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『がん消滅の罠 完全寛解の謎』徹底ネタバレ解説!あらすじから結末まで!

harutoautumn
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呼吸器内科の夏目医師は生命保険会社勤務の友人からある指摘を受ける。夏目が余命半年の宣告をした肺腺がん患者が、リビングニーズ特約で生前給付金を受け取った後も生存、病巣も消え去っているという。同様の保険金支払いが続けて起きており、今回で四例目。不審に感じた夏目は同僚の羽島と調査を始める。連続する奇妙ながん消失の謎。がん治療の世界で何が起こっているのだろうか―。

「BOOK」データベースより

年明けから色々な本屋で平積みにされていたので気にはなっていたのですが、先日ついに興味に負けて買うことにしました。

医療系のミステリーが元々好きなのですが、これが当たりでした!

イメージとしては、『チームバチスタの栄光』が近いでしょうか。

個性的な登場人物、現代医学の常識では解けない謎、そこに隠された真実。

どれも魅力的で、ものの数時間で読み終えてしまいました。

やはりガン領域は難しい用語も多かったので、少し読み飛ばした部分もありますが、分かりやすく丁寧に説明されていて、非常に好感が持てました。

また、結末も良かったです。

後付けともとれる設定もありますが、それでも想像の一つも二つも上をいく衝撃的なラストに、やられた! と唸ってしまいました。

今回は、そんな本書の魅力について解説したいと思います。

多大なネタバレになりますので、未読の方はご注意ください。

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登場人物紹介

ここでは、物語における主要人物たちをご紹介します。

解説に入る前の頭の整理になれば幸いです。

夏目典明

日本がんセンター呼吸器内科医師。

羽島悠馬

夏目の高校時代からの友人。同じく日本がんセンターの医師だが、臨床には携わっておらず、疫学研究に従事している。変人として病棟に知れ渡っている。

冬木紗希

夏目の婚約者、のちに結婚。文学部を卒業後、出版社で旅行雑誌を編集している。

森川雄一

夏目と高校時代からの長い付き合い。理学部数学科で修士課程修了後、大日本生命という保険会社に就職。調査部に所属。

水嶋瑠璃子

森川の優秀な部下。

西條征士郎

元東都大学医学部腫瘍内科講座教授で、最後の教え子が夏目。退職後、浦安にある湾岸医療センターで理事長を務めている。とある計画を遂行中。

宇垣玲奈

湾岸医療センターの呼吸器外科。西條のとある計画に加担している。

柳沢昌志

四十代後半。旧厚生省に入省後、独立行政法人総合医薬品医療機器機構(PMDA)に出向中。

小手調べ

夏目は江村理恵という末期患者に延命目的の抗がん剤治療を提案するも、彼女は拒否。

慈恩会という新興宗教の自然食品による療法に切り替え、その三か月、彼女の病巣は消えていた。

慈恩会は事前に自分たちの健康食品で彼女は治癒すると宣言していて、夏目は意図せずに宣伝に利用されていた。

その謎を知るために、夏目は高校時代からの友人である同じく医師の羽島に相談を持ち掛けた。

すると、羽島にはすぐに真実が分かったようで、胸部CT画像をの画像スライス厚をもっと厚めにして作り直すよう指示。

納得のいかない夏目だったが、指示通りにすると、血管の特徴が健康食品による治療前後で違うことが判明。

そこから江村は一卵性双生児の姉妹で、理恵の健康保険証で治療前はがんにかかった片方が、治療後はがんにかかっていないもう片方が診察に来ていたことが推測された。

羽島の発想力が発揮された話だったが、これはほんの序章に過ぎなかった。

十年前

過去に遡ること十年前、夏目は西條に頼み込み、西條が根負けする形で博士課程の学生として東都大学腫瘍内科で抗がん剤の実験をしていた。

この時点で、紗希は夏目の婚約者だった。

夏目は実験結果を西條に見せに行くと、学部長と西條に背格好や顔が良く似た事務長が西條に怒鳴り込んでいるところだった。

口論が終わると、夏目をいつもと同じ様子で迎え入れる西條。

部屋にあるホワイトボードには殴り書きでアイディアが書いてあり、「ネオプラズム」「救済!」の文字が見て取れた。

西條は結果に満足し、いくつか夏目に質問をする。

その中で腫瘍崩壊症候群(TLS)という言葉が登場し、これは腫瘍細胞が大量死する時に起こる緊急症の一つで、近年の抗がん剤の進歩によって固定がんでの報告が増えていた。

