ファンタジー

『図書館の魔女 第三巻』あらすじとネタバレ感想!マツリカにピンチが訪れるシリーズ第三弾

深刻な麦の不作に苦しむアルデシュは、背後に接する大国ニザマに嗾けられ、今まさに一ノ谷に戦端を開こうとしていた。高い塔のマツリカは、アルデシュの穀倉を回復する奇策を見出し、戦争を回避せんとする。しかし、敵は彼女の“言葉”を封じるため、利き腕の左手を狙う。キリヒトはマツリカの“言葉”を守れるのか?

「BOOK」データベースより

シリーズ第三弾となる本書。

前の話はこちら。

序盤は図書館らしい本やそれにまつわる話ですが、中盤では戦争を回避するための方策、後半ではニザマの刺客によるマツリカへの一手と、セクションによって異なる面白さを読むことができます。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。

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あらすじ

存在感を高める図書館

議会はこれまでにきれいに二分されていました。

ところが、議論が複雑になったことで利害が単純明快にはいかなくなり、勢力は細かく分かれ、しかもいずれの勢力が特別点を稼ぐわけではないという状況になっていました。

そんな中で図書館は公然と介入して、その存在感を高めます。

また前作の事件をきっかけに図書館は五人の兵を雇うことになります。

新人だったキリヒトが古株になり、新たな人間関係が生れたことでより賑やかになります。

奔走

キリンはニザマが西側から攻めてくると予想し、長期に渡って出張します。

彼女にとって育った地であり、作戦のために必要とはいえ、どの領地も失いたくない。

その思いで何度も戦略を練りますが、どうしても良い案が生れずに苦しんでいました。

そんな時、マツリカは奇策を思いつきます。

奇策

今回、一ノ谷に攻めてこようとしているのはアルデシュでした。

アルデシュは深刻な麦の不作に苦しんでいて、ニザマにけしかけられる形で一ノ谷に牙を向けようとしているのです。

マツリカは前作において廃工房で見つけた装置で、水の問題を解決するための方法を考え付きます。

これがあればアルデシュの不作はなくなり、戦争をする理由がなくなります。

一ノ谷はマツリカのこの奇策に沸き立ちますが、敵はそんなマツリカをまたしても狙っていました。

感想

緊張と弛緩の連続

これまでと同様、リラックスしている場面と緊張している場面が交互にくるよう構成されていて、読者が飽きないよう工夫されています。

本書は決してリーダビリティに優れているとはいえません。

こだわりのある言葉で唯一無二の世界観を作り出しているところは魅力的ですが、読書に慣れている人でもこのリズムに慣れるまでに時間がかかるでしょう。

しかし、一冊の中で二転三転するストーリーは読者の関心を引き、その世界観に引きずりこんでくれます。

序盤の本にまつわる話がやや冗長に感じる人もいるかもしれませんが、僕は元々そういった内容が好きだったので、興味深く読めました。

マツリカの存在感

本書ではマツリカの存在感がより一層明らかになったのではと感じています。

まだ幼さの残る容姿とは裏腹に、言いたいことはズバズバ言うし、誰が相手でも物怖じしません。

窮地に陥った時でも誰も考え付かないようなアイディアを生み出し、周囲の人間を力強く押し出してくれます。

そんな彼女には本書の終盤、新たな試練が待っているわけですが、その時の絶望感といったら中々です。

それによってマツリカという魔女がいかにすごい存在で、キリヒトたちだけでなく読者である僕らのことも強く導いてくれていたことを実感しました。

そんな彼女なので、時間が立てば新たな策でこの事態を打開してくれると信じていますが、それでも大丈夫だろうかという心配も胸に残っています。

この期待と不安が残る読了感は、なかなかバランスが良かったと思います。

おわりに

ページ数で見るとかなりのボリュームに感じていましたが、気が付けばその世界観に魅了され、残すところあと一冊となっていました。

本書で胸のうちに生まれた期待と不安が、次巻でどんな気持ちに昇華されるのか。

最後まできっちり見届けたいと思います。

次の話はこちら。

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