宝石の国 13巻 第106話『橋』ネタバレ感想
前の話はこちら。
前回、太陽が膨張して逃げなければならない状況で、フォスは残ることを選択します。
橋を燃やさなければならないのだと。
この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。
ネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。
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第百六話『橋』
フォスは人間と新たな無機生命体の狭間の存在であり、人間の根絶という仕事をここで完成させようとしていました。
兄機は、フォスが人間を再誕させる可能性を説明しますが、それでもフォスは人間を焼き尽くし、新しい生命のために贈り物を用意しようとしていました。
石ころたちは、フォスの中の人間を良い方向に育てようとしますが、人間とは一個体の中に善と悪といった相反するものが混在していて、予想を超える悪影響を与える可能性は否めません。
議論は平行線。
フォスは兄機たちを脱出させると、清々しい気持ちの中で人間と共に最後を迎えようとしていました。
一方、兄機たちもまた己を信じ、再び地球に戻ると、フォスの中から彼の一部を取り出して再び脱出します。
これで本当の別れとなり、フォスは彼らの良い旅を祈るのでした。
感想
それぞれの思いがぶつかり、それでいて苦悩を乗り越えてきたから清々しく、久しぶりに穏やかな気持ちで読むことができました。
最後のやり取りによって、どんな影響を及ぼすのか。
フォスが滅びて、人間は本当に消滅してしまうのか。
いつも言っていることですが、久しぶりに読んでも次の予測が全くつきません。
もうどういう展開を望むというよりも、どんな結末でも受け入れるという気持ちです。
それがどんな結末であっても、フォスたちが願ったことを無駄にしたくない。
ただそれだけです。
おわりに
次の話で大きな転換点を迎えそうです。
フォスはみんなの悲願を達成しそうですが、その先に何があるのか。
それとも何もないのか。
連載再開となったのがこんなに嬉しいのかと、不思議な気持ちです。
次の話はこちら。
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