西條はこのTLSは避けられないものであり、用心する必要があると忠告している。

そんな中、西條は東都大学をやめることを明かし、それが原因で学部長たちと言い争いになったことを話す。

そして、彼はやりたい事として、こう言い残した。

「医師にはできず、医師でなければできず、そしてどんな医師にも成し遂げられなかったことをです」

夏目、羽島、森川、紗希の食事の場で、西條は妻を病気で亡くし、噂ではあるが娘が自殺していたことが明かされる。

四人は西條の言葉の意味を考えるが、答えは出なかった。

陰謀

浦安にある湾岸医療センター。

ここの呼吸器外科医である宇垣玲奈は柳沢昌志というがん患者の手術を行っていた。

彼女は『先生』(西條)のために、とある犯罪というべき計画に加担しているが心情から分かるが、具体的な内容はまだ明かされていない。

ここでは費用はかさむものの、がんドッグによって他の病院では見つけることのできない小さながんを見つけることができ、万が一転移したとしても、独自の治療法によってがんの進行を食い止めることができる。

それが優れた治療成績につながり、受診者の口コミによって患者はどんどん増えていた。

柳沢は総合医薬品医療機器機構(PMDA)に出向していて、新薬承認における審査などを行っている。

宇垣は彼にさらなる活躍を期待している。もちろん犯罪に手を染めるようなことをしても。

また、宇垣は西條の娘を殺した犯人も同時に探していた。

娘の体内に残っていたDNAの主が犯人であると仮定し、その持ち主を探しているが、今回もまた外れであった。

西條と宇垣の会話。

彼らは治療した厚生労働官僚の力により、日本がんセンターの職員の定期健康診断を受注することに成功していた。

これは、西條の娘を殺した犯人捜しのためである。

また、彼らの進めている計画は『救済計画』と呼ばれていた。

場面は変わり、柳沢の話。

彼は同期の山口の紹介で湾岸医療センターのがん検診を受けたが、そこでがんが見つかった。

しかし、宇垣から初期のがんであれば転移はまずないと説明され、安心して手術を受けるのであった。

場面は変わり、術後、柳沢は宇垣と面会していたが、彼女の恋愛とは違う熱心な視線に疑問を感じていた。

さらに場面は変わり、夏目は余命半年と見られている小暮麻里というがん患者を診ていて、臨床試験を行っている新薬による化学療法を提案する方針を決定した。

それを小暮に話すと、小暮が複数の生命保険に入っていること、障害を持った娘がいることを明かした。

完全寛解は五パーセントとかなり低い確率だったが、小暮は冷静だった。

生命保険の早期事故案件

森川の勤務する大日本生命ではある問題が起きていた。

夏目が診断書を書いた余命の短い患者が、存命の内に受け取れるリビングニーズ特約による死亡保険を受け取っていて、しかもその後完全寛解したという事例が四件も発生したことだ。

おまけに保険加入から保険金受取までの期間が短すぎるため、不正の疑いを持たれていた。

飲み会でその件について触れる森川だが、夏目は不正はしていないし、診断に間違いがないことを訴えていた。

転移

湾岸医療センターのがん治療の評判を聞いて、明らかに堅気ではない男や大物政治家などが多く通っている。

柳沢のその一人だが、術後の受診の際、まず起こるはずのないがんの転移が起きてしまったことを宇垣より説明された。

動揺する柳沢だが、手術時に採取したがん細胞を培養してテストを行った結果、ここの独自の治療法が適合する確率が極めて高いことが判明した。

しかし、それには高額な費用がともなう。

躊躇する柳沢だが、選択の余地はなく、その治療を受けることに決めた。

場面は変わり、森川と部下の水嶋は不正の有無を確かめるために、快復祝いと称して保険外交員と共に小暮のアパートを訪れた。

特に不審な点はなかったが、最初に湾岸医療センターを受診したのは娘の果鈴であり、小暮はそこでアレルギー科の受診を勧められ、受診したという。

そこで飲み薬を処方され、アレルギーの反応を抑えるための注射による減感作療法が行われた。

しかしその後、職場の健康診断で不審な点が見つかり、再度湾岸医療センターを受診。そこで保険加入を勧められる。

またがん関係の診察が混んでいたため、近くの塩浜総合病院を紹介され、そこでは珍しいがんだからという理由でがんセンターを紹介されていた。

夏目の治療によって完全寛解したという。その際にTLSの症状が出ていたが、夏目の治療によって事なきを得ている。

その後、上野で花見をする夏目、紗希、羽島、森川、水嶋。

小暮とした話を夏目に伝えると、以前にもがんの多発転移が見つかって紹介状なく湾岸医療センターからがんセンターに移ってきた患者いて、それが堅気には見えなかったことを明かした。

