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『ふらいんぐうぃっち 9巻』あらすじとネタバレ感想!

黒猫のチトと一緒に横浜からやってきた真琴は、青森の親戚の家で暮らしはじめました。実は彼女は魔女。今はまだ空をとぶくらいしかできないけれど、又いとこの圭や千夏たちと毎日げんきに暮らしてます。

8月の青森はお祭りの季節。真琴も浴衣姿でねぷた祭に繰り出します。ついでにあちらの世界のお祭りも覗いてみたりして……。ハマベーとの再会が楽しみな千夏たちと海水浴にも出かけます。魔女も人の子、めいっぱい夏を満喫するのです。

Amazon商品ページより

青森といえばこれ!なねぷた祭りがついに描かれます。

かなり力が入っていて見応えがあり、ここまできたなとちょっとした感動がありました。

この記事では、そんな本書の魅力をあらすじや個人的な感想を交えながら書いていきたいと思います。

ネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。

第49話 カラスの口からカメラがあまる

テレビ局は怪奇現象について調べていて、そこで取材対象に選ばれたのが占い師の犬飼でした。

インタビュー当日、やってきたのはアナウンサーの大熊です。

犬飼はこの時だけ人間の姿に戻り、インタビューに臨みます。

魔女の世界には脱兎ルールというものがあり、魔女のヒントが直接漏れないようルールが敷かれており、犬飼が余計なことを言って被害をこうむるのは大熊です。

犬飼は当たり障りのない程度に答えますが、遊びに来ていた姉の子ども・りゅうがうっかり姉と犬飼が魔法を使えることを口にしてしまいます。

その結果、大量のカラスが家の中に入り込んで大熊の持ってきたカメラを食べ、魔女に関する証拠は残らないのでした。

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第50話 表の祭り、裏の祭り

ねぷた祭りに浴衣を着て参加する一同。

魔女の仕事があるということで小夜と真琴、千夏は別行動をとります。

三人は時々、他の世界と重なる重並行域に向かいます。

そこは一見、さっきまでいた祭り会場に見えますが、よく見ると異形の者たちが集まる祭りが開かれていました。

小夜の目的、それはオオゲツヒメ米という貴重なお米をもらうことで、そのおいしさからたくさんのファンを持つほどです。

しかし、千夏はオオゲツヒメという動物の糞から出てくるお米だと聞き、大いに驚くのでした。

第51話 憧れのチョモランマ

表のねぷた祭りに戻り、圭や奈緒、その友人たちと合流した真琴たち。

小夜はその美しさから奈緒の友人に大人気。

一同が向かったのはパフェを出すお店。

山のようにそびえ立つ巨大なパフェに一同は挑戦しますが、全てを食べ切ることはできず、最後には全員ぐったりするのでした。

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第52話 友達は浜辺の守り神

犬飼の運転で海に向かう真琴、奈緒、圭、千夏。

水着に着替えて海を満喫していると、気が付けばハマベーが合流していました。

ハマベーが千夏の手を握ると、千夏はいつの間にか知らない場所にいました。

そこで待っていたのはハマベーの母親ですが、彼女は普通の人間の女性の姿をしていました。

ハマベーはこれからもいつでも千夏と遊べるよう『水渡り』を使いたいと申し出て、母親はそれを許可します。

元の世界に戻ると、千夏は海で拾った瓶に海水を入れます。

ハマベーは海に潜り数秒。

出てきたのは瓶の中からでした。

これからは水があればハマベーはいつでも千夏に会えるようになり、千夏は大喜びするのでした。

第53話 マンドレイク・エボリューション

家のものが次々になくなる事態が発生し、真琴には思い当たる節がありました。

それは真琴が自宅で育てているマンドレイクです。

それぞれ『マン』、『ドレ』、『イク』と名付けられていて、彼らがものを盗んだ犯人でした。

通常のマンドレイクでは考えられない知能を持ち、気にしたアキラは魔法植物学者のシャーリーと一緒に調査に乗り出します。

その結果、三匹のマンドレイクの遺伝子は普通のマンドレイクとは違っていて、その違いは何世代もかけて変化するレベルのものでした。

茜に続き真琴もまた偉業を成し遂げるのではと盛り上がりますが、三匹のマンドレイクは想像以上の進化を見せつけるのでした。

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第54話 仁王は食通

椎名家にサポートしてもらいながら幽霊生活に慣れてきた岡田。

何か手伝えないかと申し出ると、ひなの手伝いをすることになりました。

ひなの仕事、それはお店に来られないお客さんへの食事の配膳でした。

食事はオオゲツヒメ米で、お客さんは寺の仏像でした。

ひなの鳴らす鐘の音で動き出す仏像に食事を配りますが、二体の仏像が一つのおむすびを巡ってケンカを始めます。

岡田は刀で梅干しの種まで半分に切ることで問題の解決を図りますが、二体の仏像はこの程度のことに刀を持ち出す岡田に引くのでした。

おわりに

とても充実した巻でしたが、次巻は約一年後ということで寂しさがこみ上げてきたのも事実です。

しかし、それだけ生まれ故郷である青森に長く寄り添えるので、また優しいひと時を味わえるのをじっくり待ちたいと思います。