『GOOD and EVIL/EDENへ』インタビューから読み取れる新しいUVERworldについて解説!
『ALL TIME BEST』をリリースし、新たなステージに踏み出そうとしているUVERworld。
そんな彼らが放つニューシングルが『GOOD and EVIL/EDENへ』です。
『GOOD and EVIL』は『ヴェノム』日本語吹き替え版主題歌で、『EDENへ』は『インベスターZ』のオープニングテーマと、CREW以外からも注目を集める楽曲となっています。
この記事を書いている時点で、『GOOD and EVIL』はYOUTUBEでミュージックビデオのShort.verが配信されていますが、ライブでは10/26に初披露されたばかり。
一方、『EDENへ』はライブですでにその力を見せつけてるものの、しっかりと公開された音源はまだありません。
そんな未知数な新曲について、『GiGS』で全50ページというボリュームで特集が組まれていましたので、11/7のリリース前に、その魅力について書いていきたいと思います。
六人それぞれが単独インタビューに答えていましたので、ポジション毎に感じている内容が異なっていて、とても興味深かったです。
コンセプト
『GOOD and EVIL』について。
この楽曲は映画主題歌のオファーが来てから作られたため、映画に寄せた内容になっています。
www.youtube.com歌詞について。
ヴェノムの主人公はいわゆる悪役で、スパイダーマンの敵役という位置づけですが、そのことについて考えた時、最初に出てきたのが『善と悪』についてだったそうです。
見方によって善悪は入れ替わり、本当の意味では存在しない。
意思の強い方が勝つ。
そんな考えをもとに歌詞が構築されました。
新しい風
一方、『EDENへ』について。
こちらは海外のアーティスト二名がクレジットされた異色な楽曲となっています。
常に新しい音楽を追い求める彼らは、外部からも良いところを吸収しようと思い立ち、何人かのメンバーはLAにて現地の音楽に触れてきました。
そこで日本では考えられないような手法、考え方を肌で感じ、それをUVERworldに落とし込んでいったそうです。
さらにボーカルにエフェクトをかけたり、海外のプロデューサーが作成したデモに足して人間っぽくない楽曲にしたりと、新しいステージへと連れていってくれる楽曲となっています。
さらに海外で感じた低音を活かしたとメンバーがそれぞれ答えているので、音源もそうですが、ライブではそこも聴きどころのひとつになると思います。
聴きどころ
『GOOD and EVIL』はどちらかというと、これまでのUVERworldの範疇の中で映画に寄せた楽曲となっています。
もちろん、最近彼らが積極的に取り入れているEDMなどの要素もありますが、MVを聞いても分かる通り、一度聞いただけでその良さが分かる出来となっています。
とはいっても、決して手を抜いているわけではなく、音色だけで100種類以上あるそうなので、力の入りようは相当なものです。
『EDENへ』について。
誠果さんは、『7th Trigger』を聴いた時のような衝撃を覚えたとコメントしていて、新しいUVERworld、そしてこれから重要なポジションを担っていく楽曲ではないかと答えています。
二曲通して、メンバーは生の楽器によるアンサンブルより、打ち込みなど音源としてどう表現するかというところにまだ関心があるようなので、従来のCREWの中にはそれを受け入れがたいという人もいると思います。
しかし、決してこれまでのスタイルを捨てるわけではなく、新しいスタイルを取り入れ、その中でこれまでのスタイルの楽しさを再認識したいというプロセスなので、次の曲でまたがらりとスタイルを変えてくる可能性もあります。
ライブに関しては、やはりバンドということもあって、生音を重視したスタイルに変えてきますので、音源とライブは別物としてどちらも美味しく聞いてもらえればと思います。
特典
今回の『GiGS』では、各メンバーに寄せられた質問に対する回答や『GOOD and EVIL』のバンドスコアも掲載されているので、CREWのみならず、バンドをしている方も要チェックです。
音楽的なことからそうでないことまで、メンバーがしっかりと答えてくれているので、素の彼らを見ることが出来るチャンスです。
おわりに
まだしっかりと音源を聞いたわけではないので、僕も感覚でしか書けませんが、間違いなく期待して良い楽曲だと思います。
それが、インタビューを通じて感じられました。
また初回限定盤には、まだDVD化されていない新曲の『ODD FUTURE』もパッケージされていますので、いち早く聞きたいという方はぜひ購入を検討してみてください。
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