しかし、抗がん剤を何クールかやったが効果は出ず、湾岸医療センターに戻っていったという。

口コミこそ良いが、業界で見れば無名に等しい湾岸医療センターはどうも怪しかった。

森川は湾岸医療センターの患者の保険加入条件を調べることにした。

また、湾岸医療センターの理事長が西條であることが判明し、退職する時の言葉が蘇る。

保険記録から分かったこと

羽島の家で集まり、飲みながら調査結果を話す森川と水嶋。

湾岸医療センターの患者は初期がんであっても転移が起こりやすいこと、しかも年収が高いほどその傾向にあることが分かった。しかも、その後死んでいない確率も同様に高かった。

嘘の診断書であることも疑ったが、他の病院ではがんが確認されているため、その可能性は否定される。

そうすると、わざと転移させたという可能性が浮上した。

また詳しいデータを見ると、転移が起きている傾向が強い人間は社会的影響力が強い、もしくは反社会的勢力との繋がりが疑われる人間ばかりだった。

そこでお金だけでなく、何かの便宜や情報が得られそうな人間がターゲットになっている可能性を考えた。

転移させる方法として、一度取り除いたがん細胞を培養し、それを患者の体内に戻す方法があり、すでに動物実験では成功が確認されていた。

術後であれば色々な注射もするわけで、まずバレることはない。

しかし、それを立証する方法は現時点で見つからなかった。

湾岸医療センターの共謀者

救済計画を知っている人物は西條、宇垣、消化器外科部長の佐伯の三人であることが推測された。

彼らの発言から、患者のがんをコントロール出来ることが分かる。

また有力者の治療以外に、低所得者の救済案件というものがあり、これは西條の希望で行っているもので、宇垣と佐伯は乗り気ではない。

佐伯はがんに関与しておらず、大腸内視鏡でポリープの摘出を数多く実施していた。

さらにがんを完全寛解することを条件に患者を脅し、その伝手で多額の資金を得る予定であることが判明した。

また娘の仇を探す作業は十パーセント程度しか進んでいなかったが、西條はなぜか夏目と羽島の分析を急がせた。

直接対決

柳沢は今まで行ってきた治療が継続できないと告げられ、混乱した。

継続するには、柳沢の評価を上げるしかないと説明され、彼は理不尽な状況に立たされていた。

しかし、宇垣の要求はPMDAにおける抗がん剤の審査期間の短縮であり、安全性などを考慮すると、とても受け入れられる条件ではなかった。

しかも宇垣はこの件について異常ともいえる熱意を見せていて、柳沢は余計に困惑する。

結局、結論は出せず、一ヶ月間の猶予を与えられることになった。

そこで柳沢はがんセンターの夏目のもとを受診する。

すると、なぜか羽島も同席していて、二人は柳沢の明かしていないこれまでの事情を知っていることを話した上で、湾岸医療センターは詐欺を働いている疑惑があると告げた。

しかし、柳沢には進行性のがんが確かに見つかっていた。

そこで夏目と羽島が考えた仮説は、柳沢のがんに対してある種の抗がん剤が効くことを確認した上で、体内に戻したというものであった。

それならば、がんが進行しても、それに合う抗がん剤を知っているため、より良い治療成績をおさめることができる。

その仮説に納得した柳沢は、湾岸医療センターから治療の継続の条件があることを明かし、がんセンターで治療を受けることを決めた。

しかし、その後の検査で柳沢のがんに劇的な効果を示す抗がん剤がないことが判明し、柳沢は湾岸医療センターに戻ってしまった。

再びスタート地点に戻ってしまう二人だが、羽島の機転により、湾岸医療センターが小暮にしたことを突き止め、そのことをメールで西條に伝える。

すると、西條から二人に会いたいという旨の電話がかかってきて、直接会うことが決まった。

また、DNAの解析が終わり、娘の体内に残されていたDNAは羽島のものであることが判明した。

真実とあっけない結末

西條の指示に従い、海に浮かぶ屋形船で再会する三人。

昔話を楽しみ、話題は小暮のがん消失になった。

夏目が話す真実。

それは、小暮の腫瘍は別人由来のものだということだった。

本来であれば、他人のがん細胞は移植しても拒絶されてしまう。

そこで小暮のアレルギー疾患の治療と称して免疫抑制剤を投与し、その後に別人のがん細胞を投与したのです。

それによりがんは成長。

そして、免疫抑制剤をやめればがんは拒絶され、急速に消滅する。

唯一、免疫抑制剤をやめた後のTLSが懸念されるが、西條はそれを見越して、TLSに注意するよう教えて夏目の元に患者を送っていたのだ。

西條はその事実を認め、人間を救済するためには直接お金を渡すだけではだめで、死の淵を覗いて、そこから蘇って初めて魂が救済されると話した。

