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『クレィドゥ・ザ・スカイ』あらすじとネタバレ感想!様々な可能性を孕むシリーズ第五弾

harutoautumn

ずっと二人で空を飛んでいても、決して触れることはない。彼女の手を、彼女の頬を、僕の手が触れることはない――「僕」は濁った地上を離れ、永遠を生きる子供。上司の草薙と戦闘機で空を駆け、墜ちた同僚の恋人相良を訪ね、フーコのもとに通う日々。
「スカイ・クロラ」シリーズ急展開!

Amazon商品ページより

シリーズ第五弾となる本書。

前の話はこちら。

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本書では病院から抜け出す僕と、僕を匿う女性たちが描かれます。

僕は誰なのか。

それが明かされず物語が描かれ、それによって多くの読者によって様々な考察がされるようになりました。

この記事では、本書のあらすじや個人的な感想を書いています。

核心部のネタバレは避けますが、未読の方はご注意ください。

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あらすじ

脱走

僕は戦闘機の着陸で負った怪我を治すために入院していましたが、抜け出してフーコに電話します。

彼女に迎えに来てもらい、病院に戻ることなく彼女と行動を共にします。

フーコはこの逃避行が永遠のものとはこれっぽっちも信じていません。

それでも僕との時間を大事に過ごします。

連絡

僕はフーコのいないところである番号に連絡します。

それは万が一の時に連絡するよういわれていた番号で、出たのは相良でした。

相良は二か月前、病院にいる僕のもとを訪ねていましたが、裁判中で僕と会うにも制限がかかっている状況でした。

短い会話の中で相良は僕に番号を内緒で渡し、僕の手首に注射を打ちます。

これで願いが叶うと。

新たな逃避行

僕はフーコのもとを離れ、相良に会いに行きます。

薬が切れてきて、僕は以前よりも意識がはっきりしていました。

それでも思い出せないことが多く、まだ本調子とはいえないことがうかがえます。

時間が経つにつれて草薙、笹倉といった名前が僕の口から出てきますが、依然として僕が誰なのかは明示されないまま物語は進行します。

感想

読むほど分からない物語

正直いって、本書を読んで『スカイ・クロラ』シリーズが分からなくなったというのが本音です。

主人公は自分が誰か分からない状態で、最後まで『僕』という一人称で統一されています。

いくつかの理由から主人公が誰なのかは判断できると、いくつもの考察サイトで書かれていましたが、どうもすっきりしません。

確かにそれだと可能性として最も高いけれど、絶対にそうだと言い切ることはできない。

このモヤモヤがどうにも居心地が悪い。

森さんの作品は細部まで描写せず、読者の想像に任せることも多いため、初めての経験というわけではありません。

しかし、それでも本書の消化不良感は群を抜いていて、シリーズを通して何を描きたかったのだろうと読了後の今でもぼんやり考えています。

深読みしすぎない読書がオススメ

本シリーズを十年以上にも渡って繰り返し読んで、様々な考察をしている人もいました。

それも一つの楽しみ方であり、それだけの余地を本書は持っています。

ここで僕の見解を書くと、深読みしすぎずに気楽に読むのが良いのではないかと思います。

本書に答えを求めたところで絶対の正解などなく、あくまで読者の見解の域を超えないような気がしています。

それであれば難しいことは考えず、本シリーズの世界をあるがままに楽しみ、疑問は疑問のままで抱えていても良いのではないか。

今ではそんなことを思っています。

今回は仕事の都合もあってかなり駆け足で読んでしまったので、数年後にじっくり再読して、今回は見つけられなかったものを発見したいと思っています。

おわりに

シリーズを通して生の希薄さが描かれていて、森作品の中でも掴みどころのない作品でした。

それでもまた読みたいと思ってしまうのは、シリーズの魅力にやられてしまった証拠なのかもしれません。

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