていたのではないかと思います。
おわりに
UVERworldの自由な音楽はとどまるところを知りません。
一方で未発表の『EN』のような従来のUVERworldの延長線上にある超大作も姿を現してきていて、次のアルバムの姿が少しずつ見えてきたような気がします。
UVERWorldの関連記事はこちら。