UVERworld『AS ONE』の意味とは?他の収録曲も含めて解説!
結成20周年を迎えるUVERworld2020年第一弾シングル
UVERworld結成20周年イヤーとなる2020年第一弾シングル! 3月6日公開となる坂口健太郎主演の映画『仮面病棟』主題歌! UVERworldらしい疾走感と強いメッセージが交錯す楽曲初回盤特典は2019年12月21日に横浜アリーナで行われたTAKUYA∞生誕祭公演後に開催されたアフターパーティー「QUEEN’S AFTER PARTY」でも上映された、12月19日・20日の東京ドーム公演までの彼らを数日間を追いかけたドキュメント映像DVD付!
Amazon内容紹介より
東京ドーム2daysを終え、それでも止まることを知らずに突き進むUVERworld。
最新アルバム『UNSER』発売後、そして2020年第一弾シングルにして、UVERworld結成20周年と否が応でも期待してしまうシングルである本作ですが、一度聴いただけでその虜になりました。
詳しい感想などは後述しますが、ライブ映えすること間違いなしのパワーを感じ、新旧関わらず多くのCREWに愛される強い楽曲だと思います。
この記事では、そんなニューシングルについて解説したいと思います。
AS ONE
タイトルの意味
曲の内容に入る前に、まずはタイトルの意味について。
『AS ONE』とは『一つになって、一体となって』という意味を持ちます。
歌詞を見ると、『陰と陽』、『善悪』、『表裏』など正反対のものが並べられ、それらを一つにして先に進むという強いメッセージが感じられます。
インタビューを読むと、これらは生じるところが全て同じであることを表現していて、映画の世界観にある疾走感を混ぜたかったとあります。
『GOOD and EVIL』もそうでしたが、何が正しいという決めつけではなく、それらも含めて考えられる器の広さ、強さが見て取れました。
映画『仮面病棟』の主題歌
またこの楽曲は坂口健太郎さん、永野芽郁主演で映画化された『仮面病棟』の主題歌でもります。
この映画のために書き下ろされたということで、仮面病棟Ver.のMVのように相性抜群です。
この記事を書いている2020年3月3日現在、ライブではまだ披露されていないので、迫力のある音で早く聴きたいという方は映画を見に行くのが手っ取り早いかもしれません。
僕は原作小説を読みましたが、非常に読みやすくスリルのある展開だったので、映画の内容としても期待できると思います。
『UNSER』から続く重厚感あるEDMとバンドサウンドの融合
楽曲の感想ですが、僕は『ROB THE FRONTIER』と似た要素を持ちつつも、より爆発力があるように感じました。
『UNSER』ではEDMが多用され、この『AS ONE』でもEDMによる重厚な音が心地よく、思わず体を揺らしたくなります。
一方でバンドサウンドもかなり表に出ていて、この点においても『ROB THE FRONTIER』との類似点が見られます。
しかし、CREWが思わずレスポンスしたくなる部分が多くあり、この点においては『Touch off』のような盛り上がりが予想され、ライブで重要な位置を担うことが容易に想像できました。
まだライブで披露されていないので予想するしかありませんが、どちらかというと後半に披露され、会場により一層沸かしてくれるのではないかと思います。
Spreadown
新たなインスト
タイトルは『スプレッダウン』と読みます。
おそらく『Spread+down』の略語で、『広がる』という意味を持つのではないかと思います。
この楽曲は『CORE STREAM』以来のインストで、バンドサウンド全開のカッコイイ一曲です。
特典
初回限定盤には12月19日・20日の東京ドーム公演までの数日間を追いかけたドキュメント映像DVDがついています。
まだDVD未収録の生音源が聴けたり、東京ドーム公演に辿り着くまでの努力やドラマが見られるので、個人的にはここ最近の特典の中でも一番興奮しました。
東京ドームでの男祭りに参戦した時の感動がよみがえったようです。
おわりに
『UNSER』が日に日に馴染んできた今日この頃ですが、UVERworldは止まることなくさらに進んでいることが感じられた楽曲でした。
今年は例年に比べてライブが限定されそうですが、その分、制作に集中し、納得のいく楽曲を創ってもらえたらこれ以上嬉しいことはありません。
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