UVERworld『NAMELY』の意味とは?他の収録曲も含めて解説!
超人気TVアニメEDテーマ! ミドルテンポのロッカバラード!UVERworld38枚目となるシングルは超人気TVアニメEDテーマ。UVERworldの真骨頂とも言えるミドルテンポのロック色の強いバラード曲となります。
Amazon商品の説明より
UVERworldの38枚目のシングルとして発表された『NAMELY』。
初期を思わせるような懐かしさ、それでいて今の彼らを反映させたミディアムなロックサウンドに仕上がっていて、いつまでも浸っていたい穏やかさを感じることが出来ます。
この記事では、そんなニューシングルについて解説します。
NAMELY
曲名の意味
まずは曲名の意味について。
『NAMELY』には『すなわち、つまり』などの意味があり、人の実名や物の名称を明かす時に用いられます。
これは僕の見解になりますが、歌詞にある君と目があった時の感覚、そして関係などに対して『つまりこういうことだよ』という意味になるのではと考えました。
直接意味を表す言葉ではないので捉え方次第にはなりますが、一つ参考になればと思います。
ちなみに、以下の記事で曲名の意味についてTAKUYA∞さんのコメントが掲載されていますが、そこまで深い意味はないようです。
UVERworld TAKUYA∞に訊く、新曲「NAMELY」の歌詞に表れたリアリズムとコロナ禍での新たな気づき
いつまでも浸っていたい儚さと美しさ
『NAMELY』の第一印象は、ミディアムなロックナンバーです。
今回は作曲が彰さんのクレジットになっていて、メンバーの中でもバンド色に強い愛着を持つ彰さんの気持ちが反映されている気がします。
ロックサウンドが中心なんだけれど穏やかに時間が流れるように耳心地がよく、歌詞がスッと入ってきます。
歌詞は永遠に続かないと分かりつつも、今過ごしている時間を愛おしく思う儚さと美しさが詰まっていて、TAKUYA∞さんのCrew以外にはあまり知られていない優しい一面がよく表現されています。
最近だとMUSIC FUN!というラジオの企画でWANIMAのKENTAさんとの音楽談義だったり、限定生産したグッズを転売屋から買い戻した時に売り主にも事情があるかもしれないと配慮したり、例え蚊や蜘蛛でも生き物は殺さないといったところにTAKUYA∞の優しさが表れているので、そういったものをチェックして彼の優しさに触れると、この楽曲もさらに深みを増すように思います。
懐かしさと新しさの共存
サウンドは初期を思わせるものがあります。
サビのラストの部分が『world LOST world』に似ているというコメントがYoutubeにあり、自分の言葉にし難い感覚が一部言語されたことでかなりスッキリしました。
その一方で最新のUVERworldの要素もしっかり取り入れていて、その違いがインストver.を聴くとより顕著に分かります。
シンプルに見えて実は細部までしっかり作り込まれていますので、ぜひその辺りもチェックしてみてください。
カラオケで歌いやすい
音程が比較的低めに設定されているので、これまでUVERworldの楽曲を歌いたくても高くて断念していた人にとって朗報です。
最近になってカラオケでも歌える楽曲を製作する意味を理解されたとのことなので、これから誰でも歌える楽曲も登場しそうな予感です。
LIVIN’ IT UP
曲名の意味
まずは曲名の意味について。
『LIVIN’ IT UP』には『人生を贅沢に暮らす』、『おもしろおかしく暮らす』という意味があります。
その意味が歌詞からもひしひし伝わってきますが、詳しくは後述します。
UVERらしい独自性が爆発
タイトルの意味にある通り、かなりご機嫌なナンバーです。
低音のラップのような導入から、押し寄せる重低音と多彩なボーカルのコラボレーション。
サウンド的には最近のUVERworldがよく反映されていて、『UNSER』の楽曲に通ずるものがあります。
音源の時点でライブ映え間違えなしの仕上がりなので、2021年のライブでもしかしたら聴けるかもしれません。
その他の収録曲
『NAMELY』のインストver.が収録されています。
また『七つの大罪 憤怒の審判』書下ろし絵柄デジパック仕様の期間生産限定盤では『NAMELY(short ver.)』も収録されています。
最近のUVERworldは必ずといっていいほどインストver.が収録されていて、歌のありなしで違った楽しみ方が出来るので、個人的にはかなり嬉しい仕様です。
特典
初回限定版のDVDには、2020年に行われた配信ライブの会場中にオンエアされたメンバー制作の映像とアテレコ集が収録されています。
ダイジェスト版がYoutubeにアップされていますが、Crewであれば思わずニヤりとしてしまう内容です。
冷静に考えて、四十歳を過ぎた、世間でいう『いい大人』が半数以上いる中でのこのテンションで無邪気に意味のないことをするって最高ですよね。
彼らを見てると本当にUVERworldというものを愛していることが分かるし、そんな彼らの音楽だからこそこれからもずっと追いかけたいという気持ちになります。
コロナ禍で日常生活を送るだけでも疲弊してしまう人も多い中で、こういう純粋な楽しさというのはかなり貴重だと思うので、ぜひ頭を空っぽにして楽しんでもらえればと思います。
おわりに
ここにきて制作ペースが上がってきたので、嬉しい限りです。
近況報告では2020年末のライブやフェスで大好評の『EN』がいよいよパッケージに向けて動き出すとあったので、ニューアルバムの発表も近いかもしれません。
このいつまで続くか分からないどんよりとした世の中でも希望を与え続けてくれるUVERworldに今日も感謝感謝です。
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