ファンタジー

『毒吐姫と星の石』あらすじとネタバレ感想!呪われた人生に毒を吐く姫が見つけた新たな人生

harutoautumn

【紅玉いづきデビュー15周年記念刊行・第2弾】

忌まれた姫と異形の王子の、小さな恋のおとぎばなし。
「星よ落ちろ、光よ消えろ、命よ絶えろ!!」
全知の天に運命を委ねる占いの国ヴィオン。生まれながらにして毒と呪いの言葉を吐き、下町に生きる姫がいた。星と神の巡りにおいて少女エルザは城に呼び戻され隣国に嫁げと強いられる。
唯一の武器である声を奪われ、胸には星の石ひとつ。絶望とともに少女が送られたのは聖剣の国レッドアーク。迎えたのは、異形の四肢を持つ王子だった――。
書き下ろし番外編「初恋のおくりもの」で初めて明かされるある想い。『ミミズクと夜の王』姉妹作。

Amazon商品ページより

人喰い三部作の第二弾である本書。

『ミミズクと夜の王』姉妹作ということで、基本的に当該作品を読んだ前提で本書は描かれています。

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前作とは違った恋・愛の形が描かれ、後述しますが、僕はこちらの方がひねくれているけれど分かりやすくて好きです。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。

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あらすじ

占いの国

小国ヴィオンは、国における全てのことを占いで決めていました。

そんなヴィオンには現在、未曾有の凶兆が表れていて、同盟国レッドアークの助けを必要としていました。

そこで国は、エルザという少女をレッドアークに嫁がせることを決めます。

毒吐姫

エルザは王族の生まれですが、占いで呪いの姫君と判断され、物心つく前に下町に捨てられてしまいます。

そこでエルザは世界を呪い、生きるためにどんなことでもしてきました。

ついたあだ名は毒吐姫。

レッドアークに嫁ぐことが決まると、エルザはその持ち前の毒舌で占者たちをののしりますが、占者たちも言われっぱなしではありません。

このままでは嫁げないと判断すると、エルザの声を魔法で奪ってしまうのでした。

こうしてエルザは一番の武器である声を奪われ、レッドアークに連れていかれるのでした。

異形の四肢を持つ王子

レッドアークでエルザを待っていた未来の夫。

それは姉妹作『ミミズクと夜の王』に登場したレッドアークの王子・クローディアスことディアでした。

ディアはフクロウによって四肢に魔法をかけてもらい、動かせるようになっていますが、その見た目から異形の四肢を持つ王子と一部の国民から言われていました。

そんな二人は出会いますが、エルザは当然、反発しヴィオンに帰ろうとします。

ところがフクロウの魔法がかかったディアがエルザに触れることで、彼女にかけられていた魔法は解け、話せるようになりました。

それでもエルザは相変わらず毒を吐き続けますが、ディアや聖騎士・アンディ、その妻のオリエッタの優しさに触れ、少しずつ変化を見せ始めます。

感想

強烈な毒吐き

本書はボーイ・ミーツ・ガールとして描かれていますが、それにしてもとんでもないミーツです。

政治的な理由で本人たちの意志に関係なく婚姻が結ばれることは物語においてよくあることですが、それにしてもエルザの吐く毒は強烈です。

よくそこまで思いつくなというくらいにバリエーションが豊かで、むしろ感心して自分もののしられたいと思ってしまったほどです。

毒吐姫の名に恥じないその活躍ぶりが、まず読んでいて気持ち良かったです。

実は似たもの同士

読み進めていくと分かりますが、実はディアとエルザは似たもの同士です。

何でもないように振舞っていて、本当は大切なものを失うのが怖くて仕方がない。

そんな二人だからこそ相手を大事にする気持ちは人一倍で、それが後半にいくにつれて表面に出てくるところが本書の見どころの一つです。

後日談はもう一つ

本書にはディアとエルザのその後を描く『初恋のおくりもの』が収録されています。

これは著者である紅玉いづきさんが二人の恋について描写が足りない分を補うために執筆したものです。

その考えの通り、この物語はディアとエルザの『恋』という形が明確に描かれていて、二人がお互いを必要としていることがよく分かるようになっています。

それは良かったのですが、紅玉さん自身がいうように、恋の話は不得意ということで、ちょっとパンチが弱いと言わざるを得ません。

読みたい内容だったので蛇足とはいいませんが、もっと違った形で描いても良かったのでは。

そこにミミズクなど既存キャラを必要以上に絡ませなくても良かったのでは。

そんなことを思ってしまったことが、唯一残念でした。

おわりに

ミミズクとは違った個性を持つエルザがヒロインとしてうまく機能していて、王子として成長したディアと素晴らしい組み合わせでした。

前作を気に入った人であれば、本書を読まないのはもったいないです。

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