『安達としまむら99.9』あらすじとネタバレ感想!BD/DVD特典が待望の文庫化
『安達としまむら』BD/DVD特典小説、イラスト付きで待望の文庫化!
「おかえり。仕事疲れたでしょ」
Amazon商品ページより
「うん。あ、でもしまむらの顔見たら疲れが吹っ飛んだ……みたいな……」
「ほーう。じゃ、元気なとこ見せて」
「え……。げ、げんきー」
こんな調子で、私たちはずっと続いていくんだろうなあ。たぶんおばあちゃんになっても。ひょっとすると三千七百年くらい経っても。
『安達としまむら』BD/DVD特典小説、イラスト付きで待望の文庫化!
もともとアニメのBD/DVD特典として用意された作品ですが、イラスト付きで文庫化されたのが本書です。
『SS』と対比させて大人の頃のことを描いた作品かと思いきや、かなりSFに振り切ったパートもあり、従来のシリーズとは違った味わいが楽しめます。
この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。
核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。
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あらすじ
穏やかな生活
大人になり、一緒に暮らし始めた安達としまむらが描かれます。
一緒に暮らすことで生活感が多少出る一方で、無理なくお互いを求めて受け入れる様子が微笑ましく、いつまでもこのままいてくれるのだろう、という安心がありました。
二人の行く末
本書にはある意味、本シリーズにおける結末が描かれています。
思いがけないシチュエーションにこみ上げる切なさと、その先に感じられた希望。
これまでもぼんやりと描かれてきましたが、『安達としまむら』という物語は僕らが思っているよりも遥かに壮大なのかもしれません。
違う世界観
本書では安達もしまむらも登場しないエピソードが挿入されています。
そもそも場所や時代すら分からない世界観。
そこにはやしろがいてくれるので、彼女によって世界が繋がっていることが示唆されています。
なぜこの物語が本書に挿入されているのか。
それは後半に明かされますが、ある程度予想していたとはいえ、感慨深いものがあります。
感想
変わらない二人。
安達としまむらの社会人になってからの話が多く描かれていますが、良い意味で二人は二人のままでした。
変わったところといえば、しまむらから安達への気持ちや依存度が高まったところでしょうか。
以前であれば面倒くさいと思っていたことすら、今では愛おしくてしょうがない。
愛情にあふれた二人の関係が堪能できて、まずその時点で大満足です。
壮大な世界観
あらすじで書きましたが、本書では二つの物語が並列して描かれます。
なぜ安達もしまむらも登場しない物語が挿入されたのか。
その答えはしまむらの願いに隠されていました。
彼女の願いがそうなったことがまず感慨深いし、それを叶えてあげるやしろの何でもあり感と謎の信頼感。
まさかここまで感動するとは思っていなかったので驚いています。
おわりに
同時期に発売された『SS』と比べると、感動を求める人には本書が断然オススメです。
もちろん安達・しまむら成分も十分なので、彼女たちの触れ合いが見たい人も満足間違いなしです。
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