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『進撃の巨人 32巻』あらすじとネタバレ感想!

「始祖の巨人」の力を掌握したエレンは生まれ育ったパラディ島の平和のため、島外の人類を根絶やしにすることを決意する。そして行進を開始したエレンと巨人の大群。彼らは救世主なのか悪魔なのか。結論は出ないまま、ミカサやアルミン達は世界を助けるために動き始めた・・・・・・。

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エレンを止めて世界を救うために、ハンジ率いる調査兵団とマーレは手を組み、世界の危機に立ち向かおうと動き出します。

あらすじ

第127話『終末の夜』

マーレとの合流前、ジャンとミカサはハンジから事情を聞き、どのようにしてエレンを止めるために力を貸すことにしたのかが回想として描かれます。

そして、いざ合流。

となりますが、敵同士がいきなり仲良くできるはずもなく、ハンジが間に立ちますが、ちょっとしたことからすぐに相手にかみつき、一触即発の状態になります。

最終的にマルコの死の真相が明らかになり、激高したジャンがライナーをボコボコにします。

ガビのお願いも虚しく立ち去るジャンですが、翌朝、ジャンはライナーを許さないとしつつもマーレに協力することに異論はありませんでした。

一同はアズマビトが所有する飛行艇を求めて港に向かいますが、偵察に出ていた車力の巨人が港はすでにイェーガー派によって占拠されていることを伝えます。

イェーガー派は一同の動きを察知し、港で迎え撃つ準備をしていたのでした。

第128話『裏切り者』

ハンジとマガトは遠くから港を偵察します。

フロッグたちはハンジたちの存在に確証を持てないため飛行艇を残していますが、存在に気付かれれば破壊されてしまいます。

しかも飛行艇を動かすためにはアズマビトの整備士の力を借りる必要があり、ミカサたちはイェーガー派を殺さずに事をおさめたいと考えていました。

絶望的な状況の中、ハンジは沖を進む巨人を発見。

その速度からすでにマーレに上陸していると推測されます。

マーレ側にとって心を折られるほどの事実ですが、マガトはここにきて心の底から調査兵団に協力を依頼し、一同は作戦を行動に移します。

奇襲がなんとか成功して囚われたのキヨミたちを地下に避難させると、ライナーとアニが巨人化。

周囲を気にせず相手を蹴散らし、調査兵団もまた覚悟を持ってかつての仲間たちを次々に仕留めます。

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第129話『懐古』

順調に作戦は進みますが、飛行艇を動かすためには一日かかることが判明。

準備が整っていても半日はかかります。

巨人化は数時間は持たず、半日もこの状態を維持することは不可能です。

どれだけ急いだところで、アニたちの故郷・レベリオを助けることが出来ないことが判明します。

しかし、ここで止まるわけにはいきません。

この港より南にあるオディハにアズマビトが所有する格納庫に移動し、そこで飛行艇を整備することを決めます。

一方、フロッグもその意図に気が付いて猛反撃。

ライナーもアニもすでに限界を迎えていましたが、そこに巨人化したファルコが加勢します。

ファルコによって窮地を脱するも、制御できずにピークに襲い掛かりますが、マガトが項を切って取り出されることで同士討ちを回避します。

巨人の継承者はみなボロボロですが、それでも船はなんとか出航に成功。

マガトは殿を務めると港に残り、そこにイェーガー派の増援を食い止めたキースが登場。

二人は後方の憂いを断つために巡洋艦を爆破し、共に散っていくのでした。

第130話『人類の夜明け』

船内でレベリオを助けられないことが打ち明けられ、アニは戦意喪失します。

ここでエレンの回想が入り、どのようにして彼が世界を滅ぼす覚悟を決めたのかが描かれます。

彼の心の奥底には自分の寿命後も生きる仲間たちの幸せを願う気持ちがあり、ついに地鳴らしが始まります。

世界中の最も大きな大砲を持つ艦隊が集結し、泳ぎながら進む巨人の群れに向かって攻撃しますが、足止めすらできず巨人は上陸。

圧倒的な強さに兵士たちは早々に逃げ出します。

巨人の群れの奥には一際大きい巨人がいて、進撃の巨人ことエレンでした。

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感想

懸命に戦うも、どこまで頑張っても絶望的な状況であることに変わりはなく、結末、というよりもいよいよ世界の滅亡が近づいてきていることを感じました。

そして、希望や推測でしか図れなかったエレンの心境が描かれたのが印象的です。

大切な仲間たちがやはり心の中心にあることに分かって素直に嬉しかったです。

しかし、幸せになってもらうために世界を滅ぼすしかないのか。

仲間と一緒に考えてみんなが幸せになれる方法はなかったのか。

責任感が強いところも一人で背負いこんでしまうところもエレンらしく、様々な意味で胸が熱くなりました。

おわりに

いよいよ地鳴らしが始まります。

どんな絶望に突き落とされるのか。

まだ希望は残されているのか。

ますます目が離せません。