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『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』あらすじとネタバレ感想!元マジシャンが兄殺しを追う

harutoautumn
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結婚を控えた神尾真世に「父が殺害された」と警察から連絡が入った。真世は仕事と結婚準備を抱えたまま、寂れた故郷へ降り立つ。そこは人が滅多に訪れない小さな観光地で、ようやく射した希望の光すら新型コロナウイルスの蔓延により奪われた町だった。殺害現場となった実家に赴くと、警察官ではない、謎の人物が入り込んでいて――。真っ当ではない手段も厭わない、破天荒な”黒い魔術師”が犯人と警察に挑む! 東野圭吾による大注目の新シリーズ、「ブラック・ショーマン」開幕!

Amazon商品ページより

東野さんが新たに生み出したシリーズ作である本書。

元マジシャンが人の心理を巧みに利用しながら情報を集め、真実を見つけ出す。

それに姪が参加することで、恋愛要素を気にすることなく気心の知れた男女ならではのやりとりが楽しめるので、よく出来ています。

それに姪が参加することで、恋愛要素を気にすることなく気心の知れた男女ならではのやりとりが楽しめるので、よく出来ています。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。

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あらすじ

マリッジブルー?

神尾真世は婚約者である中條健太との結婚に悩んでいました。

これは明言されていませんが、彼女の態度や発言からその様子がうかがえます。

子どもについて気にしていますが、それが健太との結婚とどう関係するのか。

真実はラストまで持ち越しになるので、一旦頭の隅に置いておいて、物語に集中することで問題ありません。

一本の連絡

そんなある日、真世のもとに警察から連絡があり、父の英一が自宅で亡くなっているところが見つかったと連絡が入ります。

真世は慌てて実家に帰ることにします。

死体の発見者は真世の同級生で、近日開かれる同窓会のことで訪問したということでした。

警察は他殺を疑っていますが、真世には英一が殺害される理由に思い当たる節がありません。

こうして真世は自分の問題を棚上げにして、父親のことで頭がいっぱいになります。

独自捜査

真世が英一の自宅の捜査に協力していると、訪問者が現れます。

それは英一の弟である武史でした。

彼は虫の知らせがあって急遽東京から来たといい、警察に食ってかかります。

この描写だけでは面倒くさい遺族というイメージですが、すぐに武史が頭脳明晰で、彼の行動全てに意味があることが分かります。

武史は英一を殺害した人物を自ら突き止めることを決意していて、真世は半ば強引にその捜査に参加させてもらうことにします。

英一を殺害したのは、果たして誰なのか。

叔父と姪のコンビが事件の真相究明に乗り出します。

感想

新たなシリーズ

ここにきて東野さんがまたしても新たなシリーズを打ち立てました。

しかも2024年に新作も刊行予定で、勢いはとどまりません。

シリーズものというと、キャラクターにどの程度依存するのかが、さじ加減が難しいのではといつも思っています。

依存しすぎれば飽きがくるし、キャラクターに魅力がないと読み続けるモチベーションが続かない。

その点において、本書の武史&真世はそれぞれ持ち味を出しつつも、出しゃばりすぎることはない。

けれども、ここぞというところでしっかり自分を主張してくれるので、彼らが主人公であるというシリーズものを常に意識することができます。

東野さんの作品を読んだことがないという若い世代の入門書として、適切なのではと思いました。

圧倒的なリーダビリティ

これまでの東野作品と変わらず、本書もまた圧倒的なリーダビリティをほこっています。

自ら理解しようと読むというよりも、気が付いたら理解が進むという受動的な読書という感覚がぴったりなほど、躓くことなく最後まで読めてしまいました。

それでいてつまらないなんてことは、全くありません。

物語の要素はそう目新しいわけではありませんが、それらが複雑に絡み合っていて、一つの事実を知るたびに新たな謎が生れるので、最後まで飽きることなく読めます。

また武史と真世のやりとりは回を増すごとに馴染んでくるので、それを見るだけでも面白いです。

次回以降について

個人的に気になったのは、武史の事件に挑むスタンスです。

彼は兄の死を解明したいことを理由に独自に捜査しましたが、次回以降はどんなモチベーションに事件に挑むのかが気になります。

そもそも兄を殺害した犯人を突き止めたいという割には、それが読み取れる感傷的なシーンはなく、いまいち腑に落ちないところがあります。

もしかしたら、次回作以降でこれが回収されるのでしょうか。

武史が手品師を辞めてバーを営むに至った経緯も気になるし、真世のその後の決断も気になる。

この辺りのシリーズ化に向けた伏線もばっちりなので、引き続き楽しみにしたいと思います。

おわりに

新たなシリーズに妥協なし。

これだけのシリーズを今でも生み出せてしまう東野さんが頼もしくて仕方がない。

読書好きの中で東野さんの名前をあげる人は少ないですが、そういった意味ではもっと評価されても良いのではと思うような素晴らしい読書でした。

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