『ふらいんぐうぃっち 10巻』あらすじとネタバレ感想!
黒猫のチトと一緒に横浜からやってきた真琴は、青森の親戚の家で暮らしはじめました。実は彼女は魔女。今はまだ空をとぶくらいしかできないけれど、又いとこの圭や千夏たちと毎日げんきに暮らしてます。
夏野菜の収穫が終わった頃、真琴は実家に帰省することになりました。青森から横浜まで、魔法は使わず、鉄道で行くのんびり旅。お姉ちゃんも一緒なので、余計嬉しいのです。途中、チトさんがちょっぴり大変な目に遭っちゃいますが…。そして、横浜でも魔女のお仕事が。都会のお仕事は変わったものが多いそうです。緊張します!
Amazon商品ページより
記念すべき十巻で、ようやく真琴や茜の両親が登場し、彼女たちの生まれ故郷である横浜が舞台となる話も出てきます。
前の話はこちら。
真琴の新たな友人も登場したりして、新鮮さが溢れる一冊になっています。
この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。
核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。
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あらすじ
第55話『おすそ分けはとても重い』
家庭菜園で無事トマトやピーマンなどが実り、喜ぶ真琴たち。
しかしあまりの量に、とても真琴たちだけで消費できる量ではありません。
そこで真琴は、普段道に迷った時に助けてもらっているご近所さんにおすそ分けすることに決めますが、なぜか圭の父親は圭と茜も一緒に連れていくよういいます。
はじめは真琴が道に迷わないよう心配してのことだと思っていましたが、すぐにそうでなかったことに気が付きます。
第56話『魔女協会弘前支部』
真琴は茜を連れて、一度実家のある横浜に帰省することになります。
それを聞いたアキラは、向こうでも仕事が出来るよう一度協会に顔を出そうと提案。
後日、二人は魔法協会弘前支部を訪れます。
支部長は遠征での仕事に関して試験を受けるよういいますが、本当はそんな決まりはありません。
アキラが事情を聞くと、そこには真琴に関する予言が関係していました。
第57話『旅は道連れ猫に情け』
無事試験を通り、真琴は茜を連れて帰省するために新幹線に乗り込みます。
チトとケニーは人形のふりをして同行しますが、これが災難の始まりでした。
第58話『4か月ぶりの家族、増える親友』
地元の駅に着くと、母親が迎えに来てくれていました。
実家に帰ると、真琴の幼なじみの未心(みこ)と弥生が待っていました。
弥生は魔法とは無縁の一般人ですが、未心は沖縄で魔女修行をしています。
お互いに近況報告をする中、真琴は家の中に未心が二人いることに気が付き、ドッペルゲンガーではと警戒しますが、正体は別でした。
第59話『都会の仕事』
ある日の夜、真琴は未心と弥生を連れ立って都会での仕事に赴きます。
三人は一般人には認識できない冥界馬車に乗り込み、今回の仕事の補佐役である二瓶から話を聞きます。
一行が向かったのはお寺で、そこでは二週間ほど前から降り始めは不定期ですが毎日六時間ほどの雨が降っていました。
真琴と未心の仕事は、その原因を突き止めてこの現象を収めることです。
お寺にある大量の招き猫が関係しているように思われ、さらに未心は空で一点だけ雲に穴が空いた部分の調査をしますが、上空にいたのは大量の動く招き猫でした。
第60話『招き猫の要求』
招き猫たちは雨雲を作っていて、様子を見に来た未心を追い払ってしまいます。
一方、真琴と弥生は招き猫たちに連れ去られてしまい、合流した未心も連れて招き猫たちはお寺の中に入ります。
リーダー格と見られる招き猫は何やら語りますが、真琴たちには意味が分からず、仕事が行き詰ってしまいます。
第61話『1万点の活躍』
後日、真琴たちは作戦会議のために集まるも、普通に遊んでしまいます。
その時、街中で杏子と出会います。
彼女は弘前から横浜の学校に通っていて、三人は事情を説明。
すると、杏子には招き猫の話す言葉が分かるといい、現場に同行してもらうことになります。
感想
今回は話の舞台が弘前から横浜にシフトし、魔女の仕事に同行する人も真琴の幼なじみということで、いつもとは登場人物も状況も変わってかなり新鮮でした。
その一方で、未心も弥生も真琴の友達といった感じの子たちで、違和感なく物語に溶け込んでいます。
弘前に戻ってしまうとこの二人が物語に絡んでくるのが難しいかもしれませんが、杏子の使う秘密の抜け道を使えば解決かな?
あと真琴たちの母親がなかなか強烈で、だから茜のような自由奔放な子が誕生したのかと納得です。
お父さんはただただ良い人で、三人の女性にいじられて大変だけど嬉しそう。
作中で多少触れられていますが、真琴に関する予言が登場し、これからの物語に大きく影響してきそうです。
横浜でリフレッシュ。弘前に戻ったタイミングくらいで大きく展開しそうな予感です。
刊行ペースが年に一冊と依然としてスローペースなので、気長に待ちたいと思います。
おわりに
弘前という地に縁があったことから手にとった本書。
まさかここまで続くとは夢にも思っていなかったので、感動を覚えました。
まだまだ引き出しの余地がかなり残っていそうなので、続きにさらに期待です。
次の話はこちら。
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