おおきく振りかぶって

『おおきく振りかぶって 第149回 4市大会 20』ネタバレ感想

前回、二点リードの崎玉は追加点を狙おうと意気込み、対する西浦バッテリーもここで抑え、逆転へ繋げようと一歩も譲らない姿勢を見せました。

今回は、そこから始まります。

第149回『4市大会 20』

 

三番の沢村に対し、ファウルでカウントを稼ごうと内角低めにシュートを要求する阿部。

しかし、沢村はこれに手を出しません。

 

ボール球を振らない沢村に対し、今度はコントロールではなく球威を重視したストレートを投げますが、これも見送られて二ボール。

これ以上カウントを悪くするわけにはいかず、インコースのストレートを選択しますが、センター前に打たれ、ランナーを置いた状態で四番の佐倉を迎えます。

 

三橋は打たれたことを気にしますが、阿部はマウンドに駆け寄ると、切りかえるよう言います。

九回は二番の田島から始まるので、まだ二点差ならなんとかなります。

 

一方、佐倉も最後の打席だと今まで以上に意気込んで打席に入ります。

ベンチのモモカンは、一死だから四、五番を歩かせてもいい場面だと考えています。

 

阿部はこれまで佐倉が外角のボールを打っていることから、打ったコースの近くに投げてファールを打たせようと考えます。

対して三橋は外角高めはまずくないかと思いながらも投球。

 

佐倉は初球から打ってきますが、これはファール。

明らかに追い込まれている三橋に一呼吸入れさせるために、阿部は一度牽制を入れさせます。

 

沢村はこれで牽制が続かないと判断。

三橋が投球モーションに入ると同時に盗塁を仕掛け、投球はワンバンしてしまったため、阿部は二塁に投げることは出来ません。

 

佐倉はスイングしていたため、これで二ストライクです。

佐倉は同じ投手として、三橋の気持ちを察しつつも、全力で打つといい顔をします。

 

二塁に進まれたことでシングルも許されない場面。

一度外の変化球で様子を見て、次にインコースのストレートで攻めますが、佐倉はこれを打ち、センター前ヒット。

 

しかし、佐倉は打たされたことを自覚していました。

頭を使わずにこのバッテリーからホームランなんて打てないと思う一方で、石浪なら打てると確信していました。

 

ここで迎えるのは、五番の石浪です。

まだ一死一、三塁で、塁はまだ空いていて、六番は犠打一だけなので石浪を歩かせても構いません。

 

しかし、気持ちだけは向かっていけと阿部は厳しいコースを要求。

するとこれがストライクとなり、同じコースに要求するとこれもストライク。

 

石浪は慎重になるあまり、あっという間に追い込まれてしまいます。

クサイ球はカットする意識でいる一方、阿部は同じようなコースのボール球を要求。

 

しかし、コントロールミスをすれば打たれると怖気づき、阿部のサインに首を振ります。

阿部はそんな三橋に苛立ちを募らせつつも、尊重すると別の球で外角を要求。

 

阿部が怒った顔をしたことに気が付いていて、二度も首を振れない三橋は仕方なくそれに従います。

すると、球が指に引っ掛かり過ぎてしまい、石浪もドンピシャだと自信を持ってスイング。

 

ところがこれを引っ掛け、セカンドの栄口がファインプレー。

まずは二塁でアウトをとり、一塁に送球しますが、一塁はセーフ。

 

その隙に三塁の沢村がホームに向かって走り、沖がホームに送球。

阿部はこれをタッチアウトにし、三死チェンジ。

 

スタンドにいる保護者も大盛り上がりです。

西浦ナインがベンチに戻る中、三橋はなぜか泣いていて、阿部は思わずうぜえ!と怒鳴り、すぐに我に返ります。

 

明日のミーティングでどういうつもりだったのか聞かせてもらうと笑いますが、怒ったような笑みは逆に三橋を怯えさせます。

そんな中、マウンドの佐倉を見ていた控え選手の西広が、佐倉の球種なんだけど、と一同に呼び掛けます。

感想

 

なんとか凌いだだけでなく、西広が佐倉のクセか何かを見つけたような描写で終わったので、逆転のチャンスは十分にありそうです。

残すはあと一回。

 

悔いのないように頑張ってほしいと思います。

まだまだ目が離せない展開なので、次の話に期待です!