『宝石の国』の28人は誰?を考察する
宝石の国の1巻の金剛先生の発言より、宝石が28人いることが分かりますが、具体的に誰を指すのかは明言されていません。
そこで、宝石28人が一体誰を指すのか、自分なりに考察したいと思います。
※2021.1.2現在、11巻まで刊行されていますが、この記事で紹介するよりもさらに多くの宝石が登場しています。
あくまで『28人』と言及があった1巻時点での考えと割り切ってもらえればと思います。
そもそも全部で何人いるのか?
色々と考え方はあると思いますがが、まずは7巻までに登場した宝石たちを一覧にしました。(赤色は月人に連れ去られた宝石)
①フォスフォフィライト
②モルガナイト
③ゴーシェナイト
④金剛先生
⑤ヘリオドール
⑥ルチル
⑦シンシャ
⑧ベニトアイト
⑨ジェード
⑩ダイヤモンド
⑪ボルツ
⑫ユークレース
⑬レッドベリル
⑭ネプチュナイト
⑮イエローダイヤモンド
⑯ジルコン
⑰グリーンダイヤモンド
⑱ルビー
⑲サファイア
⑳ピンクトパーズ
㉑オプシディアン
㉒アメシスト
㉓アレキサンドライト
㉔アンタークチサイト
㉕ピンクフローライト
㉖パパラチア
㉗クリソベリル
㉘ゴーストクオーツ
㉙カンゴーム
㉚ペリドット
㉛スフェン
㉜ヘミモルファイト
㉝ウォーターメロントルマリン
㉞ブルーゾイサイト
㉟トパーズ
㊱ラピス・ラズリ
1巻において、金剛先生が「こちらは28名」と言っているので、この時点で月人に連れ去られていない宝石たちをカウントすることにします。
また「私たちを装飾品にするために」とも言っているので、おそらく金剛先生も含まれると思います。
その他に先生は自分を砕き、それを放つことで月人を撃退する描写が複数回ある。
それから7巻で、自分は人間ではないとも明言しています。
作中では人間が三つに分かれ、骨、肉、魂になったと言われています。
骨が宝石たち、肉が海にいるアドミラビリス族、魂が月人で、いずれかに分類されるはずなので、ここでは宝石として扱っても差し支えないでしょう。
この時点で9名も連れ去られているので、差し引くと27名。
おい! 早速足りないじゃないか!
しかし、まだ登場していないだけという可能性もありますので、この問題は置いておくことにします。
TASAKIとのコラボから考察する
次に、以前ご紹介したTASAKIと宝石の国のコラボについて考えたいと思います。
このサイトで紹介されている宝石は27種類で、頭部のみ残っているラピス・ラズリも含まれていました。
またゴーストとカンゴームも別々に用意されているので、体を共にしても人格として別々に存在すれば一人ずつとしてカウントしているのかもしれません。金剛先生の優しさですかね。
そうすると、アメシストも鉱石としては一種類ですが、双子なので二人としてカウントしても良いかもしれません。
これなら上の27種類にアメシストを双子としてカウントすれば、28種類になりました。
結論
ということで、7巻読了時点では、この結論とします。
最新刊が出て状況が変われば、内容も更新したいと思います。
またアニメは見ていないのですが、そちらがヒントになるかもしれないので、見たら感想含めてまた記事にしたいと思います。
もし何か気が付かれた方がいらっしゃいましたら、コメントいただけると嬉しいです。
追記(2019.1.5)
※8巻未読の方はネタバレが含まれるのでご注意を!
8巻において、月人のエクメアから金剛先生の正体を知らされます。
金剛先生は、人間が最後に作った祈りのための機械だったのです。
まさかの骨、肉、魂のいずれにも該当しないパターンでした。
しかし、外装は純粋な人口六方晶ダイヤモンドという物質で作られていて、構成要素でいえば宝石といえなくもありません。
おまけに先生は、人間の許可なく自身の機密に関することを話せない設計が施されているようで、それでフォスたちには自分も宝石であると名乗っているのかもしれません。
作中において、この28人という人数は先生が言ったものなので、自身を含んでいても決しておかしくはありません。正しいかどうかではなく、先生がどう考えているかなので。
また最新9巻にて、レッドダイヤモンドなど過去にいた宝石の存在がビジュアル込みで明らかになりますが、それらをカウントしてしまうと、とても28人ではおさまりませんので、よっぽどの根拠がない限り、このままでいきたいと思います。