しかし、これはあくまで小暮の場合であり、柳沢や以前、夏目のもとを受診した榊原という堅気に見えない男のケースは、この理論では説明がつかなかったことを明かす羽島。

西條はそれには答えず、羽島に娘の恵理香のことを話し始めた。

羽島は彼女が偽名で名乗っていたため、西條の娘であったことを知らず、またすでに亡くなっていることに動揺した。

恵理香は暴行を受けたと嘘をついていたが、それは羽島を守るためのものであり、死因は羽島のDNAを持つがんによるものだった。

ここで場面は変わり、屋形船は陸に戻ってきた。

宇垣や榊原たちはそのタイミングを狙って西條を誘拐されてしまう。

その一週間後、西條のバラバラになった遺体が発見された。

犯人は以前から湾岸医療センターを訪れては騒いでいた患者と断定され、手術ミスによるがん転移に対する復讐が動機であると公表された。共犯者もいると推測されるが、黙秘しているという。

その報道に疑問を抱く夏目。

西條がこれまでの治療によって大きな力を得ていたことを知った。

しかし、それを追求する手は弱く、様々な思惑がうかがい知れた。

ただどちらにしろ、西條の死はほぼ間違いなかった。

また恵理香の死因について、彼女は羽島と過去に交際していたが、その時に胞状奇胎という異常妊娠をした。

そこから絨毛がんに進展する恐れがあり、その時は精子由来のDNAだけを持つことが知られていた。

さらに西條の死後、湾岸医療センターは業務を縮小することを決定した。

計画は終わらない

最後の種明かし。

蓼科の別荘にいる宇垣。西條の死から二か月が経過していた。

柳沢は湾岸医療センターに戻ってからも要求を拒み続けたが、がんが進行するにつれて弱り、部分的に治療して楽にすると、死の恐怖に負けて要求を飲んだ。

湾岸医療センターでは資産の管理は継続されていて、柳沢は完全寛解するための治療を受け始めていた。

話は少し前に戻り、別荘を訪れた佐伯との会話で種明かしがされる。

柳沢にほどこされている秘密。がんを確実に殺すために、宇垣たちは遺伝子組み換え技術を用いて、がん自らに自殺装置を組み込んでから患者の体内に戻していた。

自殺装置は、ポナステロンAという化学物質を取り込むと、複数の自殺遺伝子のスイッチが入るようにデザインされていた。

以前、夏目と紗希がしていた会話は、この部分の伏線になっていた。

また、これまでは偶然がんが見つかることに依存していたが、転移を起こす大腸がん細胞を人為的に作成可能であるという発表があって以来、状況は一変した。

佐伯はポリープを摘出し、この技術を取り入れて転移する大腸がん細胞を作り出していた。

さらに他のがん細胞についても、正常細胞のがん化に成功していて、まだまだレパートリーは増えるだろう。

しかし、ゲノム解析の速度は上がりつつあり、いずれ計画が露見してしまう危険性もある。

それまでに宇垣たちは人類が救済される世界を目指す必要がある。

さらに場面は変わり、西條と出会って間もない頃のこと。

恵理香はDNA検査の結果から、妻と不倫相手の子供であることが判明した。

理由として、西條は無精子症の夫婦のための精子提供ボランティアに参加したことがあり、それを伝えられた妻が受け入れることが出来ず、報復として別の男と子供をもうけることを思いついたことがあげられた。

娘の容姿は確かに西條に似ていたが、それは不倫相手が事務長であり、二人は顔や背格好が似ていたからだった。

西條は復讐と同時に、事務長を計画に組み込むことを考え、彼を拉致。

湾岸医療センターの地下でがん移植の実験台として使用し、鎮痛剤を用いずに末期がんの苦しみと完全寛解を繰り返した。

そして、二か月前、西條の身代わりとして事務長は殺され、世間から西條という男の存在を消すために利用された。

DNA検査をしても、世間的には恵理香は西條の子供だと認識されていて、事務長は恵理香とDNAが同じであることが判明するため、西條本人であるかのように偽装することができる。

最後に、西條が提供した精子によって生まれた子供。それが宇垣玲奈であったことが判明する。

おわりに

西條を追い詰めたように見えて、実は真実には一歩も二歩も届いていなかったという事実。最後の怒涛の告白には、してやられました。

やはり医療ミステリーは面白いです。

そして、皆さん、この機会に生命保険を見直されてはいかがでしょうか。

高額療養費制度があるとはいえ、それが何年も続けばとても払える金額ではありません。

健康な時には気にならないものですが、病気になってからでは遅いのです。

ミステリーとしての満足度が高いだけでなく、現実的なことを肌を持って教えてくれる、まさに第15回『このミステリーがすごい!』大賞受賞に恥じない名作でした。

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