おおきく振りかぶって

『おおきく振りかぶって 第153回『4市大会 24』ネタバレ感想

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前回、試合を決める大事な一球を沖が見逃し、三振が告げられました。

今回はそこから始まります。

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第153回『4市大会 24』

沖の見逃し三振で終わり、ゲームセット。

崎玉ナインが嬉しそうにホームに集まります。

整列して挨拶を終えると、審判は控室に戻り、その後を塁審をしていた崎玉の小山もついていきます。

彼は審判の一人に、沖が見逃した最後のボールが本当に入っていたかどうかを聞きます。

小山は誤審を疑っているのではと誤解され慌て、すぐ三塁側からはよく見えなかったと前置きした上で、ミットが外に動いたように見えたと説明します。

すると、質問を受けてくれた人は主審である荊木(いばらき)に声を掛けてくれ、小山に聞いてみるといいと促します。

 

ここで場面が変わり、円陣を組んで今日の反省をする西浦一同。

モモカンは今回と夏大会の違いとして石浪の力があるとしつつも、一人一人のパワーもかなり上がっていたと分析します。

そして何より、彼らは『西浦に勝つ』ことを目標にしていたことが最大の勝因となりました。

七回に市原が崩れたところで大量得点こそできましたが、それ以外はずっと崎玉のペースで試合が進んでしまいました。

ARCと手合わせできなかったのは残念ですが、モモカンは崎玉の執念に感心してしまったと話します。

もし佐倉の登板を知っていたら、もしあの牽制を警戒できていたら、石浪のリードを研究していたら勝てたかもしれませんが、崎玉はその可能性を潰していました。

モモカンとして、戦力的に西浦が崎玉に劣っているとは思っていませんが。それでも『絶対に勝ちたい』という想いが彼らを勝たせたと思うと話します。

そして、勝つことへの執念、こだわりが西浦には欠けていると。

これで春まで試合はないので、冬の間に勝つことについて考えていこうと締め、一同もはいっと意気込みを見せます。

お昼休憩を挟んで午後は一時半からですが、ここで田島は崎玉も昼食に誘わないかと花井に提案します。

これには花井も驚き、それを聞いていた三橋は声なき声で嫌だと表明します。

しかし田島は引かず、身長の低い石浪のバッティングの秘訣を聞いてみたくないかと説得。

教えてくれるか?弁当持ってきてるかも、と花井は遠回しに拒否しようとしますが、聞くだけ聞くと田島が動くので慌てて引き止めます。

しかし、意外にも意気消沈している沖も田島に賛成します。

さらに阿部も賛成し、勝手に崎玉に聞きに行ってしまうので、仕方なく花井も一緒に行きます。

その結果、崎玉の了承が得られたので、一同は急いでステーキガストに向かいます。

 

場面は変わり、入店した一同。

両者入り乱れて座りますが、まだ緊張しています。

注文をする中、田島は待ちきれず、石浪に高校通算ホームランを何本打ったか聞きます。

それに対して、練習試合込みなら今日で八本になったと石浪が答え、田島を驚かせます。

田島の真剣な表情に、石浪が少し気圧されています。

オレも打てるかなという田島に対し、打てないことはないだろと否定はしません。

田島は、いつもホームランを狙っていくつもりはないし、そもそも何本も打てるとは思っていませんが、それでも打ってみたいといいます。

石浪は、佐倉の方が自分より打っていると提案しますが、田島は身長について気にしているようです。

それを察した石浪は、手足が短い方がバッティングに有利だと考えていることを明かします。

これは田島にとって意外で、返事が遅れます。

ミートするにも飛ばすにも手足、特に腕が長い方がコントロールが難しく、背の高い選手は腕をたたむのに苦労していると根拠を示す石浪。

田島は言われてはじめて納得し、自分もそう思うと石浪の考えに賛同します。

しかし、石浪は目指すのもいいけれど、いつの間にか夢に縛られないよう気を付けた方がいいと忠告します。

田島にとって、彼の地に足のついた考え方が驚きで、生まれつき、農業の勉強しているから?とまくしたてますが、石浪にもよく分かっていません。

田島は石浪の意見を聞いた上で、今は頑張りたいと自分の気持ちを見せると、それは石浪も同じで、共感してもらえたことが嬉しくて抱きついていいかと聞きますが、お店を出てからとやんわり拒否されます。

そこに小山がようやく合流、一同に挨拶されて萎縮する中、花井の向かいの席につきます。

料理が運ばれてくる中、小山は今年度は一勝一敗ですねと話し出し、石浪に声を掛けます。

聞き耳を立てる沖。

小山の質問に対し、石浪は沖への最後のボールがストライクだったことを認めた上で、枠には入っていなかったことを明かし、これには沖も驚きます。

ここでいうストライクとは、『打て』という意味のストライクだと小山と石浪はいいます。

石浪に確認ができると、そうなんだ~と小山は机に突っ伏します。

それから顔を上げると、主審に最後のボールについて聞きに行ったことを明かす小山。

主審は外れてたとかボールとは明言しませんでしたが、見逃し三振の最後の一球は『打て』という意味のストライクだと話したそうです。

これには、沖も投げた市原も複雑な表情を浮かべます。

それを感じた石浪は、ストライクとは『打て』という命令形で、最後のボールだけでなく全部のストライクが『打て』という意味だと補足します。

小山は、本来はベースに少しもかすってなかったらボールだろ?と食い下がりますが、ルールブック的には違うと石浪は反論。

話の見えない花井が口を挟むと、小山は市原に対して、最後のボールはベースの上を通っていなかったことを明かします。

そして、沖にボールだから見逃したんだろ?と確認すると、沖はためらいがちに認めます。

小山は、大前提として審判は完全に公正であろうとしているとして、その一例として少年野球を挙げます。

あまりボールが続く投手がいるとストライクゾーンを少し広くし、それは当然相手チームにも適用されます。

同じ理由で、二ストライクからの決め球はストライクゾーンを少し広げてジャッジします。

投手と打者の勝負が五分五分であることが面白いのであって、投低打高の流れが止まらない中で、MLBでもNPBでも外を広めに取るように変わっていきました。

それは高校野球でも同じで、ボール球でもホームランを打つ選手が登場し、投手としては投げるコースがなくなってきたため、決め球は少し広めにストライクをとるようになっていました。

そして、九回二死フルカウントでは、その傾向が最も強くなる、と小山は締めます。

おそらく、八回であればボールになっていたでしょう。

花井は何かを言おうとしますが、納得できませんか?と小山が先に聞きます。

それに対して答えたのは阿部で、彼は審判のジャッジが絶対だと納得していました。

小山は驚きますが、阿部はルール上、ベースの上あたりくらいの決まりしかないと付け加え、それを言い出すと縦の範囲はもっと審判の裁量次第になると厳しいことをいいます。

そして、あの一球で勝負が決まったわけではなくそれまでの流れだってあり、それだけで崎玉の勝利にケチはつかないとして、今日は自分たちの完全な負けだったと認めるのでした。

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最後に

沖の戸惑った表情の意味がようやく明かされました。

とはいっても、それ一つをここまで掘り下げるのかと驚きました。

これくらい打者も意識した上で打席に臨まないといけないので、責任でいえば追い込まれて際どいボールを見逃した沖にあります。

なんと次回もこういった話が続くようなので、しばらくは話が進まないかもしれませんね。

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次の話はこちら。

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